執筆者:水口貴博

仕事をスムーズに進める30の手順の工夫

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朝一と午後一の電話は、話がうまくまとまりにくい。

朝一と午後一の電話は、話がうまくまとまりにくい。 | 仕事をスムーズに進める30の手順の工夫

話をうまくまとめるときには、2つの時間帯を避けましょう。

「朝一」と「午後一」です。

もちろん緊急を要する内容なら、この限りではありませんが、一般的には思うようにいかない時間帯です。

あなたが、朝一や午後一から仕事を始めようとしても、相手の都合が悪ければ、噛み合わない状況になります。

朝一は、出社したばかりの時間帯のことです。

ほかの会社なら朝礼中であったため、適当に返事をされて、ろくに話を聞いてもらえないことになります。

夜中のうちにたまったメールチェックをしなければいけないため、朝はメールチェックに大忙しです。

私は朝一から電話をかけても「まだメールを見ていないから話がわからない」という状況もありました。

そもそも電話先で朝礼の話が聞こえてしまうのは、機密情報に関わるためよくありません。

午後一も同じです。

午後一は、まだ昼休憩から戻ってきていないため、電話をかけてもつながらない場合も多いです。

昼休憩から帰ってきていたとしても、昼休みの間にメールや仕事がたまっているため、相手はばたばた忙しい状況です。

こういうタイミングで電話をかけても、話をじっくり聞いてもらいにくいです。

こうした理由から、朝一と午後一の電話は、話がうまくまとまりにくい。

そうした失敗を、私は何度も経験しています。

もちろん緊急を要する内容はこの限りではありませんが、基本的に朝一と午後一は無難に避けるほうがいいのです。

仕事をスムーズに進める手順の工夫(9)
  • 朝一と午後一の電話は、できれば避ける。
神様は、あなたの段取りを試している。

仕事をスムーズに進める30の手順の工夫

  1. 計画を立てる手間が、最も手間を少なくさせる。
  2. 雨の日は、いつもより通勤に時間がかかる。
  3. 視覚からの刺激をシャットアウトすれば、疲れや体力が回復しやすくなる。
  4. 理由を3つ挙げるだけで、説得力は格段に向上する。
  5. メールによる賛成の募集は、返信不要を基本にする。
  6. 複数のペンは1本にまとめて能率アップ。
  7. 人間は、想像する生き物。
    イメージトレーニングを最大限に活用せよ。
  8. 仕事をスムーズに進めるキーワードは「3」。
  9. 朝一と午後一の電話は、話がうまくまとまりにくい。
  10. 神様は、あなたの段取りを試している。
  11. わざと長めに宣言して、早めに終わらせる。
  12. 真の交渉術とは、お互いのメリットを考えること。
  13. 「はい。
    わかりました」の後は必ず復唱する。
  14. 高級な包装紙と箱を使えば、プレゼントのグレードが向上する。
  15. アナログ式の時計をデスクに置くだけで、時間感覚は自然と身につく。
  16. なぜ段取りがいい人のデスクの上は、ひどく散らかっているのか。
  17. 段取りがいい人は、頻繁に使うものと、そうでないものを区別している。
  18. ワンフレーズを心がけると、自動的にキーフレーズになる。
  19. 「できるかもしれない」と考えていると、本当にできる。
  20. 知らない場所でも、人に聞けば迷わない。
  21. 真の引き継ぎとは「仕事」だけでなく「感情」までも引き継ぐこと。
  22. 試行錯誤をしていないうちから、諦めない。
  23. 人の数だけ、可能性は大きくなる。
  24. 成功する人は、他人の失敗を笑うのではなく、参考にする。
  25. テンプレートを使えば、手間と時間が激減する。
  26. 「こうすればうまくいく」という仕事の型を作っておく。
  27. 儀式があると、仕事がはかどりやすくなる。
  28. 「記号」や「略語」を使えば、メモする力が劇的に向上する。
  29. 休憩は「仕事の区切り」で入れると、ミスやトラブルが少なくなる。
  30. 大きな要求には段階がある。

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