執筆者:水口貴博

子育て上手な親になる30の方法

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子どもは、小さな暴れん坊将軍。暴れるのが、お仕事。

子どもは、小さな暴れん坊将軍。暴れるのが、お仕事。 | 子育て上手な親になる30の方法

子どもに制限を与えてしまうことは、可能性を制限させてしまうことになります。

「あれもダメ。これもダメ」という教え方では「じゃあ、何をすればいいのか」と言うことになります。

特に子どもは「小さな暴れん坊将軍」です。

目の前にあることに力加減をすることなく、思い切ってぶつかっていきます。

これが子どものお仕事なのです。

暴れて当然。

そんなときに「あれもダメ。これもダメ」と言ってしまうのは、子どものお仕事を取り上げてしまうことになるのです。

人の迷惑になるようなことでなければ、どんどん思い切ってやらせてあげるほうが子どもには健全なのです。

私は小さなころから機械が大好きでした。

もともと私の父が機械関係の仕事に就いていたため、家の中には常に機械の部品が転がっていました。

そのために物心ついたときから、よく機械を使って遊んでいました。

コンデンサー、集積回路、スクリュードライバーを使って、機械を組み立てたり分解してみたりと、好きなことをし放題でした。

親は決して「それ以上はやるな」とは言いませんでした。

「好きなだけやりなさい」という許可を与えてくれました。

そのおかげもあって、私は興味のあった機械を思いきり体当たりできました。

そこで身についた知識や知恵が、今に生きています。

私がコンピューター関係の仕事に就いたことも、パソコンの知識を身につけサイトを立ち上げたことも、ここから由来しています。

子どものころに思う存分好きなことをさせてくれたおかげで、今の自分の力になっているのです。

子どものころに自分の人生を決める大きなことをやっていたのかと思うと、幼少期の教育は大切であることを思い知らされます。

これは私だけの話ではないはずです。

往々にして人生の道を決めるような「最初の1歩」は、ほとんどの場合、子どものころにあります。

子どものころに何に興味を持ち、どれだけ打ち込んだかがその人の一生を決めていきます。

子どもは暴れることが仕事だと言いました。

子どもが大人になってしっかり仕事をするためにも、子どものころに好きなことをどんどんやらせてあげないといけないのです。

子どもに対して「ダメ」という制限を与えることは、子どもの将来をつぶすことになりかねません。

それ以後の子どもの人生を大きく左右するほどの体験を制限されてできなければ、子どもは何をすればいいのでしょうか。

親の言うことをよく聞き、じっとしている子どもがいい子どもなのではありません。

親が発狂してしまいそうなほど、暴れん坊であることが子どもの仕事であり、将来への道につながるのです。

子育て上手な親になる方法(7)
  • 子どもに好きなことを、思う存分やらせてあげる。
たくさんの紙を与えてあげると、子どもの書く力はどんどん伸びていく。

子育て上手な親になる30の方法

  1. 子どもの一生を決めるのは、親の育て方しだい。
  2. 子どもは、失敗をする天才である。
  3. 教育の基本はとってもシンプル。
    「許す」と「教える」。
  4. 愛のない教育は、子どもにとってむしろ毒となる。
  5. 子どもは、真似の天才である。
  6. チョウを与えるより、虫取りアミを与えるほうがいい。
  7. 子どもは、小さな暴れん坊将軍。
    暴れるのが、お仕事。
  8. たくさんの紙を与えてあげると、子どもの書く力はどんどん伸びていく。
  9. 親の器の大きさが、子どもの器の大きさになる。
  10. 「できなかった話」の前に「できた話」をすること。
  11. 親の言葉遣いが、子どもの言葉遣いになる。
  12. 嫌がることをやらせても、本当に身につかない。
  13. よその子と比べないほうがいい。
  14. 子どもには、全力を出すことだけに意識させればいい。
  15. 子どもから、お金を取り上げてはならない。
    お金の勉強は、学校では教えてくれない。
  16. 遊びも立派な勉強となる。
  17. 親が勉強していると、子どもも勉強したくなる。
  18. 「じゃあ自分たちで、何とかしなさい」
  19. 親も、子どもから学んでいく。
  20. 子どもが生まれて初めて目にする人間関係は、お父さんとお母さんの夫婦関係。
  21. 親が、親の悪口を言ってはいけない。
  22. 親の習慣が、子の習慣になる。
  23. 「ありがとう」が言えない子どもは、社会に出てから苦労をする。
  24. 食事中のお説教はしない。
    せっかくのおいしい食事が台無しになる。
  25. 「うちの子に限って」という考え方はやめよう。
  26. 近所のおじさんおばさんにも、怒ってもらおう。
  27. いらいらしても、子どもの人格や存在は否定しない。
  28. 子どもの欠点を褒めるのは、親の仕事。
  29. 無条件に大切にすることが、愛である。
  30. いずれ自立する子どものために、親は子を育てる。

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