執筆者:水口貴博

受験テクニックを磨く30の方法

12

短時間で勉強量をこなすためのキーワードは、集中力。

短時間で勉強量をこなすためのキーワードは、集中力。 | 受験テクニックを磨く30の方法

勉強時間はむやみに長くするものではありません。

長時間勉強をしていれば、どんな人でもだらだらになります。

理由は単純。

疲れるからです。

当たり前のことですね。

勉強に限らず、仕事でも遊びでもデートでも、長時間になるとだらだらに変わります。

人間ですから、やはり疲れるのは当然です。

成績を上げるために大切なのは「勉強時間」ではなく「勉強量」です。

さて、ここで1つ矛盾が発生します。

「勉強量をこなすためには時間が必要。しかし長時間勉強すれば、だらだらになる」

こうした矛盾したことを実現できる方法はあるのでしょうか。

解決するキーワードがあります。

「集中力」です。

勉強ができる人には、必ず集中力があります。

あなたのクラスの成績がいい人を思い浮かべてください。

勉強をするときには、一心不乱になる圧倒的な集中力があるはずです。

成績がいいにもかかわらず、普段は勉強していないような人でも、人目のないところで必ず集中して勉強しています。

集中すれば、たとえ勉強時間が短くても勉強量をこなすことができるため、成績がよくなります。

したがって、理想的な勉強姿勢とは「集中して短時間で勉強量をこなす」という姿勢です。

短時間による勉強量は、集中するからこそ実現できます。

疲れたらこまめに休憩や気分転換をして、回復すればまた集中して勉強する、という繰り返しです。

受験テクニックを磨く方法(12)
  • 勉強するときは、徹底的に集中する。
勉強前には、食べすぎない。

受験テクニックを磨く30の方法

  1. 人間は、丸暗記が弱く、ストーリー性のある記憶に強い。
  2. ノート魔にならない。
  3. 勉強の大変さは、後になるほど軽くなる。
  4. 休憩を取って、長丁場の勉強に備える。
  5. 文系と理系の勉強を交互にすれば、疲れにくくなる。
  6. 漫画・映画・科学系番組は、停滞していた勉強が進み始めるきっかけになる。
  7. 調子に乗っているときには、あえて休憩を取らないほうがいい。
  8. どんなに記憶力の弱い人でも、強化できる方法がある。
  9. 焦りを味方に変えてしまう人が、合格をつかみ取る。
  10. なぜ、試験には必ず超難問が出題されるのか。
  11. 「勉強時間」より「勉強量」のほうが大切。
  12. 短時間で勉強量をこなすためのキーワードは、集中力。
  13. 勉強前には、食べすぎない。
  14. 友人とのネットワークは、強力な支えになる。
  15. 受験は、恥を捨てることから始まる。
  16. 勉強とはインプット作業。
    試験とはアウトプット作業。
  17. 誘惑を、一切禁止する必要はない。
    ご褒美や息抜きとして活用すればいい。
  18. 学力が十分なら、先に進むより、復習に時間を充てたほうがいい。
  19. 基本問題に強くなると、学力全体が底上げされる。
  20. すべてがうまくいかないときには、悪あがきより、十分な睡眠を。
  21. 3分考えてもわからない問題は、すぐ回答を見てもいい。
  22. 受験には、超えなければいけない2つの合格ラインがある。
  23. 伸びる科目は、伸ばせるだけ伸ばして、点数を稼ぐ。
  24. 音読を制する者は、受験を制する。
  25. 感情を込めて音読すれば、無味乾燥な勉強さえ、感動的になる。
  26. 音読だけで満足しない。
    特に覚えておきたい一文やキーワードは、紙に書く。
  27. 「一度書いたら、一生消えない、忘れない」そう思わせてくれるのが、ボールペンの素晴らしい点。
  28. わかりやすい参考書があっても、勉強の中心はあくまで教科書である。
  29. 時計は、時間の貴重さを教えてくれる先生である。
  30. なぜ大人たちは「今のうちに勉強しろ」と言うのか。

同じカテゴリーの作品

2:14

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION