執筆者:水口貴博

真面目な人になる30の方法

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何でも真面目にしていいわけではない。人として正しい行為だからこそ、真面目が生きてくる。

何でも真面目にしていいわけではない。人として正しい行為だからこそ、真面目が生きてくる。 | 真面目な人になる30の方法

「何を真面目にするか」

そこが問題です。

真面目は大切ですが、真面目の対象を間違えないことです。

「真面目に行えばすべてよい」と思われがちですが、例外があります。

真面目にしてはいけない代表例は「社会や道徳に反する行為」です。

真面目は、社会ルールやモラルにのっとったことだからこそ有効です。

社会や道徳に反する行為は、真面目に行うことではありません。

たとえば、浮気や不倫です。

「真面目に浮気」「真面目に不倫」というのはあり得ません。

そもそも浮気や不倫は、重大な背徳行為。

人の道から外れています。

真面目どころか、むしろ不真面目な行為と言えるでしょう。

浮気をすれば、恋人を悲しませます。

不倫を犯せば、最悪の場合、家族や仕事も失う可能性もあります。

真面目に行うなら、浮気や不倫ではなく、貞操であることが大切です。

犯罪行為も、真面目にすることではありません。

罪を犯すこと自体が不真面目な行為。

「真面目に罪を犯す」というのは、明らかに矛盾しています。

罪の内容によっては、取り返しのつかないこともあります。

真面目になるなら、法を犯すことではなく、守ることを徹底すべきです。

真面目になるなら、人として正しい行為であることが大切です。

何が正しくて、何が間違いかは、あなたの良心が頼りです。

物事の善悪を尊重して、善をなそうとする道徳意識を持ってください。

自分は社会の一員であることを意識して、常に倫理や道徳にのっとった行動を心がけてください。

当たり前のことですが、再認識しておきたいポイントです。

現代社会は、さまざまな誘惑に満ちた世界です。

さまざまな情報によって感情を乱されることもあれば、甘い誘惑に惑わされることもあるでしょう。

「自分は大丈夫」ということはありません。

「自分は大丈夫」という人にかぎって、あっさり落とし穴に落ちます。

アルコールが入っていると、勢いで行動してしまうかもしれません。

特に欲が絡む場面では、善悪の判断を見失いやすい。

「少しくらい大丈夫」という油断が生まれたときこそ、襟を正しましょう。

一過性の感情に流されないこと。

甘い誘惑に惑わされないこと。

時には情報を遮断する必要もあれば、時には禁欲を貫くことも必要もあるでしょう。

常に理性と自制心を保ったうえで、判断や行動をしてください。

たとえマナーやルールとして明文化されていなくても、自分の良心と照らし合わせて考えることが必要です。

人として正しい行為だからこそ、真面目が生きてくるのです。

真面目な人になる方法(29)
  • 真面目に行うなら、人として正しい行為であることを心がける。
真面目を心がけても、家族や健康まで犠牲にしない。

真面目な人になる30の方法

  1. 真面目は、ビジネスでもプライベートでも大切な要素。
  2. 真面目になるために必要なのは、性格の改善ではなく、習慣の改善。
  3. 真面目で得をする7つのポイント。
  4. 真面目で損をする7つのポイント。
  5. 真面目な性格は、損をするのか。
  6. 真面目は「きちんとしたい」という気持ちから始まる。
  7. 喜んでくれる人をイメージすると、真面目な気持ちが湧いてくる。
  8. 「真剣」と「一生懸命」は、真面目な人の基本。
  9. 真面目な人は、責任感が強い。
    責任感があるからこそ、より良い仕事ができる。
  10. いきなり100パーセントの真面目でなくていい。
    まず1パーセントの真面目から始めよう。
  11. 約束を守ることは、真面目な人になる基本。
  12. 真面目な人は、最善を尽くす習慣がある。
  13. 計画と準備にたっぷり時間をかけたほうが、仕事はうまくいく。
  14. 安易な決断はしない。
    よく考えてから、決断する。
  15. すぐ人を頼らない。
    まず自分なりに努力してみる。
  16. 真面目な人ほど、余計な言い訳をせず、素直に謝る。
  17. 真面目な人は、自分に不利なことでも、正直に報告する。
  18. 無理をすることが真面目ではない。
    無理をしないことが真面目。
  19. 記憶力の過信はトラブルの元。
    きちんとメモを取る習慣を心がけよう。
  20. マナーやルールはきちんと守る。
    特に法律は絶対守ろう。
  21. 真面目な人は、感謝の習慣を大切にしている。
  22. 真面目な人になるには、身だしなみへの気遣いが欠かせない。
  23. きちんと遊ばないと、真面目になれない。
    遊びも、真面目になるために必要な要素。
  24. 横柄な態度は控える。
    謙虚な態度を心がける。
  25. 誘惑を断ち切る人が、目標を達成できる人。
  26. いつも冗談ばかり言っていると、大切な話のとき、信用されない。
  27. 断れない人が真面目というわけではない。
    きちんと断れる人のほうが、本当は真面目。
  28. 人のミスを笑う人は、自分がミスをしたとき、笑われる。
    人の失敗をばかにする人は、自分が失敗をしたとき、ばかにされる。
  29. 何でも真面目にしていいわけではない。
    人として正しい行為だからこそ、真面目が生きてくる。
  30. 真面目を心がけても、家族や健康まで犠牲にしない。

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