執筆者:水口貴博

見やすいプレゼン資料の30の作り方

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「ここだけの話」があるプレゼンは、評価が上がりやすい。

「ここだけの話」があるプレゼンは、評価が上がりやすい。 | 見やすいプレゼン資料の30の作り方

プレゼンに「ここだけの話」を含めるようにしましょう。

ほかのところで話しては困る秘密の話です。

たった1つだけで結構です。

もったいぶっているわけではありません。

「やましいな、いやらしい」と思う人もいるようですが、考えすぎです。

人前で発表するからには、そうしたリズムも大切です。

プレゼンでは、聞く人をわくわくさせるような努力が必要です。

視聴率の高い番組には、わくわくする気持ちがあるように、プレゼンでも同じような気持ちを含めるのです。

ここだけの話には、大きな効果が3つあります。

  1. 聞き手の注意が向く

聞き手の注意を喚起させる効果は、絶大です。

不思議なことに、ここだけの話を始めると、居眠りしかけていた人の目が覚め、真剣に耳を傾けるようになります。

  1. 資料のページ数を少なくできる

ここだけの話は、資料には書けない内容です。

資料に書けないため、資料のページ数の削減に貢献します。

  1. 有意義な発表内容だったと思われやすい

誰でも秘密の話を聞けると、得した気分になります。

「出席できてよかった」「聞けてよかった」と満足されやすくなります。

その結果、プレゼンの評価が上がりやすくなるのです。

見やすいプレゼン資料の作り方(19)
  • 資料には書けない「ここだけの話」をする。
お客さまに提出する資料に、再生紙は使わない。

見やすいプレゼン資料の30の作り方

  1. プレゼンの資料は、1から作らない。
  2. 目次から作れば、スムーズに作成が進む。
  3. 資料全体を通して大事なのは、統一感。
  4. 無意識のうちに確かめる視線の動きに合わせて、資料を作成する。
  5. プレゼンの資料は、1枚1分を目安に作成する。
  6. 複数の資料を使うなら、あらかじめ資料番号を振っておくこと。
  7. 「箇条書きのほうがよいのではないか」と、問いかけながら資料をチェックする。
  8. 動きのある機能には要注意。
    頼っても、頼りすぎるな。
  9. 専門用語の説明は、口頭だけで終わらせない。
  10. 凝りすぎた資料は、おおむね失敗する。
  11. 夜に作成した資料は、行きすぎた内容になりやすい。
  12. 資料では、色を使いすぎるより、限定したほうがいい。
  13. 使う色は3色までに限定すれば、自然と見やすい資料が出来上がる。
  14. 資料にはページ数をふり、ページ数で見るべき場所を指示する。
  15. ヘッダーには、会社のロゴを入れよ。
  16. イラストより写真のほうが、現実感がある。
  17. プレゼンの資料作成で大切なのは、量より質。
  18. 「30ページ以内・30分以内」を目安にする。
  19. 「ここだけの話」があるプレゼンは、評価が上がりやすい。
  20. お客さまに提出する資料に、再生紙は使わない。
  21. 会社のロゴの扱いには、細心の注意を払うこと。
  22. 「データ」を示すと、説得力は倍増する。
  23. 資料のチェックは、逆の視点から見るほうがいい。
  24. 文字のサイズは、全体的に大きくする。
  25. スライドを作りすぎるな。
  26. 読みにくい手書きのほうが、よく読まれ、印象に残りやすい。
  27. 箇条書きの限界は、7つまで。
  28. 音読しながらチェックすると、誤字脱字の発見精度が向上する。
  29. 出来上がった資料は、同僚にチェックしてもらうだけではまだ甘い。
  30. プレゼンの資料は、紙に出すまでは安心できない。

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