執筆者:水口貴博

就職活動で自己分析をする30の方法

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自分のことは、他人に聞こう。

自分のことは、他人に聞こう。 | 就職活動で自己分析をする30の方法

自分のことだから、自分が詳しいとは限りません。

自分で考える自分は、あくまで主観的な自分です。

自分のことは自分で考えるのが基本ですが、それだけでは不十分です。

自分に詳しいのは自分と思いがちですが、主観的すぎるため、客観的な視点が抜けていることがあります。

そこで必要なのが、他人からの視点です。

自分をよく知る人から、自分のことを聞いてみましょう。

家族・恩師・友人などです。

「私は、どんな性格に見えるか。どんな特徴があるか。どんな癖があるか」

そうしたことを、あえて他人に聞いてみるのです。

これを「他己分析」と言います。

できるだけ幅広い人から聞けば、自分の客観的な様子を具体的に知ることができます。

自分では気づかなかった一面に気づける可能性があります。

往々にして「自分から見た自分」と「他人から見た自分」は、一致しないものです。

自分では「だらしない性格」のつもりでも、他人からは「律義な性格」と思われていることもあるでしょう。

自分では「律義な性格」のつもりでも、他人からは「だらしない性格」と思われていることもあるでしょう。

逆の意見が聞けることも、珍しくありません。

意外な返事を聞いたときに動揺するかもしれませんが、貴重な意見として、落ち着いて受け止めることが大切です。

就職活動で自己分析をする方法(23)
  • 自分のことを、他人に聞く。
他人の意見が納得できなくても、すぐ否定しない。

就職活動で自己分析をする30の方法

  1. 就職活動のスタート地点とは。
  2. なぜ、自己分析が必要なのか。
  3. あなたは、まだ自分をよくわかっていない。
  4. 自己分析用ノートを作らないと、自己分析は始まらない。
  5. 自己分析を、哲学として考えない。
  6. 自己分析に焦りは禁物。
    ゆっくり時間をかけていい。
  7. 自分史を書いて、過去を振り返る。
  8. 自己分析では、ショックを受ける覚悟も必要。
  9. 自己分析の基本になる、3つの質問。
  10. 最初に考えるのは、職業ではなく、やりたいこと。
  11. 自己分析は、20歳以下で考える。
  12. 自己分析は、自分基準で進めていい。
  13. 写真を活用すると、過去を思い出す作業がはかどる。
  14. 意外に役立つ、成績表に書かれている先生の言葉。
  15. 団体行動のとき、あなたはどんなポジションに着きますか。
  16. 「自分には長所がある」と信じることが、長所を見つけるコツ。
  17. 褒められたことを、徹底的に思い出す。
  18. 長所も短所も見つかれば、そのままにしない。
  19. あなたの短所は、本当に短所?
  20. 自分の最大の特徴に気づく質問。
  21. 人生のターニングポイントは、何ですか。
  22. ジョハリの窓を使って、自己分析。
  23. 自分のことは、他人に聞こう。
  24. 他人の意見が納得できなくても、すぐ否定しない。
  25. 見落としがちな、初対面の印象。
  26. 予定のない日曜日。
    あなたは何をしますか。
  27. 自分が望まないことを知るのも、自己分析。
  28. あなたの潜在的魅力は、どこにあるのか。
  29. 職業や職種に結びつけるまでが、自己分析。
  30. 自己分析に区切りがついても、課題意識は持ち続けたい。

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