執筆者:水口貴博

何もいいことがないときの30の言葉

23

「どうでもいい」は、思考停止を促す言葉。

「どうでもいい」は、思考停止を促す言葉。 | 何もいいことがないときの30の言葉

「細かいことはどうでもいい」

「もう終わりだからどうでもいい」

「結果さえ出れば、プロセスはどうでもいい」

「どうでもいい」という言葉は、価値が感じられず、深く気にしないときに使う言葉です。

日常会話でもよく聞かれるフレーズです。

あなたも何気なく軽い気持ちで「どうでもいい」と言うことがあるかもしれません。

しかし、日常で聞かれる言葉とはいえ「どうでもいい」というセリフには注意が必要です。

「どうでもいい」は、思考停止を促す言葉だからです。

「どうでもいい」という口癖はやめておくほうがいい

「どうでもいい」という口癖は無礼で乱暴な印象を与えます。

話を投げ捨てたような、ぶっきらぼうな印象があります。

「どうでもいい」と言った瞬間、それ以上深く考えることもなくなります。

そこで話が完結して、強制終了になります。

結果として思考停止を促すことになるのです。

どうでもいいと感じても、突き詰めて考えれば、何らかの意味や価値がある

「どうでもいい」と言いそうになったとき、振り返ってみてください。

それは本当にどうでもいいのでしょうか。

突き詰めて考えれば、何らかの意味や価値があるのではないでしょうか。

「細かいことなんてどうでもいい」と言わないことです。

細かいことにも意味があります。

完成度は細部に現れます。

いい仕事や素晴らしい芸術作品には「細部にこだわっている」という特徴があります。

本質を決定するのは、こだわった細部です。

細かいことまできちんと仕上げることで、完成を高く評価されます。

「もう終わりだからどうでもいい」という発言もよくありません。

終了が決まっていても、丁寧な終わり方を意識することです。

終わりは、余韻に関係します。

きれいな終わり方をするからこそ、きれいに区切りをつけることができます。

きれいに区切りをつけることができるから、切り替えがうまくいき、次のステップもスムーズに歩めます。

「結果さえ出れば、プロセスはどうでもいい」という考え方にも注意が必要です。

結果があるのは、プロセスがあってこそです。

プロセスを手抜きすると、結果にも悪影響が及びます。

プロセスを大事にすることで、より素晴らしい結果も発揮できます。

「どうでもいい」という一言は禁句にしましょう。

「どうでもいい」という口癖があるなら、今日から改善に取りかかってください。

たとえ本当にどうでもいいことだとしても、もっと別の丁寧な言い方があるはずです。

たとえば「評価に値しない」「価値が認められない」「納得できるところが見当たらない」などです。

「どうでもいい」という一言の大半は口癖

「どうでもいい」という一言の大半は口癖です。

口癖になっていると、ことあるたびにいつの間にか言ってしまいます。

「どうでもいい」という口癖に心当たりがあるなら、注意してください。

深く考える機会が奪われ、思考停止が習慣になってしまいます。

意味を考える癖をつけることで、人生を楽しめます。

何もいいことがないときの言葉(23)
  • 「どうでもいい」を禁句にする。
嫌なことがあったとき、明るい表情でいるだけで、いいことをしたことになる。

何もいいことがないときの30の言葉

  1. 何もいいことがないのではない。
    いいことに気づいていないだけだ。
  2. 何もなかった日は、トラブルが起きなかった日。
    素晴らしい平和を実現できた1日。
  3. おいしいものを食べるだけで、いいことになる。
  4. 好きなことを我慢しない。
    好きなことにもっとお金をかけよう。
  5. 1週間に1回は、3つのことを流そう。
    「汗」「涙」「嫌なこと」。
  6. 元気を出すために本を読むなら、活字が大きくて、文字数が少ないものがいい。
  7. サービスの悪いお店は、運を奪い取られる。
    サービスのいいお店は、運を分け与えてもらえる。
  8. 神様からのご利益がないのではない。
    神様からのご利益に気づいていないだけだ。
  9. 踏んだり蹴ったりの1日でも、1つはいいことがあるはずだ。
  10. 恥ずかしがらずに、1人で高級レストランを楽しむ方法。
  11. あなたの頭では毎日「0.3ミリの奇跡」が起こっている。
  12. はやっていることは、頑固に拒むのではなく、素直に乗っかってみる。
  13. 「何か面白いことはない?」と聞かれたらこう答えよう。
    「面白いことだらけだよ」
  14. 飽食の時代に生まれただけで、あなたはすでに運がいい。
  15. 挨拶をされないのは、あなたが挨拶をしないから。
  16. 珍しい経験をするために、お金を払おう。
    「珍しい」というだけで、お金を払う価値がある。
  17. ぼんやりした時間を作って楽しもう。
    ぼんやりした時間が、楽しい人生を作り出す。
  18. 「最近面白いことがない」と言う人は、本屋に駆け込もう。
  19. 電車に乗ったら、車窓から景色を楽しもう。
    車窓からの景色は、電車が存在する現代だから楽しめる贅沢。
  20. 「今日は何かアクシデントがある」と思って出かけよう。
    何もないだけでラッキーと喜べる。
  21. この世で最もお金がかかる趣味とは。
  22. 誰とも話さない日もあっていい。
    ただし、長期にならないこと。
  23. 「どうでもいい」は、思考停止を促す言葉。
  24. 嫌なことがあったとき、明るい表情でいるだけで、いいことをしたことになる。
  25. 「何もなかった」を「すこぶる順調だった」と言い換えるだけで、見える景色が明るく変わる。
  26. 外出しなかった日も、きちんとお風呂に入ろう。
  27. 極楽は、バスタイムにある。
  28. 健康診断の結果が「異常なし」であっても、受診した意味はある。
  29. 「今日は何もいいことがなかった」と思うのはまだ早い。
    日付が変わるまで諦めない。
  30. 何もなかった日は、感謝の言葉で1日を締めくくろう。
    「今日も平和な1日をありがとうございます」

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