執筆者:水口貴博

心に響く30の言葉

26

前回の話を思い出せないのは、真剣に聞いていなかった証拠。

前回の話を思い出せないのは、真剣に聞いていなかった証拠。 | 心に響く30の言葉

人と話をしているとき、前回の話になることがあります。

「ほらほら、以前に話したあのことだよ」

相手から促されるが、ぴんとこない。

聞いたような聞いていないような、曖昧な感覚です。

聞き覚えがあったとしても、うろ覚えではっきり覚えていない。

前回の話を思い出せないことがあるでしょう。

もちろん前回の話を思い出せないことは、誰でもまれにあります。

うっかり聞き逃すこともあるでしょう。

悪気はなくても、聞き流してしまうこともあるでしょう。

何から何まで完璧に覚えるのは誰でも厳しいでしょう。

特に疲れているときは、注意が散漫になるので、聞き逃し・聞き流しが起こりやすくなります。

人ですから、たまにうっかりすることもあります。

しかし、前回の話を思い出せない出来事が頻繁にあるなら、ある事実に気づいてください。

「たまたまだろう」

「ちょっとした不注意」

「記憶力が悪いのかな」

安易に考えて、軽く流してしまいがちですが、重大な意味が隠れています。

前回の話を思い出せないのは、真剣に聞いていなかった証拠です。

聞いていたつもりでも、実際はぼうっとしていて、話を聞き流していたことになります。

まずその事実に気づくことが大切です。

自分の悪いところは、なかなか気づきにくいもの。

自分では抵抗感があって認めにくいかもしれませんが、前回の話を覚えていない事実がなによりの証拠です。

少なくとも前回の話を思い出せないのは、真剣に聞いていなかった証拠ですから、事実を重く受け止めることが大切です。

事実を受け止めることが、改善にもつながります。

これから話を聞くときは、軽く聞くのではなく、真剣に聞くようにしましょう。

「真剣に聞こう」「しっかり理解しよう」「きちんと覚えておこう」と意識しながら聞けば、記憶に残りやすくなります。

また、相手の話に興味関心を持つことも大切なポイントです。

興味関心は、記憶力を高めるスパイス。

興味関心を持ちながら話を聞けば、自然と注意力・記憶力も上がるので、話の内容も覚えやすくなります。

印象深い話でないと覚えられないのはよくありません。

普通の話でも、きちんと覚えておくことが大切です。

もちろんすべてを細かく正確に覚える必要はありませんが、大まかに覚えておくくらいは必要でしょう。

前回の話を覚えていないと、相手も同じ話を繰り返さないといけないため大変です。

前回の話を覚えているから、話がつながり、仲を深めていけます。

心に響く言葉(26)
  • 前回の話を覚えていない自分の油断に気づく。
普段から頭を下げておかないと、大切な場面で頭を下げにくくなる。

心に響く30の言葉

  1. いいことがあるから、いい顔をするのではない。
    いい顔をするから、いいことがある。
  2. 褒め言葉は、いきなり否定するものではなく、まず感謝するもの。
  3. 失敗が悪いわけではない。
    失敗を隠そうとするのが悪いのだ。
  4. 幸福は気づきにくい。
    不幸は気づきやすい。
  5. 完全にぼうっとするのではない。
    問題を意識しながらぼうっとする。
  6. 世の中に完全な理解はない。
    「理解は誤解の一種」と心得る。
  7. 自分の才能を開花させるには「捨てる覚悟」が必要。
  8. 第一志望を受験しなければ、合格の可能性はゼロ。
  9. おしゃれでも、元気がないと、魅力的に見えない。
    おしゃれでなくても、元気があると、魅力的に見える。
  10. 他人の魅力は、真似するものではなく、参考にするもの。
    自分の魅力は、作るものではなく、引き出すもの。
  11. 怒りを感じるのはいい。
    怒りを爆発させるのがいけない。
  12. 現在は1つしかない。
    未来は無限にある。
  13. 始めるきっかけは何でもいい。
  14. 明けない夜はない。
    やまない雨もない。
    過ぎ去らない嵐もない。
  15. 頭で考えるのは大切。
    心で感じるのはもっと大切。
  16. 当たり前の生活習慣は、簡単であっても一番大変。
  17. 車のハンドルは「遊び」があるから、安全運転できる。
    人生も「遊び」があるから、うまくいく。
  18. 友情の絆は、急にできるものではなく、育てていくもの。
  19. 友情・愛情で大切なのは、物理的な距離より精神的な距離。
  20. やりたいことをやっている人は、成果にかかわらず、かっこいい。
  21. 人生の扉を切り開く鍵は、あなたの心の中にある。
  22. 肉体は消耗品。
  23. 知識の偏りを恐れるな。
    知識は偏りがあって正常。
  24. 注意されるうちが華。
    注意されていらいらしたら、心の小さい自分を反省する。
  25. 屈辱は、恥で終わるものではなく、バネにして晴らすもの。
  26. 前回の話を思い出せないのは、真剣に聞いていなかった証拠。
  27. 普段から頭を下げておかないと、大切な場面で頭を下げにくくなる。
  28. 1日1日がチャンス。
  29. 邪念が湧いて良心を失いそうになったら、天から神様が見ている様子をイメージしよう。
  30. 心に響いた名言が、あなたの人生を変える。

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