執筆者:水口貴博

雑談の技術を磨く30の方法

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モテる人は、雑談で口説く。

モテる人は、雑談で口説く。 | 雑談の技術を磨く30の方法

モテる人は、案外気取った言葉を言わないものです。

気取った言葉を言わなければ、モテることができないわけではないのです。

モテる人であるほど、気取った言葉なんかより、雑談がうまいのです。

雑談がほかの人よりうまくて、いつの間にか相手を口説いてしまっています。

実は「口説き」とは「雑談」です。

いきなり人から「愛してる」と突然言われても、心の準備ができていないときは、驚いて何も言い返せなくなります。

しかし、何気ない雑談から始めると相手を驚かせることもなく、自然に入っていけます。

それでいて、相手に好意を持ってもらえる。

雑談をすることは、好きな人を口説くときにはもってこいなのです。

ナンパが上手な人は、この雑談からいつも口説いていきます。

私は高校1年のとき、体操部に入っていました。

同じ体操部員の同級生に「A」という男の子がいました。

Aはいつもモテます。

体操の練習試合のときも、一緒に練習をする相手校の女の子をさっそく口説いています。

Aとたまたま一緒にいたため、口説いている瞬間を見ていたのですが、私が最初思っていたほど、口説いてはいませんでした。

普通に「初めまして」から始まり、雑談しているだけです。

私は、これが彼の口説き文句なのだと思いました。

初めて会う人でも、普通に話しかけ、自然と仲良くなって、いつの間にか親密になるという流れが彼の口説きパターンだったのです。

気取った言葉など一言も使わずに口説くほうが、うまくいくのです。

雑談の技術を磨く方法(22)
  • 気取った言葉より、雑談で口説く。
「傷つける、傷つけられる」を、必要以上に恐れない。

雑談の技術を磨く30の方法

  1. 会話の達人とは、雑談の達人のこと。
  2. なぜ、好きでもない人に限って、仲良くなってしまうのか。
  3. ノウハウも結論も求めない。
  4. 中身のない話を、中身のある話に変えてしまえばいい。
  5. 会話は、テーマの脱線が面白い。
  6. テーマのない会話こそが、雑談。
  7. 細かいことに、こだわりすぎない。
  8. 無理やり話をまとめない。
  9. 答えをじらさない。
  10. 雑に会話をするから、雑談ができる。
  11. 体験談ほど、人が引き付けられる話はない。
  12. 雑談には、表情がある。
  13. うまく話そうと思えば思うほど、うまく話せなくなってしまう。
  14. 話の途中で思い出したことを、遠慮しない。
  15. 何でもいいから、返事はすぐする。
  16. 相槌上手は、雑談上手。
  17. 雑談とは、連想ゲームと同じこと。
  18. 一つ一つの会話を、短くしよう。
  19. 話の途中でも、切り捨てられる勇気を持つ。
  20. たとえつまらない話でも、笑ってあげる優しさを持つ。
  21. 雑談が、明るさを生み出す。
  22. モテる人は、雑談で口説く。
  23. 「傷つける、傷つけられる」を、必要以上に恐れない。
  24. 雑でも「礼儀」だけは忘れない。
  25. 「一生懸命さ」は、雑談を盛り上げるスパイス。
  26. 雑談は、共感していくだけでいい。
  27. 話したくないプライベートに、首を突っ込まないようにしよう。
  28. 沈黙も楽しむ雑談にしよう。
  29. 話に割り込んでしまったときには、元に戻してあげるケアをしよう。
  30. 思い出に残る話は、雑談から生まれてくる。

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