執筆者:水口貴博

大事な場面でチャンスをつかむ30の方法

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「許せない」と憎んでいるとき、自分が一番疲れてしまう。

「許せない」と憎んでいるとき、自分が一番疲れてしまう。 | 大事な場面でチャンスをつかむ30の方法

嫌いな人がいる。

憎い人がいる。

許せない人がいる。

あなたには、こうした人はいますか。

世の中には、さまざまな人がいますから自分と合わない人は、1人や2人、いるものです。

中には、ささいなすれ違いから、相手のことを憎んだり恨んだりしている人がいます。

しかし、相手のことが嫌いで憎んだり、恨んだりしたところで、自分にとって何の得にもならないことに、気づくことです。

いつも相手を憎み、敵対心を抱くのは、ひどく疲れるでしょう。

「許せない」と思い続けていることは、いわば、看守の仕事を24時間しているようなものなのです。

「絶対に許せない」と心の中で何度も叫び、最も疲れるのは自分です。

許せないと思うだけで疲れてしまうと、本来集中すべき日常生活に支障を来してしまいます。

一番集中すべき勉強や友人関係にまで回すエネルギーが、なくなってしまうのです。

いつの間にか、数多くのチャンスも失っていることでしょう。

許せないと思う人がチャンスをつかめないのは、つかめるほどの元気が残っていないからです。

つまらないことに、精神的エネルギーを使い、元気がなくなっているからです。

だから「許さないぞ」「あいつが憎い」という恨みを持っている人の表情は、いつも元気がなく、暗いのです。

念ずることだけにエネルギーの大半を消費してしまい、自分にはまったく良いことはありません。

まさに「百害あって一利なし」です。

タバコは肉体的に害を及ぼしますが、恨みは精神的に害を及ぼします。

どうしても許せない人がいるとき、大胆ですが、思い切って許してしまうことです。

気にすることをやめてしまうことです。

24時間の看守の仕事から解放されることになります。

大きな仕事を辞めてしまえば、ずいぶん心も体も軽くなるものです。

許してしまうだけで精神的負担がずいぶん軽くなり、本当に大切な日常生活にエネルギーを回すことができるようになります。

チャンスをつかむためのエネルギーも出てくるようになるのです。

大事な場面でチャンスをつかむ方法(26)
  • 許せない人を、許してしまう。
すぐ謝る人は、チャンスを大切にしている人。

大事な場面でチャンスをつかむ30の方法

  1. チャンスは、流れ星。
  2. チャンスを求めていないと、チャンスに出会えない。
  3. チャンスが現れる前から努力をしている人が報われる。
  4. チャンスをつかめる人は、つかめる習慣がある。
  5. チャンスが来るまで待たない。
    チャンスは自分で作り出す。
  6. チャンスは日常にあふれている。
    気づけない自分がいるだけ。
  7. 話しかけようか迷っているうちに、チャンスは消えてしまう。
  8. タクシーの運転手さんに話しかければ、思わぬ情報が手に入る。
  9. チャンスを生かす3大要素。
    「お金」「体力」「メンタル」
  10. メモを取る習慣は、チャンスをつかむ習慣。
  11. 当ててくれないのは、手を挙げないから。
  12. 「できません」と言って断らない。
    「難しい」という言葉を使おう。
  13. 感謝の言葉の後に、もう一言加えよう。
  14. お世話になっていない人にも「ありがとう」と言っていますか。
  15. 長いところにチャンスはない。
    短いところにチャンスがある。
  16. 長い行列で、不機嫌な表情をしない。
  17. 質問を交えて話しかければ、すてきな出会いが生まれる。
  18. 「今すぐ行動」の習慣で、チャンスがつかみやすくなる。
  19. 本を読んでも、行動しなければ意味がない。
  20. 約束時間の10分の違いで、印象はまったく異なる。
  21. お金のかからない表情は、笑顔が一番。
  22. 「want」を大切にすれば、自然とチャンスは巡ってくる。
  23. 相手が口にしていない声を聞くと、人間関係が向上する。
  24. 「無理です」と即答する人は、実は真剣に考えていない。
  25. 挨拶されるより、挨拶しよう。
  26. 「許せない」と憎んでいるとき、自分が一番疲れてしまう。
  27. すぐ謝る人は、チャンスを大切にしている人。
  28. 「でも」から話し始めると、チャンスが逃げていく。
  29. 本代は、チャンス代も含まれている。
  30. 誰もがやりたくないことに、チャンスがある。

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