執筆者:水口貴博

人から愛される30の言葉の習慣

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一度も失敗したことがない人より、何度も失敗したことがある人のほうが魅力的。

一度も失敗したことがない人より、何度も失敗したことがある人のほうが魅力的。 | 人から愛される30の言葉の習慣

「一度も失敗したことがありません」

ときどき、仕事や恋愛など、自分には失敗経験が一度もない人がいます。

大勢の人が、そういう発言ができるような人間を目指そうとします。

たしかに「一度も失敗したことがありません」という発言は素晴らしい。

完璧であるに超したことはありません。

ですが、どことなく「嫌み」が感じられませんか。

「私は完璧なんです。あなたとは違うんです」というニュアンスが伝わってきます。

言葉として表現はしていませんが、そういう意味やニュアンスが伝わってくるから、言葉とは難しいです。

そういう人に限って、一度でも失敗をしてしまうと、急に隠したがろうとします。

本当は隠す必要はありません。

堂々と「何度も失敗したことがあります」と言えばいい。

人間ですから失敗はあって当然です。

「何度でも失敗があります」と言えるほうが、はるかに人間味があり、魅力的です。

数多くの失敗を経験している人のほうが、人の気持ちを理解できたり、話に共感できたりすることでしょう。

1つも傷がついていない侍より、体にところどころ傷痕がある侍のほうが強そうに見えます。

それだけたくさんの修羅場をくぐり抜けてきていることがわかるからです。

傷がないつるつるの肌の人は、修羅場そのものをくぐり抜けてきたより、避けてきたのではないかと思います。

傷があるほうが、貫禄かんろくがあり強くてかっこよく見えます。

「何度も失敗したことがあります」とは自分で傷を見せる行為です。

それは自分を下げるどころか、逆に高めているのです。

人から愛される言葉の習慣(14)
  • 「何度も失敗したことがある」と言えるようになる。
「これでいいです」より「これがいいです」。

人から愛される30の言葉の習慣

  1. 言葉を正す前に、両親との関係を正すほうが先決。
  2. 素直に「ありがとうございます」という感謝の言葉を伝える。
  3. うまく言えないときには「うまく言えない」でいい。
  4. いきなり用件から言い始めない。
  5. 言いにくい謝罪の言葉こそ、最初に言う。
  6. 最初から具体的な返事をする必要はない。
    抽象的でもいいから、すぐ返事をする。
  7. 平凡であろうと、最近あった話は何でも面白い。
  8. 相手が好きなキーワードを発見しよう。
  9. 「手伝いましょうか」ではなく「手伝わせてください」。
  10. 「変ですね」というのは、褒め言葉。
  11. 「私も同じ経験があるよ」と言えば、友人は心から救われる。
  12. 「こら!」というのは愛の言葉。
  13. 「嬉しそうだね」と言われると、本当に嬉しくなる。
  14. 一度も失敗したことがない人より、何度も失敗したことがある人のほうが魅力的。
  15. 「これでいいです」より「これがいいです」。
  16. もったいぶった話し方は感じが悪い。
    話したところで、がっかりされるのがオチ。
  17. 余裕がないときほど、乱暴になりがちな言葉遣いに注意する。
  18. いつの間にか、自分にしかわからない話をしていませんか。
  19. 世間知らずから抜け出す方法は「謙虚」である。
  20. 人生において「無理」という言葉は禁句。
  21. 考え方が対立しそうになれば「たしかにそうですね」と言う。
  22. 期待が外れても「期待外れ」を楽しめばいい。
  23. 誘いに断っても「誘ってくれてありがとう」というお礼を忘れない。
  24. 元気がないときは、元気が出るまで何度でもやり直す。
  25. 無言でスタートするより、声を出してスタートするほうが、勢いが出る。
  26. 最初から完璧にできる人はいない。
    最初は必ず間違えるもの。
  27. 「用意、どん」は、用意ができしだい、スタートする。
  28. 「出会えてよかった」という言葉ほど、嬉しい言葉はない。
  29. 明るい未来の話は、どんな薬より効き目がある。
  30. よい嘘なら、神様も許してくれる。

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