執筆者:水口貴博

早朝の散歩習慣のすすめ

15

ウォーキングは、免疫力を高める手軽な方法。

ウォーキングは、免疫力を高める手軽な方法。 | 早朝の散歩習慣のすすめ

体の健康維持には、免疫力が必要です。

免疫力とは、体に侵入してきたウイルスなどを退治する力のことです。

空気中にはさまざまなウイルスが浮遊していますが、ウイルスへの抵抗力がなければ、人間はすぐ病に冒されます。

こうやって健康な体を維持できているのも、免疫力があってのことです。

痛みや触感は何も感じませんが、今この瞬間も、体の至る所でウイルスと戦っています。

さて、ウイルスを退治する細胞は種類が多いですが、一般的な総称として「ナチュラルキラー細胞」といわれています。

このナチュラルキラー細胞は、運動をしないとき、活動が低下します。

血液の循環が停滞することで活動力も低下し、部屋にこもっていると、ウイルスに触れる機会もなければ退治する機会もありません。

活動する機会を与えられないナチュラルキラー細胞は、どんどん力を落としてしまいます。

結果として、部屋にこもりがちで運動しない人は、免疫力が低下しやすくなります。

免疫力を上げるためには、体を動かすことが大切です。

免疫力と運動は、密接な関係があります。

体を動かすことで血液の循環がよくなり、ナチュラルキラー細胞が活性化され始めます。

外で運動をすることで、空気中を浮遊しているウイルスが自然と体内に侵入しやすくなります。

もちろんウイルスが強力であった場合は退治できず、そのまま病に冒されてしまいますから、あくまで適度さが必要です。

仕事をするから機能を維持しやすく、仕事をしているからこそ、攻撃力も高くなります。

ナチュラルキラー細胞は、適度な負荷を与えることで攻撃力が鍛えられるのです。

早朝の散歩習慣のすすめ(15)
  • 適度な運動で、ナチュラルキラー細胞を活性化させる。
運動は、しなくても、しすぎてもいけない。

早朝の散歩習慣のすすめ

  1. 人類は、頭を使うことで、生存競争を勝ち抜いた。
  2. 私たちは今、人類史上、最も「歩かない時代」に直面している。
  3. 頭を使って進化した人類なら、運動不足の困難も、頭を使って乗り越えられるはずだ。
  4. 「歩き」と「乗り物」は、状況に応じて使い分ける。
  5. 大変なのは最初だけ。
    歩くにつれて、楽になる。
  6. 散歩は知らず知らずの間に、意外な部分を活性化させている。
  7. 散歩は、たった100歩から始めると、うまくいく。
  8. 早朝こそ、散歩の恩恵を最も享受しやすいタイミング。
  9. 朝に散歩をすると、大変なことが1回減る。
  10. 歩くときに大切なのは、歩数や歩幅より、背筋。
  11. わずかな寄り道が、疲れを吹き飛ばしてくれる。
  12. 散歩に、運動神経はいらない。
  13. 植物の専門書を持ち歩けば、単なる散歩が勉強へと変わる。
  14. 植物の専門書を持って歩くと、自然と植物への感性が磨かれる。
  15. ウォーキングは、免疫力を高める手軽な方法。
  16. 運動は、しなくても、しすぎてもいけない。
  17. 名医は、靴底を見る。
    靴底だけは嘘をつかない。
  18. 1日10,000歩歩くより、1週間続けるほうが、はるかに大変。
  19. 気分によって、散歩のペースが変わるのではない。
    散歩のペースによって、気分が変わる。
  20. 規則正しいから散歩をするのではない。
    散歩をするから規則正しくなる。
  21. 散歩用シューズは、習慣になる前に買ってもいい。
  22. 散歩を続ける工夫は、難しそうで、簡単。
  23. くよくよ悩む暇があるなら、とにかく歩け。
  24. 目で本を読むより、耳で本を読むほうが、考えが膨らみやすい。
  25. 友人と話ながら歩くと、あっという間に、長距離が歩くことができる。
  26. 近所は、あまりに身近すぎるから、発見を見落としやすい。
  27. リラックスを求めるなら、晴れの日より、むしろ雨の日のほうがいい。
  28. 落ち込んだときこそ、歩く。
    悲しいときがあったときこそ、歩く。
  29. 歩くことで、骨が丈夫になる。
  30. 「いつかやろう」と思っている人は、永遠にすることはない。

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