公開日:2022年5月27日
執筆者:水口貴博

新しいことを始める30の言葉

9

きれいな字で書こうとするから、メモの習慣が身につかない。汚い走り書きで書こうとすれば、メモの習慣が身につく。

きれいな字で書こうとするから、メモの習慣が身につかない。汚い走り書きで書こうとすれば、メモの習慣が身につく。 | 新しいことを始める30の言葉

なかなかメモの習慣が身につかなくて悩んでいる人がいます。

そういう人に共通しているのは、きれいな字で書こうとしている点です。

メモを取るからには、きれいな字で丁寧に書かなければいけないと思っています。

もちろんきれいな字であるに越したことはありません。

きれいな字であるほうが見た目が良くて上品です。

ほかの人にメモを見られることがあっても、きれいな字であれば恥ずかしくありません。

しかし、ここが落とし穴があります。

きれいな字で書こうとするとき、ちょっと構える必要があります。

少し息を整え、指先の動きに注意を向け、1文字ずつ力を入れて書くことになるでしょう。

ほんのわずかなことですが、ここで心理的な抵抗が生まれるのです。

心理的な抵抗が生まれると、面倒な気持ちが強くなります。

メモを取ろうか迷ったとき、おっくうな気持ちが先に来てしまい「まあいいか」となります。

そうして結局、メモの習慣が身につかないのです。

あくまで自分のためのメモであれば、きれいな字で書く必要はありません。

走り書きで十分です。

驚くほど汚い字でもかまいません。

自分のためのメモですから、自分さえ読めれば、どれだけ汚い字でもいいのです。

そうすれば、思い立ったとき、さっとメモを取れます。

息を整える必要も、気合も入れる必要もなくなり、メモの習慣が身につくのです。

新しいことを始める言葉(9)
  • メモを取るときは、きれいな字は意識せず、汚い走り書きで十分と考える。
与えられた仕事だけをして満足しない。
与えられた仕事に付加価値を付ける。

新しいことを始める30の言葉

  1. 本を1冊選んで買うことは、それ自体が奇跡。
  2. 映画鑑賞の後は、新しいチャレンジのゴールデンタイム。
  3. 小さな変化を積み重ねていくにつれて「新しい自分」に出会える。
  4. フライングスタートは、成功の基本戦略。
  5. 勉強に年齢は関係ない。
    人は、何歳からでも勉強できる。
  6. 未知なるものへの好奇心は、最高のモチベーション。
  7. 重い腰を上げるのを、あと3分早くしよう。
  8. 笑われる恐怖を取り除く、魔法の言葉。
  9. きれいな字で書こうとするから、メモの習慣が身につかない。
    汚い走り書きで書こうとすれば、メモの習慣が身につく。
  10. 与えられた仕事だけをして満足しない。
    与えられた仕事に付加価値を付ける。
  11. グループレッスンより個人レッスンのほうが、挫折しにくい。
  12. 評価だけを基準にした選び方では、新しい冒険ができない。
  13. 「1年1テーマ」は、社会人にぴったりの勉強単位。
  14. 「自分軸」を持てば、振り回されない。
  15. 「もっと早く知りたかった」と思うことがあっても、悔やまない。
  16. 職場環境の良しあしは、社員の様子に表れる。
  17. 「とりあえず取っておこう」でよくあるパターンとは。
  18. 頭の固い人を説得するときは、根拠のある客観的データを突き出せ。
  19. 虹は、自然からのサプライズプレゼント。
  20. 成長の遅い人は、自分の経験からしか学ばない。
    成長の早い人は、他人の経験からも学ぶ。
  21. 1日に1つは「ちょっと難しいこと」にチャレンジしよう。
  22. 自分のほうが上の立場だから、挨拶は相手からするものと思っていませんか。
  23. 始めるきっかけは、立派なものでなくていい。
  24. 勢いを大切にするには、むやみに休憩を挟まないこと。
  25. 人は、学ぶことが好きな生き物。
  26. 倒れても立ち上がれ!何度でも立ち上がっていれば、いずれ相手は逃げていく。
  27. 前から気になっている通信教育講座に思い切って申し込んでみよう。
    人生の新しい扉が開いて、素晴らしいことが始まる。
  28. 好きなことなら、あまり疲れない。
    大好きことなら、いくらでもストレスに耐えられる。
  29. 棋士は投了の際「負けました」と口にする。
    負けを認めるから、次につながる。
  30. 「私は運が悪いんです」と嘆く人は、そう言うことで運を悪くさせている。

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