執筆者:水口貴博

人から愛される30の言葉の習慣

23

誘いに断っても「誘ってくれてありがとう」というお礼を忘れない。

誘いに断っても「誘ってくれてありがとう」というお礼を忘れない。 | 人から愛される30の言葉の習慣

学生時代のある日のこと、友人を誘ったことがありました。

「今度、飲み会があるんだけど一緒に行かない」

すると、友人は残念そうな表情でこう言いました。

「ごめん。ちょうど勉強で忙しい時期だからダメなんだ」

たしかに友人はとても忙しそうでした。

学校の試験日が迫っていて余裕がないとのことでした。

無理に誘うわけにもいきません。

少しがっかりしていたとき、友人が嬉しい言葉をかけてくれました。

にこりと笑って「誘ってくれてありがとう。また誘ってね」という一言です。

その瞬間「誘ってよかったな。また機会があれば誘おう」と思いました。

これが人間関係をつなげる言葉です。

断られても「ありがとう」と言われると嬉しくなります。

もちろん断られたことは残念でしたが、やはりどうしても都合のつかないときは当然あります。

そうしたときに「誘ってくれてありがとう」という言葉を使うと、お互いの気持ちがすっきりします。

気持ちよく断ることができ、断られてもショックが和らぎます。

「また誘おう」と思うのです。

人から愛される言葉の習慣(23)
  • 「誘ってくれてありがとう。また誘ってね」という一言を忘れないようにする。
元気がないときは、元気が出るまで何度でもやり直す。

人から愛される30の言葉の習慣

  1. 言葉を正す前に、両親との関係を正すほうが先決。
  2. 素直に「ありがとうございます」という感謝の言葉を伝える。
  3. うまく言えないときには「うまく言えない」でいい。
  4. いきなり用件から言い始めない。
  5. 言いにくい謝罪の言葉こそ、最初に言う。
  6. 最初から具体的な返事をする必要はない。
    抽象的でもいいから、すぐ返事をする。
  7. 平凡であろうと、最近あった話は何でも面白い。
  8. 相手が好きなキーワードを発見しよう。
  9. 「手伝いましょうか」ではなく「手伝わせてください」。
  10. 「変ですね」というのは、褒め言葉。
  11. 「私も同じ経験があるよ」と言えば、友人は心から救われる。
  12. 「こら!」というのは愛の言葉。
  13. 「嬉しそうだね」と言われると、本当に嬉しくなる。
  14. 一度も失敗したことがない人より、何度も失敗したことがある人のほうが魅力的。
  15. 「これでいいです」より「これがいいです」。
  16. もったいぶった話し方は感じが悪い。
    話したところで、がっかりされるのがオチ。
  17. 余裕がないときほど、乱暴になりがちな言葉遣いに注意する。
  18. いつの間にか、自分にしかわからない話をしていませんか。
  19. 世間知らずから抜け出す方法は「謙虚」である。
  20. 人生において「無理」という言葉は禁句。
  21. 考え方が対立しそうになれば「たしかにそうですね」と言う。
  22. 期待が外れても「期待外れ」を楽しめばいい。
  23. 誘いに断っても「誘ってくれてありがとう」というお礼を忘れない。
  24. 元気がないときは、元気が出るまで何度でもやり直す。
  25. 無言でスタートするより、声を出してスタートするほうが、勢いが出る。
  26. 最初から完璧にできる人はいない。
    最初は必ず間違えるもの。
  27. 「用意、どん」は、用意ができしだい、スタートする。
  28. 「出会えてよかった」という言葉ほど、嬉しい言葉はない。
  29. 明るい未来の話は、どんな薬より効き目がある。
  30. よい嘘なら、神様も許してくれる。

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