執筆者:水口貴博

人から愛される30の言葉の習慣

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「私も同じ経験があるよ」と言えば、友人は心から救われる。

「私も同じ経験があるよ」と言えば、友人は心から救われる。 | 人から愛される30の言葉の習慣

「料理中に包丁で手を切ったことがあります」と友人が告白しました。

ふと、自分にも同じ経験があることを思い出しました。

そのとき「自分も経験がある」と言おうかどうしようかと、迷う瞬間があります。

自分にも同じ失敗経験があると答えてしまうと、自分も相手と同じレベルということになります。

特に失敗談ほど、言いたくない気持ちが強くなります。

自分もばかだと思われてしまうからです。

かっこつけたい人は往々にして、ここで自分も同じ失敗経験があっても隠そうとします。

しかし、そういう共通体験があるときは、どんどん口にしたほうがいい。

「私も同じ経験があるよ」と言えば、友人は心から救われます。

「自分だけではなかったのか。あなたも同じなのね」と安心します。

そのときに心が通じ合い、仲間意識がさらに芽生えます。

共通の体験があると、意見や感情も共有しやすくなり、さらに親しくなれます。

コミュニケーションの達人ほど「私も同じ経験がある」と言います。

いろいろな経験をしている大人になるほど「同じ経験がある」という言葉は頻繁になるはずです。

どんどん口にしましょう。

失敗した体験なら、なおのこと、どんどん披露して自分の恥をさらしたほうがいい。

それはかっこ悪いことではなく、かっこいいことです。

たくさんの経験をしている事実もさることながら、素直に自分の失敗体験を披露できる潔さに、人間らしい魅力を感じるのです。

人から愛される言葉の習慣(11)
  • 「実は私もなんです」と同じ失敗経験を披露する。
「こら!」というのは愛の言葉。

人から愛される30の言葉の習慣

  1. 言葉を正す前に、両親との関係を正すほうが先決。
  2. 素直に「ありがとうございます」という感謝の言葉を伝える。
  3. うまく言えないときには「うまく言えない」でいい。
  4. いきなり用件から言い始めない。
  5. 言いにくい謝罪の言葉こそ、最初に言う。
  6. 最初から具体的な返事をする必要はない。
    抽象的でもいいから、すぐ返事をする。
  7. 平凡であろうと、最近あった話は何でも面白い。
  8. 相手が好きなキーワードを発見しよう。
  9. 「手伝いましょうか」ではなく「手伝わせてください」。
  10. 「変ですね」というのは、褒め言葉。
  11. 「私も同じ経験があるよ」と言えば、友人は心から救われる。
  12. 「こら!」というのは愛の言葉。
  13. 「嬉しそうだね」と言われると、本当に嬉しくなる。
  14. 一度も失敗したことがない人より、何度も失敗したことがある人のほうが魅力的。
  15. 「これでいいです」より「これがいいです」。
  16. もったいぶった話し方は感じが悪い。
    話したところで、がっかりされるのがオチ。
  17. 余裕がないときほど、乱暴になりがちな言葉遣いに注意する。
  18. いつの間にか、自分にしかわからない話をしていませんか。
  19. 世間知らずから抜け出す方法は「謙虚」である。
  20. 人生において「無理」という言葉は禁句。
  21. 考え方が対立しそうになれば「たしかにそうですね」と言う。
  22. 期待が外れても「期待外れ」を楽しめばいい。
  23. 誘いに断っても「誘ってくれてありがとう」というお礼を忘れない。
  24. 元気がないときは、元気が出るまで何度でもやり直す。
  25. 無言でスタートするより、声を出してスタートするほうが、勢いが出る。
  26. 最初から完璧にできる人はいない。
    最初は必ず間違えるもの。
  27. 「用意、どん」は、用意ができしだい、スタートする。
  28. 「出会えてよかった」という言葉ほど、嬉しい言葉はない。
  29. 明るい未来の話は、どんな薬より効き目がある。
  30. よい嘘なら、神様も許してくれる。

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