執筆者:水口貴博

魅力的な文章を書く30の方法

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「アイデア」は、大当たりの宝くじ。ふと浮かんだアイデアで、魅力を表現できる。

「アイデア」は、大当たりの宝くじ。ふと浮かんだアイデアで、魅力を表現できる。 | 魅力的な文章を書く30の方法

魅力的な文章は「新しさ」から生まれてきます。

では、その「新しさ」は、どこで生まれてくるのでしょうか。

「新しさ」は「アイデア」から、生まれて湧き出てきます。

魅力的な文章を書くために、新しい文章を書き、新しい文章のためにアイデアを考えてみましょう。

アイデアは、自分の考えだけで生まれるアイデアだけが、すべてではありません。

自分で考えるアイデアは、実は「真似をしたアイデア」です。

前にもどこかでやったことがあるような、見たことがあるようなアイデアです。

それも、1つの手でしょう。

新しさを取り入れるためには、誰かの真似をすることも必要です。

しかし、本当のアイデアは「ふと、思いつくもの」です。

力まないで、前触れもなく、ある瞬間に突然やってきます。

アイデアが思い浮かぶ瞬間には、ある共通点があります。

アイデアが浮かぶときは「化学反応」が起こったときです。

良い例が、読書です。

読書は、著者と読者の2人の考えが混ざり合う化学反応です。

著者の考えと自分の考えを混ぜ合わせることで、新しいアイデアがふと、浮かんできます。

「著者の考え+自分の考え=アイデア」です。

混ぜ合わせるのは、何も本だけではありません。

テレビを見ているとき、友人と話しているとき、歌っているとき、叱られているときなどでも浮かんできます。

いろいろなことが自分と触れ合うことで、ある瞬間にふと、アイデアが出てきます。

アイデアは、日常ささいなことからも浮かんでくるものなのです。

大切なことは、その時浮かんだアイデアを、大切にするかどうかです。

ほとんどの人が、捨ててしまっています。

これでは、もったいない。

ふとしたアイデアで、人生が変わるかもしれません。

大金持ちになれるかもしれません。

なのに、アイデアを捨ててしまうのは、大当たりの宝くじを捨てるようなものです。

アイデアは、大当たりの宝くじなのです。

魅力的な文章を書く方法(24)
  • ふと浮かんだアイデアを、大切にする。
わくわくさせる「演出」を、するだけでいい。

魅力的な文章を書く30の方法

  1. 書きたいところから、書けばいい。
  2. 自分らしい文章を書くためには、力みすぎないことが大切。
  3. フォントで、文章のイメージが決まる。
  4. 真っ白な分厚めの紙を使うと、文章の評価が上がる。
  5. 一度にたくさん話すのではなく、1項目につき1つだけに絞ると、読み手は理解しやすくなる。
  6. 一気に書ききる「短期集中」のほうが、質が上がる。
  7. たくさんの色を使いすぎると、どこが大切なのか、読み手が混乱する。
  8. 長い1文は、お説教になってしまう。
    短い1文は、名文になる。
  9. 横書きは、横書きだけに統一する。
  10. 人生経験の奥深さが、文章の奥深さになっていく。
  11. 太字がない本のほうが、実は学びが深くなる。
  12. 抽象的なエピソードは、わかりにくい。
    具体的なエピソードが、面白い。
  13. 夜書いた文章を、朝、冷静になって読んで意味が通るなら、大丈夫。
  14. 書き手の波長と同じ読者が集まる。
    読み手の波長は、一致する。
  15. 「括弧」を使うと、読みやすくて理解しやすくなる。
  16. 口で言えないことは、文字にして伝えると、うまくいく。
  17. メールには、縁もゆかりもない人同士を引き付ける力がある。
  18. 悪口をやめて、褒める文章にすることで、明るい文章が出来上がる。
  19. 表現方法は、文章だけでない。
    音楽、演技、絵画、形でも、立派な表現ができる。
  20. 作家になりたいという「夢」があるなら、頼まれる前に書いている。
  21. キャッチフレーズがあるだけで、たくさんの人が引き寄せられていく。
  22. 「書くこと」は「自分を発見すること」だ。
  23. 「新しさ」が、文章の魅力になる。
  24. 「アイデア」は、大当たりの宝くじ。
    ふと浮かんだアイデアで、魅力を表現できる。
  25. わくわくさせる「演出」を、するだけでいい。
  26. 量をこなせば、夢が叶う。
  27. 読者を励ますフレーズがあれば、明るい締めくくりができる。
  28. 気持ちを共有できる文章を書くと、読者のストレスが軽くなる。
  29. 物事の善悪や成否は、説得力によって、決まる。
    一番大切なのは、説得力だ。
  30. 書き方は、自分で作る。
    自分が作る書き方こそ、自分らしい書き方。

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