執筆者:水口貴博

つらい就職活動を楽しむ30の方法

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なりたい職業より、やりたい仕事。

なりたい職業より、やりたい仕事。 | つらい就職活動を楽しむ30の方法

就職活動をする人を大きく分けると、2種類に分類できます。

「○○になりたいです」という人と「○○をしたいです」という人です。

たとえば「CAになりたい」「警察官になりたい」などは、職業が目標になっています。

一見すると、それでもいい気がしますが、少し注意が必要です。

職業が目標になると、その職業に就いた瞬間、夢が達成されます。

CAになりたい人は、CAになった瞬間、夢が達成されます。

警察官になりたい人は、警察官になった瞬間、夢が達成されます。

そこで終わってしまい、先がないのです。

もちろんさらにそこから次の目標を見つければいいのですが、それができない人もいるのです。

本当に大切なのは、なりたい職業より、やりたい仕事です。

たとえば「人に教える仕事をしたい」「人の心を癒す仕事がしたい」などです。

やりたい仕事が最初にあって、次に、それを実現する職業です。

もし人に教える仕事がしたければ、それを実現できる職業はいくつかあります。

学校の先生・家庭教師・塾の講師などです。

職業の形は異なっても、やりたい仕事を実現できる職業の種類は、いくつもあります。

そのうえで、自分の好みや適性などと照らし合わせて考えると、より適切な職業を選択できるはずです。

なりたい職業は、なった瞬間に夢が達成される一方、やりたい仕事には終わりがありません。

仕事の奥を深めるため、知識や技術をさらに高めていこうとするでしょう。

そのほうが長期的に見て、仕事の充実感が得られやすく、知識や技術の向上も継続しやすくなります。

なりたい職業ではなく、やりたい仕事を見つけることです。

職業は、やりたい仕事を実現する手段にすぎないのです。

つらい就職活動を楽しむ方法(3)
  • なりたい職業より、やりたい仕事を目指す。
誰かに命令された道より、自分が選んだ道。

つらい就職活動を楽しむ30の方法

  1. 就職活動は、頑張るものではなく、楽しむもの。
  2. 就職活動における企業との関わりは、すでにビジネス。
  3. なりたい職業より、やりたい仕事。
  4. 誰かに命令された道より、自分が選んだ道。
  5. お金がなくても、勇気と行動力があれば、多くのことが補える。
  6. 心は熱くても、頭はクール。
  7. 就職活動ほど、多くの人と出会い、さまざまな話が聞けるチャンスはない。
  8. 友人と一緒に行けば、写真館も恥ずかしくない。
  9. 明るい気持ちだから、感謝するのではない。
    感謝するから、明るい気持ちになる。
  10. 周りを損得で評価すると、自分も損得で評価されるようになる。
  11. 手帳の予定を、シールで表現してみよう。
  12. 手間だと思うなら、手間を省く工夫をする。
  13. 寮生活は、さまざまなチャンスを一度に得られる、貴重な機会。
  14. 就職活動中に出会う人は、ダイヤモンドの原石。
    最初は普通の小石に見えても、磨くと輝き始める。
  15. 就職活動に使うお金は、自分への投資。
  16. 暗い性格は悪くない。
    悪いのは「暗い性格」という呼び方。
  17. 自由記入の欄がない。
    そのときどうするかで、差がつく。
  18. 面接は、応募者が企業を見極める場でもある。
  19. 面接会場まで遠いデメリットは、面接官の同情を引きやすいメリット。
  20. 「いつでもいいですよ」と言われても、できるだけ早い対応が基本。
  21. 丈夫な多機能ペンは、便利だけでなく、好印象にもつながる。
  22. 肉は、就職活動を成功に導く、隠れた味方。
  23. 働く意味がわからなくてもいいから、とにかく働く人が偉い。
  24. 友人との適度な雑談によって、考えが整理される。
  25. 業界に詳しい状態自体が、面接対策になる。
  26. 今もらい続けている不採用は、相性のよい1社と出会うための道しるべ。
  27. 即戦力がなければ、成長力でアピールすればいい。
  28. 堂々と発言するより、堂々と発言できないほうが、恥ずかしいこと。
  29. 悪いのは、いらいらさせる相手ではなく、いらいらしてしまう自分。
  30. 最初に非効率を経験しておくほうが、実は最も効率がいい。

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