執筆者:水口貴博

圧迫面接に対応する30の対策ポイント

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応募者より面接官のほうが、おびえているかもしれない。

応募者より面接官のほうが、おびえているかもしれない。 | 圧迫面接に対応する30の対策ポイント

圧迫面接で大変なのは、応募者だけではありません。

あらためて考えると、圧迫面接を実施する企業も、大きなリスクを覚悟しています。

圧迫面接とは、面接官がわざと批判的・否定的な質問や発言をして、応募者の性格や資質を確認する面接手法です。

応募者を、ただ威圧すればいい。

軽い気持ちで圧迫面接を行っているように思えますが、そうではありません。

むしろ、圧迫面接を行う企業には、覚悟があると考えていいでしょう。

圧迫面接をする企業にも、リスクがあるからです。

圧迫面接によって悪い評判が広がり、企業のイメージや信用を損ねるリスクです。

悪い評判は、よい評判以上に、広まりやすい性質があります。

一度インターネット上の掲示板などに書き込まれれば、後から削除するのは難しいでしょう。

あっという間に広がれば、企業の評判や信用だけでなく、存続に関わる場合もあります。

大きなリスクを覚悟の上で、圧迫面接を行っています。

必死になって優良な人材を求めている証拠でもあるのです。

そう考えると、圧迫面接に対する印象も変わるのではないでしょうか。

おびえているのは、応募者だけではありません。

実際は、面接官もおびえているのです。

圧迫面接に対応する対策ポイント(27)
  • 圧迫面接を実施する面接官もおびえていることに、気づく。
実際に仕事を始めると、圧迫面接より大変なことがたくさんある。

圧迫面接に対応する30の対策ポイント

  1. 圧迫面接の意味と理由。
  2. 圧迫面接は、事前の告知が行われない。
  3. 偉そうな面接官の登場は、圧迫面接のサイン。
  4. 圧迫面接での正しい対応は、1つのみ。
  5. 圧迫面接で避けたい、5つのリアクション。
  6. 圧迫面接をされやすい人、されにくい人。
  7. 「こんな面接をする企業なら不採用でいい」と思う自分に注意。
  8. 精神力が弱ければ、笑ってごまかせばいい。
  9. 面接官の中途半端な態度に、負けるな。
  10. 「意地悪なふりをしている」と思えば、面接官の悪態も、ほほえましく思える。
  11. 期待されているからこそ、厳しい言葉を言われる。
  12. 実は、無気力な圧迫面接もある。
  13. 笑顔を批判されたときの答え方。
  14. 第1志望を疑われたときの答え方。
  15. ハードな仕事が多いと詰め寄られたときの答え方。
  16. 成績を批判されたときの答え方。
  17. マッチングを否定されたときの答え方。
  18. 面接官の険しい表情に、つられない。
  19. 話し方について批判されたときの答え方。
  20. 顔色の悪さについて指摘されたときの答え方。
  21. 暗い性格について指摘されたときの答え方。
  22. 企業との適正について疑われたときの答え方。
  23. 希望の配属先に行けなかった場合について質問されたときの答え方。
  24. 内定の有無について問い詰められたときの対応。
  25. 不採用にする人を選ぶように言われたときの答え方。
  26. 圧迫面接は、難しく思えて、実は簡単。
  27. 応募者より面接官のほうが、おびえているかもしれない。
  28. 実際に仕事を始めると、圧迫面接より大変なことがたくさんある。
  29. 圧迫面接と思うのは、まだ面接の準備が不十分である証拠。
  30. 圧迫面接の厳しい言葉は、ありがたい。

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