執筆者:水口貴博

面接で好印象を与える30のテクニック

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自慢の印象を和らげるのは「○○のおかげ」という一言。

自慢の印象を和らげるのは「○○のおかげ」という一言。 | 面接で好印象を与える30のテクニック

面接では、自己PRをします。

自分の強み・得意・実績などを話しますが、自慢話になりやすいため、表現の仕方に苦労するでしょう。

自己PRだから仕方ない面もあるでしょう。

しかし、できるだけ自慢の印象を和らげる工夫をしたほうが、面接官にとっても聞きやすくなります。

では、どうすれば、自慢の印象を和らげることができるのか。

それは「○○のおかげ」という一言を加えればいいのです。

「○○のおかげ」という一言があるだけで、自慢の印象はずいぶん和らぎ、聞きやすい言葉になります。

たとえば「TOEICは900点です」という自己PRがあるとします。

単にTOEICの高得点を話すだけでは、自慢のような印象があるでしょう。

そこに「○○のおかげ」を加えると、次のようになります。

「親や恩師からの支えのおかげで、TOEIC900点という高得点を取ることができました」

こう言えば、大きな実績を紹介しても、自慢の印象が和らぎます。

周りの支えにきちんと感謝できている様子も伝わるため、礼儀正しい印象も伝わるでしょう。

きちんと支援者への感謝ができる人間であることを表現できると同時に、実績もアピールできる話し方です。

この手法は、面接に限らず、日常会話でも使えます。

自分の実績を話す場面があれば、ぜひ心がけてみてください。

「できました」と語るより「○○のおかげでできました」と話すほうが、響きがよく、好印象です。

ちょっとした工夫で、あなたの印象が改善するのです。

面接で好印象を与えるテクニック(16)
  • 「○○のおかげ」という一言を加えて、自慢の印象を和らげる。
内容は同じでも、紹介する順番で、印象が変わる。

面接で好印象を与える30のテクニック

  1. 「見た目が9割」は本当か。
  2. コーポレートカラーを使った心理テクニックで、さりげなくアピール。
  3. 企業が求める人材を把握できなければ、ふさわしい受け答えができない。
  4. 面接で、ドアを開けたときの視線が重要。
  5. どんな気持ちで「よろしくお願いいたします」と言っていますか。
  6. 履歴書を面接に持参するときの注意ポイント。
  7. 自己紹介のときに、自己PRをしてはいけない。
  8. 言葉と態度が一致してこそ、説得力が生まれる。
  9. 面接は、自分を売り込む場。
    もじもじしていると、立派に聞こえない。
  10. どの企業でも嫌がられる印象。
    どの企業でも好まれる印象。
  11. どんなエピソードを交えて話すのが、最も効果的か。
  12. すぐ答えられない質問でも、すぐ相づちは打ったほうがいい。
  13. 「姿勢は美しいが、どこか不自然」という人の原因とは。
  14. 地味でも、礼儀作法がきちんとしていれば、面接官の心を動かせる。
  15. 余裕があれば、自主的に企画書を持ち込もう。
  16. 自慢の印象を和らげるのは「○○のおかげ」という一言。
  17. 内容は同じでも、紹介する順番で、印象が変わる。
  18. 第1志望であることを疑われないための3つのポイント。
  19. 真面目かどうかより、真面目な顔ができるかどうか。
  20. 聞かれてもいないのに、自分から欠点を言わない。
  21. 時事問題の知ったかぶりには、要注意。
  22. 否定や破壊的な意見より、肯定や建設的な意見。
  23. 意味のわからない返事では、コミュニケーションが成立しない。
  24. 就業意欲は、感情的ではなく、理性的に伝える。
  25. 「意欲や熱意が大切」と言うが、どうすれば伝えられるのか。
  26. 面識ができても、なれなれしくならない。
  27. 希望の勤務地を伝えると、選考では不利になるのか。
  28. 面接の練習をしたかどうかは、言わなくても伝わる。
  29. 残業を嫌がっていると誤解されない聞き方。
  30. 質問は、1つより複数のほうが、就業意欲が伝わりやすい。

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