公開日:2022年6月4日
執筆者:水口貴博

人生観が変わる30の言葉

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ひどい言葉は、言った側は忘れていても、言われた側が覚えている。

ひどい言葉は、言った側は忘れていても、言われた側が覚えている。 | 人生観が変わる30の言葉

ひどい言葉は、言うほうは忘れていても、言われたほうが覚えているものです。

子どものころを思い出してください。

人からひどい言葉を言われて、強烈なショックを受けた経験があるでしょう。

ばかにされた一言、心をえぐるような悪口、悪質な誹謗ひぼう中傷。

ほんの一言であっても、ぐさっと心に突き刺さった言葉は、忘れようにも忘れられません。

子どものころの出来事にもかかわらず、大人になっても覚えているはずです。

ひどい言葉は、感情が激しく揺さぶられるため、記憶に深く刻まれるのです。

言葉は「便利な道具」である反面、使い方を誤れば「鋭い刃物」になります。

ひどい言葉は相手の心にぐさりと突き刺さり、心に傷を負わせます。

体の傷はしっかり休養を取れば比較的スムーズに回復しますが、心の傷は違います。

心の傷は治るのが遅く、体の傷より何倍も何十倍も時間がかかります。

程度によっては一生癒えない傷になることもあるのです。

ところが一方で、ひどい言葉を言った側は覚えていません。

言った瞬間に忘れます。

「あのときこんなひどいことを言ったよね」と問いだしても「そんなこと、言ったっけ?」という反応しか返ってきません。

知らないふりをしているのではなく、本当に覚えていないのです。

言った側には、傷を受けません。

傷を受けるのは、言われた側です。

加害者であるにもかかわらず覚えていないのは納得のいかない話ですが、これが現実です。

誹謗も中傷も、言う側は忘れますが、言われた側はずっと覚えています。

ひどい言葉を言われて心に深い傷を負った側は、ことあるごとに「あのときの一言は忘れられない」と恨むことでしょう。

言う側と言われた側には、記憶の残り方に大きな隔たりがあるのです。

ひどい言葉は、すべて禁句でいい

ひどい言葉は、とにかく言わないほうがいいのです。

うっかり口にした一言で、相手の心に深い傷を負わせてしまうかもしれません。

時には一生の傷を負わせてしまうこともあります。

自分の知らないところで、相手から恨まれ続ける可能性もゼロではありません。

しばらくたってから、後から面倒なトラブルに発展する可能性もあります。

ひどい言葉は、心で思うことはあっても、口に出さないことです。

悪口も誹謗中傷も、傷つく言葉はすべて禁句にするのが賢明です。

ひどい言葉を一切言わないようにすれば、人間関係のトラブルは大幅に減るのです。

人生観が変わる言葉(24)
  • 相手を傷つけるひどい言葉は言わない。
疑問が湧いたらすぐ調べる癖をつけることで、新しい自分に近づいていく。

人生観が変わる30の言葉

  1. 死を受け入れると、人生観が変わる。
  2. 憧れの人になるのはやめる。
    誰かになろうとしないで、自分を生きる。
  3. 嫌いなことは、できるだけ早く終わらせようとする。
    好きなことは、できるだけ長く続けようとする。
  4. 簡単にリセットボタンを押すのはやめる。
  5. あなたがやりたいのは、見栄を張ることか、好きなことをすることか。
    見栄のために、好きを犠牲にしていないか。
  6. あらゆる仕事は、社会につながっている。
  7. 過去に生きる人になってはいけない。
    未来に生きる人になろう。
  8. 人間には2通りの人しかいない。
    「偶然を待つ人」と「偶然を作る人」。
  9. 「私は絶対正しい」と思っていると、どんどん生きづらい人生になっていく。
  10. ぬるま湯の環境に居続けてはいけない。
  11. 人生で最もかけがえのない資産とは。
  12. 息継ぎが下手な水泳選手が採った、あるユニークな方法とは。
  13. 「○○だから好き」というセリフには要注意。
    「条件付きの好き」は、本当の好きではない。
  14. 素晴らしい景色は、カメラで撮るより、目に焼き付ける。
  15. 希望があるなら、きちんと伝えること。
    思っているだけでは伝わらない。
  16. 「死」があることを嘆いてはいけない。
    人生に終わりがあるから、生きることが楽しくなるのだ。
  17. 優勝したのに、悔し涙を流す人がいた。
  18. 「ありえない」が口癖の人は、人生で損をする。
  19. 運命を変えるのに時間はかからない。
    その気になれば、今すぐ変えることできる。
  20. 同じ時代を生きていても「日本の未来は暗い」と言う人と「日本の未来は明るい」と言う人がいる。
  21. 過去に挫折したからといって、完全に道が閉ざされたとは限らない。
  22. 歴史人物の家系図は勉強しても、自家の家系図を勉強する人は少ない。
  23. たまにはつらいことや悲しいこともあったほうがいい。
  24. ひどい言葉は、言った側は忘れていても、言われた側が覚えている。
  25. 疑問が湧いたらすぐ調べる癖をつけることで、新しい自分に近づいていく。
  26. どんなに笑われる状況であっても、理解者は必ず存在する。
  27. 「若さ」の定義なんて、あってないようなもの。
    一生若者でいることも夢ではない。
  28. 就寝前は、今日起こったラッキーな出来事を3つ思い出そう。
  29. 今日が平和であることを喜ぼう。
    平和ほど、幸福なことはない。
  30. 努力は、必ず報われるとは限らない。
    ただし、努力した事実と経験は消えない。

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