執筆者:水口貴博

見やすいプレゼン資料の30の作り方

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ヘッダーには、会社のロゴを入れよ。

ヘッダーには、会社のロゴを入れよ。 | 見やすいプレゼン資料の30の作り方

ある日、私は不思議な錯覚に遭遇しました。

プレゼンの資料を作成するうちに、ささいなことで急に資料の見栄えがよくなるポイントを発見したのです。

大したことではありません。

ヘッダーに会社のロゴを入れただけです。

資料の内容は変えなくても、資料のヘッダーに会社のロゴを入れただけで、全体の見栄えや信頼度が一気に増したように見えました。

資料から発せられる雰囲気といい信頼度といい、違うのです。

これは不思議です。

ほとんどの会社では、会社を想像するロゴが存在するはずです。

そのロゴを適切なイメージ画像に変換し、資料のヘッダー部分に組み込みましょう。

もし、会社のロゴが存在しなければ、社名だけでも結構です。

不思議なことに、会社のロゴが入っているだけで、資料の見栄えが急によくなります。

特に大企業であるほど、会社のロゴマークというのは絶大なる威力を発揮します。

会社のロゴマークはブランドマークであり、強力な信頼の力が帯びています。

見る人にとって、会社のロゴが信頼できるマークの1つになり、信頼できる内容に見えてくるのです。

たとえ、零細企業でも、やはり会社のロゴマークは、ないよりあったほうがいい。

資料のヘッダーには、必ず会社のロゴを入れるようにしましょう。

手間暇かからず、資料の見栄えや信頼度を上げる方法なのです。

見やすいプレゼン資料の作り方(15)
  • ヘッダーには、会社のロゴを入れる。
イラストより写真のほうが、現実感がある。

見やすいプレゼン資料の30の作り方

  1. プレゼンの資料は、1から作らない。
  2. 目次から作れば、スムーズに作成が進む。
  3. 資料全体を通して大事なのは、統一感。
  4. 無意識のうちに確かめる視線の動きに合わせて、資料を作成する。
  5. プレゼンの資料は、1枚1分を目安に作成する。
  6. 複数の資料を使うなら、あらかじめ資料番号を振っておくこと。
  7. 「箇条書きのほうがよいのではないか」と、問いかけながら資料をチェックする。
  8. 動きのある機能には要注意。
    頼っても、頼りすぎるな。
  9. 専門用語の説明は、口頭だけで終わらせない。
  10. 凝りすぎた資料は、おおむね失敗する。
  11. 夜に作成した資料は、行きすぎた内容になりやすい。
  12. 資料では、色を使いすぎるより、限定したほうがいい。
  13. 使う色は3色までに限定すれば、自然と見やすい資料が出来上がる。
  14. 資料にはページ数をふり、ページ数で見るべき場所を指示する。
  15. ヘッダーには、会社のロゴを入れよ。
  16. イラストより写真のほうが、現実感がある。
  17. プレゼンの資料作成で大切なのは、量より質。
  18. 「30ページ以内・30分以内」を目安にする。
  19. 「ここだけの話」があるプレゼンは、評価が上がりやすい。
  20. お客さまに提出する資料に、再生紙は使わない。
  21. 会社のロゴの扱いには、細心の注意を払うこと。
  22. 「データ」を示すと、説得力は倍増する。
  23. 資料のチェックは、逆の視点から見るほうがいい。
  24. 文字のサイズは、全体的に大きくする。
  25. スライドを作りすぎるな。
  26. 読みにくい手書きのほうが、よく読まれ、印象に残りやすい。
  27. 箇条書きの限界は、7つまで。
  28. 音読しながらチェックすると、誤字脱字の発見精度が向上する。
  29. 出来上がった資料は、同僚にチェックしてもらうだけではまだ甘い。
  30. プレゼンの資料は、紙に出すまでは安心できない。

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