執筆者:水口貴博

お金持ちになる30の習慣

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お金が目的になってはいけない。お金は単なる手段。

お金が目的になってはいけない。お金は単なる手段。 | お金持ちになる30の習慣

お金を貯めることが人生の目的ではありません。

貯めてばかりのお金は、単なる精神安定剤となるお守りです。

お金は使ったときに効力を発揮します。

自分が生きるために必要な衣食住と、そのほかの願いを叶えるための道具がお金です。

自分の願いと交換できる道具ですが、お金が人生の目的にならないように注意が必要です。

お金を稼ぐことが目的になっていると、楽しめる道を歩めるとは限らないからです。

たとえば、お金を稼げる職業としては、医者や弁護士があります。

人間なら誰もが病気になるため、常に医者は必要とされ、そのうえ高い技術が必要であるため、医者は稼げると言います。

また弁護士なら、人間がたくさんいる世の中では対立やぶつかり合いがあります。

最近では、食べていけない医者や弁護士も出てきているようですが、世間全体から見れば、まだまだ高い需要があります。

しかし、問題なのは、医者や弁護士として成功している人は、好きな仕事をしているのであり、お金が目的ではない点です。

お金が目的で医者や弁護士をしていると、仕事でどこか手抜きをしたり、面倒で適当にやってしまったりします。

そもそも好きな仕事ではないため、やる気が長続きがしにくい可能性もあります。

お金が目的で仕事を選ぶと、人生の途中でつまずく可能性が高いのです。

私の父はお金に関してこう言います。

「お金を稼ぐことも大切だけど、それだけが人生ではない」

お金は単なる手段であり、お金が目的になってはいけません。

お金基準で物事を考えていると、どこかでおかしくなります。

幸せに生きるためにお金を稼ぐのであって、お金を稼ぐことが人生の目的になってはいけないのです。

お金持ちになる習慣(26)
  • お金は単なる手段だと考える。
ウインドーショッピングだけなら、お金は必要ない。

お金持ちになる30の習慣

  1. お金も性の勉強も、全然足りない。
  2. お金持ちには、お金に関する「習慣」がある。
  3. 徹底的な節約は、お金持ちになる基本。
  4. お金持ちになれても、家庭崩壊では意味がない。
  5. お金の節約はしても、人間関係まで節約をしてはいけない。
  6. 見るだけ・聞くだけなら、無料。
  7. 買い物は、できるだけ現金で買うほうがいい。
  8. チャンスはお金をかけないと、生かしきれない。
  9. お金の自慢は、身を滅ぼす習慣。
  10. 状況に応じて、共働きをする。
  11. 楽観的な性格は、お金にも愛される。
  12. 健康であるということは「時間」と「お金」を節約しているということ。
  13. 夫婦仲の良さは、お金を稼ぐための土台になる。
  14. 節約は「一時的」ではなく「習慣」にしておかないと意味がない。
  15. 親の勤勉さは、子に移る。
  16. お金を使った分だけ自分に返ってくる。
    よい影響も、悪い影響も。
  17. 一流に触れるほど「文化度」が高まっていく。
  18. お金と親友。
    どちらが貴い存在なのか。
  19. お金持ちは、楽をして稼ごうとしない。
  20. 成功している人は、好きなことを仕事にしている。
  21. お金の管理は、2人でするより、1人が代表して行うほうがいい。
  22. 自給自足で、健康と節約が手に入る。
  23. お金は、使えば使うほど増える。
  24. 家族旅行でけちってはいけない。
  25. 「長期的な視野」と「短期的な視野」を持って、お金と接すること。
  26. お金が目的になってはいけない。
    お金は単なる手段。
  27. ウインドーショッピングだけなら、お金は必要ない。
  28. お金のかからない習慣を持とう。
  29. 自分から、先に与えること。
    人に与えることで豊かになる。
  30. けちっていいものと、いけないものがある。

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