執筆者:水口貴博

仕事に集中する30の工夫

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仕事の一部を、他人にお願いする。

仕事の一部を、他人にお願いする。 | 仕事に集中する30の工夫

いくらあなたが仕事のできる人間とはいえ、すべての仕事を1人で抱え込むのはよくありません。

100キロのバーベルは、鍛えれば持ち上げられるようになります。

しかし、1トンものバーベルは、もはや人間の限界を超える重さです。

どんなにトレーニングをしたとしても、持ち上げることはできません。

人間は「1人の限界」というものがあります。

1トンものバーベルは、1人の限界を超えているため、持ち上げられません。

しかし、大勢の協力があれば、持ち上げることが可能です。

協力さえ得られれば、今から、実現が可能です。

それは仕事においても同じです。

仕事ができる人は、何でもできる人ではありません。

自分の限界を知っているため、自分が限界と感じる仕事は、他人に助けを求められる人です。

他人に仕事の一部をお願いする手段を知らなければ、いずれ、大きくて重い仕事に押しつぶされることでしょう。

自分が抱えている仕事の一部を、ほかの人にお願いする勇気を持ってください。

他人に仕事をお願いするなんてプライドが許さない、と言っている場合ではありません。

しなければ、あなたが押しつぶされます。

より速く、より質の高い仕事の結果を出すためには、他人からの協力が必要です。

任せられる仕事は仲間に手伝ってもらい、あなたは自分だからこそできる仕事に専念すればいい。

分業することで、最小努力による、最大の成果を発揮できるのです。

仕事に集中する工夫(28)
  • 仕事の一部を委託する。
パンよりご飯のほうが、集中力が継続する。

仕事に集中する30の工夫

  1. 定時というタイムリミットを、強く意識する。
  2. やる気があるうちに、仕事を片付ける。
  3. 「いつでもいいよ」と言われた仕事ほど、すぐ取りかかる。
  4. 「仕事リスト」を作ってから、仕事を始める。
  5. 無駄な会議は、徹底的に廃止する。
  6. デジタル機器を、優秀な秘書にする。
  7. 部下同士の仕事を交代させると、人間関係がよくなる。
  8. 同じ種類の仕事は、まとめて片付ける。
  9. 例外を、1つも作らない。
  10. 言葉は省略をしてもいいが、適度さを守る。
  11. とにかく仕事に着手する。
  12. 仕事中に割り込まれる要因を排除する。
  13. 「始業時間前」と「昼休み」は、仕事に専念できる時間。
  14. 将来像を、上司に伝えておく。
  15. 同種類の仕事をついでに引き受けると、仕事は増えるどころか減る。
  16. 休憩は疲れたときに入れるのではなく、仕事の区切りに入れる。
  17. 読み終わったメールは、保存ではなく、削除する。
  18. 思わぬ仕事に対応できるよう、あらかじめ準備を整えておく。
  19. 仕事は、一気に片付ける癖をつける。
  20. コーヒーを飲むと、仕事に集中できる。
  21. すぐ片付く仕事から着手する。
  22. 仕事中の水分は、控える。
  23. 定時で帰って、十分に睡眠時間を取る。
  24. 大きな仕事は、短く区切ってから進める。
  25. チームミーティングを開かない。
  26. 最初の90分間を、最大限に活用する。
  27. 着手している仕事が未来にどうつながるのかを、把握する。
  28. 仕事の一部を、他人にお願いする。
  29. パンよりご飯のほうが、集中力が継続する。
  30. 仕事を逃れる努力より、仕事を済ませる努力のほうが小さい。

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