執筆者:水口貴博

一歩踏み出す勇気を出す30の方法

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「ポジティブ思考」で満足しない。「ポジティブ行動」に取り組む。

「ポジティブ思考」で満足しない。「ポジティブ行動」に取り組む。 | 一歩踏み出す勇気を出す30の方法

ちまたでは「ポジティブ思考が大事」といわれています。

ポジティブ思考とは、物事を肯定的・前向きに捉える思考法のことをいいます。

一般的に「ポジティブ思考は好ましいこと、ネガティブ思考は好ましくないこと」とされています。

書店に行くと、自己啓発書がたくさんあって、どれもポジティブ思考を教える内容が書かれています。

ポジティブ思考を否定する人はいません。

ポジティブ思考の人は、物事を明るく考えるため、幸せに生きることができます。

いつも明るく楽しい気持ちでいられ、笑顔も元気も増えます。

いらいらすることが減って、ストレスが半減して、心に余裕が生まれます。

幸せに人生を生きるためにも、ポジティブ思考は欠かせません。

日頃からポジティブ思考を意識している人も多いのではないでしょうか。

しかし、ここでよくある落とし穴があります。

「ポジティブ思考だけで終わっている」というパターンが多いのです。

ポジティブ思考を目指すのはいいですが、ポジティブ思考になって満足するのはまだ早い。

思っているだけでは何も変わりません。

頭の中が変わっても、肝心の行動が変わっていなければ、無意味です。

いくら前向きに考えることができても、あくまで思考だけで完結して、現実は何も変わりません。

ポジティブ思考の後のポジティブ行動こそ、本番

ポジティブ思考の後に大切なことがあります。

それが「ポジティブ行動」です。

ポジティブ行動とは、人を元気や幸せにする行動や、世のため・人のためになるような行動のことを言います。

ポジティブが行動があってこそ現実は変わります。

ポジティブになるだけでは、思考は変わっても、現実は変わりません。

ポジティブな行動を起こすことで、現実が変わります。

むしろポジティブ思考の後のポジティブ行動こそ、本番です。

ポジティブ行動は、小さなことでいい

ポジティブ行動とはいえ、難しいことではありません。

小さなことでいいのです。

  • 部屋の掃除をする
  • バスや電車で席を譲る
  • きちんと人に挨拶をする
  • 新しい趣味や習い事を始めてみる
  • 定期的に運動をして汗を流す
  • 勇気を出して新しい仕事に取り組んでみる

これだけでいいのです。

また社会に貢献する行動も大切です。

地域活動やボランティア活動に参加することも、立派なポジティブ行動です。

ポジティブ思考ばかりに気を取られ、ポジティブ行動を忘れていませんか。

実際は、ポジティブ思考よりポジティブ行動のほうがはるかに大事です。

現実を変えるのは「思考」ではなく「行動」です。

究極を言えば、ポジティブ思考がなくても、ポジティブ行動さえあれば、現実は好転します。

ポジティブ思考も大切ですが、きちんとポジティブ行動に取り組みましょう。

行動、行動、また行動。

ポジティブ行動こそ、本当のゴールです。

一歩踏み出す勇気を出す方法(3)
  • ポジティブ思考だけで終わるのではなく、きちんとポジティブ行動に取り組む。
できることすらしないと、できることが減っていく。
できることから始めると、できることが増えていく。

一歩踏み出す勇気を出す30の方法

  1. 負け惜しみを言う側になるのではない。
    言われる側になるのだ。
  2. ゆっくり行動するから、勇気が出ない。
    スピードを出して行動すると、勇気が出る。
  3. 「ポジティブ思考」で満足しない。
    「ポジティブ行動」に取り組む。
  4. できることすらしないと、できることが減っていく。
    できることから始めると、できることが増えていく。
  5. 「命までは取られない」と思えば、勇気が出る。
  6. 「自分のため」と思うと、勇気が出ない。
    「大切な人のため」と思うと、勇気が出る。
  7. 初対面で楽しく長話ができた人は、相性がよいと考えて間違いない。
    運命の人になるかもしれない。
  8. 勇気を出したいときは「アクション映画」がうってつけ。
  9. 嬉しいことがあったときは、記念撮影。
    悲しいことがあったときも、記念撮影。
  10. 100点主義だから、動けない。
    100点主義をやめると、動ける。
  11. 勧められたことは、すぐ試さないと、意味がない。
  12. 最高の上司は、自分。
    最高の部下も、自分。
  13. 「お金持ち」を目指すのではない。
    「お金を稼ぐ人」を目指す。
  14. 冗談の面白さは、言う側ではなく、言われた側が決めるもの。
  15. 「行き止まり」と思うから、行き詰まる。
    「単なる壁」と思えば、乗り越えられる。
  16. 悪い習慣を断ち切るなら、区切りにこだわる必要はない。
    区切りと成功率は無関係。
  17. いらいらすることに取り組まなければいけないときは、強い覚悟で乗り切る。
  18. 直接拍手ができないときは、心の中で拍手をしよう。
    心の拍手は、心をきれいにする。
  19. 職場の風景をよくするコツは、達成感。
  20. つまらない仕事を任されたら喜ぼう。
    面白くする方法を考える機会に恵まれたから。
  21. 普段から笑っている人は、いざというとき強い。
  22. 誇りを持てない仕事なら、誇りを持つ努力をしよう。
    どうしても誇りを持てないなら、今すぐ転職したほうがいい。
  23. もらい泣きは、我慢するものではなく、積極的にしていくもの。
  24. 「もう1歩、もう1回、もう1日」そう思いながら延々と続けていくのが、本当の努力。
  25. 「何だろう?」と疑問を持たせる言葉が、よいキャッチコピー。
  26. 怒ることは恥ずかしいこと。
    器が小さいことを公言することになるから。
  27. 「やめたほうがいいでしょうか」と聞くくらいなら、やめたほうがいい。
  28. 調子の良しあしを、運や偶然だけに頼ってはいけない。
  29. 明日は今日よりいい1日になる。
    根拠はなくても、そう信じよう。
  30. アクションを起こすだけで満足しない。
    大切なのは、アクションを起こし続けること。

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