執筆者:水口貴博

半同棲で心がける30のマナーと注意点

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半同棲は、プライバシーの侵害が起こりやすい。

半同棲は、プライバシーの侵害が起こりやすい。 | 半同棲で心がける30のマナーと注意点

半同棲では、プライバシーの侵害行為に注意してください。

狭い空間で一緒に暮らしていると、パートナーのプライバシーを確認しやすい状況になります。

たとえば、机の上に通帳が置いてあると、邪念が湧いて、こっそり見たい衝動に駆られるかもしれません。

相手宛ての手紙が届けば、魔が差して、勝手に封を開けたくなるかもしれません。

パソコンや携帯電話にロックがされていなければ、簡単にメールを見ることができるでしょう。

しかし、いずれも言語道断です。

断りなく、勝手に通帳を見たり手紙の封を開けたりメールを読んだりするのは、プライバシーの侵害です。

一緒に暮らしていたとしても、無断で相手のプライバシーに触れるのは避けたほうがいいでしょう。

半同棲とはいえ、まだ夫婦関係・婚姻関係ではありません。

プライバシーの侵害は、相手を傷つけるだけでなく、自分の信用まで落としてしまいます。

「魔が差した」というのは理由になりません。

悪意がなかったとしても、プライバシーを侵害した事実に変わりありません。

承諾のない行為はトラブルの原因になります。

「見えてしまうから仕方ない」という言い分もよくありません。

簡単に見える状況だとしても、見ない心がけが大切です。

たとえば、顔を背けたり覆いを作ったりするだけでも、見たい欲求を抑えられるでしょう。

どうしても見たいなら、相手に許可を取ればいいだけです。

「見てもいい?」という一言だけで、トラブルを避けることができます。

相手の許可があれば、秘密であってもプライバシーの侵害にはなりません。

財布もカバンも引き出しも、勝手に中を見ない。

特に注意したいのは、日記です。

日記は、お金に関係しなくても、大切なプライバシーの固まりです。

興味本位とはいえ、1ページでも勝手に見ないこと。

分別ができる年齢ですから、理性と自制心をコントロールしておかなければなりません。

半同棲は、相手のプライバシーに触れやすい環境ですが、最低限のマナーだけは守る心がけが必要です。

半同棲で心がけるマナーと注意点(11)
  • プライバシーを侵害に注意する。
半同棲でも、所有物の扱い方を曖昧にしない。

半同棲で心がける30のマナーと注意点

  1. 半同棲とは何か。
  2. 同棲に抵抗があるなら、半同棲から始めるのも悪くない。
  3. 同棲と半同棲の5つの違い。
  4. お泊まり・半同棲・同棲の違い。
  5. 半同棲の5つのメリット。
  6. 半同棲の7つのデメリット。
  7. 半同棲は、賃貸契約違反に要注意。
  8. 同棲生活と夫婦生活は似ている。
    同棲生活と半同棲生活は違いが大きい。
  9. 半同棲では「期限付き」と「結婚前提」の条件は必要なのか。
  10. 価値観や生活習慣が違っても、安易に否定しない。
  11. 半同棲は、プライバシーの侵害が起こりやすい。
  12. 半同棲でも、所有物の扱い方を曖昧にしない。
  13. 半同棲の部屋のストレスを減らす、5つの工夫。
  14. 半同棲でも、家事の分担は必要。
  15. 半同棲の主導権は、原則として部屋の契約者にある。
  16. お金に関するルールだけは、きちんと決めておくこと。
  17. 半同棲の生活費を折半するときの基本的な考え方。
  18. 私物の持ち込みが限度を超えると、トラブルに発展するのは時間の問題。
  19. 気遣いと思いやりのある半同棲は、未来が明るい。
  20. 半同棲でも、恥じらいは必要。
  21. 共同生活において、我慢と諦めは、ネガティブよりポジティブに働く。
  22. 家事や節約を、頑張りすぎないこと。
  23. 半同棲の公表は、なるべく控えるのが賢明。
  24. 以心伝心にも限界がある。
    何から何まで「言わなくてもわかる」で済ませない。
  25. 原則として、半同棲では自宅に友人を招かないのが無難。
  26. 風邪を引いたとき、どうするか。
  27. 半同棲が相手の親にばれたとき、どうするか。
  28. 喧嘩をしたら、すぐ解消するより、まず冷却期間。
  29. 半同棲を解消するときの3つのポイント。
  30. 半同棲の中途半端を正すには、正式な同棲をするのが近道。

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