執筆者:水口貴博

子連れ旅行で家族の絆を深める30の方法

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子連れ旅行で一番大切なことは、大人目線ではなく、子ども目線で考えること。

子連れ旅行で一番大切なことは、大人目線ではなく、子ども目線で考えること。 | 子連れ旅行で家族の絆を深める30の方法

ある程度の年齢になると、子どもと一緒に旅行を考えるようになります。

家族旅行です。

貴重な思い出を作ることができますし、家族の絆を深めるいい機会ですね。

しかし、やはり子どもと一緒に旅行となると、数多くの不安や悩みが出てきます。

迷子にならないか、暴れないか、泣き出さないかなどです。

そんな子連れ旅行を考えるときに、一番大切なことがあります。

あらゆる場面において、大人の目線ではなく、子どもの目線で考えることです。

親は、つい大人の視線で物事を考えてしまいがちです。

夫婦での旅行や、一人旅なら、多少の無理はできるでしょう。

しかし、子どもが一緒となると「我慢しなさい」で乗り越えられないこともあります。

体力も力もないです。

すぐ機嫌が悪くなって、泣き出します。

たとえば、旅行の日程を考えるとします。

親たちは、有名な美術館に行ってみたいと思いますが、子どもにはどうでしょうか。

美術に関心がある子どもならいいのですが、そうでない場合、退屈な時間になる状況が考えられます。

大人ですら理解に苦しむ美術を、子どもが理解するのは珍しいのではないでしょうか。

楽だろうと思って、観光バスに乗ったとします。

観光バスだけで回ると、バスに乗っている時間が長ければ、子どもは車酔いをしやすくなります。

スケジュールの都合上、バスを急に止めたり遅らせたりできません。

せっかくの旅行だからと、子どもと一緒に高級なレストランへ行ったとします。

大人にはリッチと感じる高級料理かもしれませんが、子どもには味気ないかもしれません。

もしくは、食べられない食事が出る場合もあるでしょう。

また、フォーマルな場に幼い子どもがいると、ほかのお客さんに迷惑になる場合もあります。

もちろんすべての子どもがそうとは限りませんが、そうした傾向を考えておくと、日程を立てる参考になります。

まず子ども目線で、考えるようにしましょう。

子どもが喜びそうな場所。

子どもにとって無理がない日程。

子どもが楽しみやすい観光地。

大人たちの都合は、まず一度捨ててください。

子どもに旅行パンフレットを見せて、行きたい場所を選ばせるのも、1つの手です。

子どもたちの都合に合うよう子ども目線で考えることが、子連れ旅行で一番大切なことなのです。

子連れ旅行で家族の絆を深める方法(3)
  • 子ども目線で、旅行を考える。
子どもとの旅行コースは、観光より娯楽施設を中心に。

子連れ旅行で家族の絆を深める30の方法

  1. 「もう少し成長してから」と思っていると、逆に思い出を作るタイミングを逃してしまう。
  2. 子連れ旅行を始める時期の目安は、3歳前後。
  3. 子連れ旅行で一番大切なことは、大人目線ではなく、子ども目線で考えること。
  4. 子どもとの旅行コースは、観光より娯楽施設を中心に。
  5. あらゆる乗り物の中で、自家用車ほど融通の利く交通手段はない。
  6. 「子連れ旅行の練習」は、車を使って10分で行けるところから始める。
  7. 子どもにとってパッケージツアーを、どう感じるか。
  8. そもそも「子連れ旅行」の目的は何だろう。
  9. タクシーを貸し切ったほうが安上がりの場合がある。
  10. 子どもが絶対に嫌がらない魔法の料理とは。
  11. 初めての土地でも、子どもが楽しめる場所を簡単に探し出す方法。
  12. 子どもは親と手をつなぐと、知らない場所でも怖くなくなる。
  13. 平日の旅行なら、通勤ラッシュに気をつけろ。
  14. 旅行の食費を少しでも抑えるために、食事を済ませてから出かける。
  15. 小腹対策にお菓子は不適切。
    お菓子の代わりになる、ある食べ物とは。
  16. パッケージツアーは、時間の短いものから慣れていこう。
  17. 子連れ旅行によって、子どもの目は、内から外へと向けられていく。
  18. 家族で旅行をするとき、ゲーム機の持参はよくない。
  19. 雨が降ったら気持ちいいと考える。
    雨の日を悪者扱いしない。
  20. 迷子のための連絡先は、持ち物ではなく、身につけているものに書いておく。
  21. 外で遊んでいると、つい忘れがちな日焼け対策。
  22. 高級ホテルが、必ずしも子どもにとって適切な宿泊施設とは限らない。
  23. 信頼できる情報源は、実は身近なところにあった。
  24. はしゃいでいい場所、いけない場所は、親がきちんと区別をする。
  25. 「旅行中止」という重大な決断が、逆に親への信頼感を深める。
  26. 子どもにとって飛行機の窓から見える光景は、もはや勉強だ。
  27. 子連れ旅行では、何でも妻に任せきりにしないこと。
  28. 泣き出した子どもを泣きやませようとして、陥りやすい悪循環。
  29. 旅先で泣き出した子どもを泣きやませる2つの方法。
  30. 子連れであることに引け目を感じる必要はない。
    子連れだからこそ得られる特権を利用せよ。

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