執筆者:水口貴博

50代がしておきたい30のこと

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最も出費が多い50代。考えるべきポイントは、消費ではなく投資。

最も出費が多い50代。考えるべきポイントは、消費ではなく投資。 | 50代がしておきたい30のこと

50代は、人生で最も出費が多い10年間です。

子どもは大学生になり、学費が急に増えます。

一戸建てを購入すれば、毎月のローンが重くのしかかります。

出費ばかりが増え、うんざりしている人も多いことでしょう。

しかし、支出ばかり考えるのはよくありません。

出ていくお金ばかりに注意を向けていれば、気持ちまで暗くなって当然です。

少し考え方を変えてみてください。

出費は「消費」ではなく「投資」と考えるのです。

たとえば「子どもの学費にお金がかかる」というのは「子どもの教育に投資している」と考えることができます。

お金はかかりますが、子どもは学校で有意義な授業を受け、ぐいぐい成長できます。

「家のローンが苦しい」というのも、無駄な消費ではありません。

一戸建てを持つことで「家庭に投資している」と考えることができます。

おかげで、パートナーとの関係が良好であったり、子どもも落ち着いて勉強できたりします。

子どもや家庭に投資をしているのですから、意味があります。

決して無駄な出費ではないのです。

そうしたことに気づけば、気持ちが明るくなってきませんか。

人生で最も出費が多い50代は、同時に最も投資が多い時期と考えることができます。

50代は、そういう時期です。

出費ではなく、投資と考えることです。

お金の工面が大変な10年間ですが「最も投資をしている時期だ」と考え、乗り越えましょう。

50代がしておきたいこと(2)
  • 「たくさん投資をしている」と、考える。
年相応という意味を、誤解していませんか。

50代がしておきたい30のこと

  1. 50代の可能性は、重点の置き方で決まる。
  2. 最も出費が多い50代。
    考えるべきポイントは、消費ではなく投資。
  3. 年相応という意味を、誤解していませんか。
  4. 「今が人生の半分」と考えてみる。
  5. 年齢による印象は、口にするときの態度で決まる。
  6. 50代は、いま一度おしゃれを意識する時期。
  7. 白髪を隠すおしゃれもあれば、白髪を見せるおしゃれもある。
  8. 満足のいく人生のために、今、何ができるか。
  9. 健康維持のキーポイントは、高い健康意識を維持すること。
  10. 礼儀があるから、いい人間関係が、いつまでも続く。
  11. 節目を迎える結婚記念日は、自分の誕生日より大切。
  12. どれだけ社会的に成功しても、家族と仲が悪くなれば、失敗。
  13. 子どもの学費は、最優先する。
  14. 自立したがる子どもを、無理に引き止めない。
  15. 責任もストレスも多い50代だからこそ、羽目を外す時間が必要。
  16. 今度はあなたが、よき助言者になる番。
  17. 楽しそうに仕事を頑張る姿が、部下への手本。
  18. 自分の言い分が正しくても、強要させるのはよくない。
  19. そこそこの生き方では、そこそこの喜びしか味わえない。
  20. 趣味が、あなたを幸せにする。
  21. 故郷に感謝すると、心に力がみなぎる。
  22. あなたがこれから歩むべき道は、古い友人が知っている。
  23. 同窓会ができるのも、最後になるかもしれない。
  24. 両親の前で笑顔になるのが、よい子ども。
    わが子の前で笑顔になるのが、よい親。
  25. 「なぜ」を口癖にするだけで、哲学者になれる。
  26. ショック療法で、再び緊張感を取り戻す。
  27. 「収入と支出」「資産と負債」について、きちんと考えておく。
  28. 空の巣症候群にならないために、子ども以外の生きがいを持つ。
  29. 満足に仕事をやり遂げるから、気持ちのいい定年が迎えられる。
  30. 定年退職の後は、どういう過ごし方をする予定ですか。

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