執筆者:水口貴博

早朝の散歩習慣のすすめ

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「歩き」と「乗り物」は、状況に応じて使い分ける。

「歩き」と「乗り物」は、状況に応じて使い分ける。 | 早朝の散歩習慣のすすめ

私は今、会社まで「歩き」と「電車」の両方を、状況に応じて使い分けています。

歩くときもあれば、電車を使うときもあります。

普段は会社まで歩いて出社し、帰るときも歩いて帰宅します。

しかも、結構距離があります。

片道でおよそ90分。

往復で3時間です。

「面倒だ。歩くだけにそんなに時間を取っていられない」

一般的な感覚ならそう思うでしょう。

私も最初、そう思っていました。

1日24時間のうち、3時間も歩いていることに費やすのは、大変といえば大変です。

しかし、そこは人間です。

賢さによって便利な道具を発明し、運動不足になりつつあるなら、ここでもまた賢さで運動不足を乗り越える知恵を出すときです。

頭を使って、大変なことを楽しいと思えるような工夫を凝らしています。

たとえば、オーディオブックです。

私は本を読むのが大好きです。

イヤホンをつけて、朗読される音声を聞きながらなら、90分は一瞬です。

耳で聞くほうが、目で読むより楽です。

次の展開が気になり、時間が早く進むよう感じます。

面白い映画は2時間があっという間に過ぎるように、好きな本を聞いていると、90分は一瞬です。

オーディオブックを聞きながらひらめいたアイデアは、紙に書き残し、次の作品へと生かしています。

歩数計をつけて、歩いている歩数が目に見える形になれば、モチベーションが維持しやすくなります。

もちろん毎日歩いているわけでもありません。

暑い夏場、日差しが強すぎる日、会社の繁忙期、雨の日、大事なお客さんと打ち合わせがある日など、便利な電車を使います。

そういう工夫をすることです。

普段はあえて歩き、大事な場面では乗り物を使う。

このメリハリを作ればいいのです。

早朝の散歩習慣のすすめ(4)
  • 便利な乗り物を使った分、歩く習慣をつける。
大変なのは最初だけ。
歩くにつれて、楽になる。

早朝の散歩習慣のすすめ

  1. 人類は、頭を使うことで、生存競争を勝ち抜いた。
  2. 私たちは今、人類史上、最も「歩かない時代」に直面している。
  3. 頭を使って進化した人類なら、運動不足の困難も、頭を使って乗り越えられるはずだ。
  4. 「歩き」と「乗り物」は、状況に応じて使い分ける。
  5. 大変なのは最初だけ。
    歩くにつれて、楽になる。
  6. 散歩は知らず知らずの間に、意外な部分を活性化させている。
  7. 散歩は、たった100歩から始めると、うまくいく。
  8. 早朝こそ、散歩の恩恵を最も享受しやすいタイミング。
  9. 朝に散歩をすると、大変なことが1回減る。
  10. 歩くときに大切なのは、歩数や歩幅より、背筋。
  11. わずかな寄り道が、疲れを吹き飛ばしてくれる。
  12. 散歩に、運動神経はいらない。
  13. 植物の専門書を持ち歩けば、単なる散歩が勉強へと変わる。
  14. 植物の専門書を持って歩くと、自然と植物への感性が磨かれる。
  15. ウォーキングは、免疫力を高める手軽な方法。
  16. 運動は、しなくても、しすぎてもいけない。
  17. 名医は、靴底を見る。
    靴底だけは嘘をつかない。
  18. 1日10,000歩歩くより、1週間続けるほうが、はるかに大変。
  19. 気分によって、散歩のペースが変わるのではない。
    散歩のペースによって、気分が変わる。
  20. 規則正しいから散歩をするのではない。
    散歩をするから規則正しくなる。
  21. 散歩用シューズは、習慣になる前に買ってもいい。
  22. 散歩を続ける工夫は、難しそうで、簡単。
  23. くよくよ悩む暇があるなら、とにかく歩け。
  24. 目で本を読むより、耳で本を読むほうが、考えが膨らみやすい。
  25. 友人と話ながら歩くと、あっという間に、長距離が歩くことができる。
  26. 近所は、あまりに身近すぎるから、発見を見落としやすい。
  27. リラックスを求めるなら、晴れの日より、むしろ雨の日のほうがいい。
  28. 落ち込んだときこそ、歩く。
    悲しいときがあったときこそ、歩く。
  29. 歩くことで、骨が丈夫になる。
  30. 「いつかやろう」と思っている人は、永遠にすることはない。

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