執筆者:水口貴博

お金を使って心も豊かにする30の方法

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今は「所有をしない豊かさ」の時代。

今は「所有をしない豊かさ」の時代。 | お金を使って心も豊かにする30の方法

豊かさという考え方を、少し変えてみましょう。

「物を持つ」という豊かさから「何ももたない」という豊かさです。

物を持つほうが贅沢ぜいたくであるように思われがちですが、一概にそうとも言えません。

物を持つことが逆に、自分を縛り付けてしまっている場合があるのです。

たとえば、ビデオです。

ビデオは、たしかに個人が所有すれば、自由に使えます。

しかし、ビデオは何度見てもなくなることはありません。

たとえ何も録画されていないビデオテープですら、場所をとられ、掃除の手間も増えます。

たくさんのビデオはそれだけあなたに豊かさを与えているように思えますが、ビデオ屋に行けば数多くのビデオが待ち構えています。

あなたが苦労をしてビデオを録画するより、ビデオ屋に行ったほうが手早くて楽なのです。

今、ほとんどの映画が、レンタルビデオ屋に行けば勢ぞろいしています。

テレビで放映される日まで首を長くして待つくらいなら、さっさとビデオ屋に行き、借りてきたほうが効率いいのです。

見たいときに、見ることができます。

見終われば、返せばいいだけです。

ビデオという例をあげましたが、ほかにも当てはまることはたくさんあります。

着物、スキー用品、キャンプセットなど、今は何でもレンタルができる時代です。

これらは、毎日使う日用品ではありません。

1年にほんの数回程度、必要な物です。

常に、部屋の中に保管しておく必要はありません。

部屋に置くとそれだけ空間の自由が奪われ、あなたを縛り付けてしまうことになります。

物を持つことが必ずしも豊かになると限らないとは、こういうことです。

「必要なときに、必要な期間だけ借りる」というスタイルが、今の時代に合った「所有しない豊かさ」です。

所有をしない状態は、実は贅沢な生き方なのです。

お金を使って心も豊かにする方法(23)
  • 「所有をしない贅沢」を、味わう。
心地よい睡眠に、お金をかけてもいい。

お金を使って心も豊かにする30の方法

  1. 心を豊かにするためにお金を使おう。
  2. もしものときには、お金を使いたくても使えない状態になっている。
  3. お金は、自分磨きのために使おう。
  4. お金は時間と余裕を作るために、使う。
  5. 自由を手に入れるつもりで、かえって不自由が増えないか。
  6. 所有することにお金を使うのではない。
    手放すことにお金を使うのだ。
  7. 幸せは、どれだけ心を楽しんでいるかで計る。
    決してお金が基準ではない。
  8. 隠せば隠すほど、お金はどんどんと減っていく。
  9. 新しいものにお金をかけるのではなく、メンテナンスにお金をかける。
  10. プラスアルファの発想。
    もっと素晴らしいものになるようにお金を使う。
  11. 我慢が付きまとうことは、長続きしない。
  12. 自分磨きには、お金を惜しまないこと。
  13. 自分が楽しむために、お金を使うだけでいい。
  14. 新しい出会いにばかりお金をかけない。
    今の人間関係を深めるためにお金を使う。
  15. あなたに足りないものは、お金ではない。
    やりたいことなのだ。
  16. やりたいことを見つけるために、お金を使う。
  17. おいしい食事は、心も体も健康にしてくれる。
  18. 好きな人とのコミュニケーションは、電話よりデートにお金をかける。
  19. 損得で決めるのではない。
    楽しいかどうかで決める。
  20. お金を使って楽しければ、損をしても得に変わる。
  21. こだわりにお金を使うことが、心の豊かさにつながる。
  22. お金はあなたの家来。
    あなたが動かさなければ、動いてくれない。
  23. 今は「所有をしない豊かさ」の時代。
  24. 心地よい睡眠に、お金をかけてもいい。
  25. おすそ分けをすれば、人間関係も自然に深まる。
  26. 文化のある物を、実際に使ってみる。
  27. 物によって、ライフスタイルを向上させよう。
  28. お金を使わなければ、リッチになれない。
  29. テレビの中の人物は、あなたの友人ではない。
  30. 心の豊かさの基本は、親との関係にある。

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