執筆者:水口貴博

自分と向き合う30の方法

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心の警報機の音を、無視しない。

心の警報機の音を、無視しない。 | 自分と向き合う30の方法

「リリリ!」

急に、部屋の警報機が鳴り始めました。

警報機の音が何を意味しているのかわかりません。

しかし、音を聞いた部屋の住人は、何か異常が起こったのだろうと察知し、鳴っている理由を探します。

火災発生なのか。

泥棒が入ったという知らせなのか。

誰かが尋ねてきたのか。

もし火事なら、早期発見により、建物から素早く脱出でき、一命を取り留めることができます。

ベルが鳴っているにもかかわらずほうっておけば、命を落とすことになるかもしれません。

いずれにせよ、普通ではない事態が発生しているからこそ、ベルが鳴っています。

警報機が鳴っていれば、その原因を素直に探せばいい。

部屋の話だけではありません。

あなたにも、神様から与えられた警報機があります。

それは日常生活において感じる、ささいな「異変」のことです。

「最近、どうも腰が痛い……」

それは、警報機と同じです。

理由はまだわかりませんが、何かよくないことが発生しているために、警報機が鳴っています。

しかし、ここからが人間のよくないところです。

適当な理由をつけて、理由を探そうとしません。

「腰が痛いのは、たまたまだろう。そのうち治るだろう……」

誰でも面倒は嫌がるため、できるだけ行動しない選択をします。

警報機が鳴っているのに、ほうっておいてしまいます。

ほうっておくと、後から大変なことになる可能性が大きくなります。

異常でもないのに、腰が痛いはずがありません。

姿勢が悪いのかもしれませんし、何かの栄養素が不足しているせいかもしれません。

あるいは、長時間に及ぶ仕事が原因なのか。

素直にその原因を探して突き止めれば、改善につながります。

「よくない方向に進んでいます。今すぐ修正してください」という神様からのメッセージです。

日常のちょっとした変化に気づくことが大切です。

問題解決は、早いほど、解決しやすくなります。

ささいな異常でさえ、何かの異変を示す警報機のベルと考えるのです。

ベルの音を無視していないでしょうか。

警報機は、異常があるから鳴る法則に従って、素直に確認すればいいのです。

自分と向き合う方法(26)
  • 心の警報機が鳴ったとき、素直に原因を探す。
電話は、切った後、本音が出る。

自分と向き合う30の方法

  1. あなたが今、それをしている目的は、何ですか。
  2. 自分の内面と向き合うことは、つらい作業である。
  3. かっこいい職ではなく、やりたい職を選ぼう。
  4. 私たちは、自分を生かしきるために生きている。
  5. テレビ・音楽・明かりを消せば、瞑想の出来上がり。
  6. 本当によい思い出とは、つらい過去のことをいう。
  7. 今だけに集中すれば、落ち込むことはなくなる。
  8. 本を買う前に、目的を考えよう。
  9. 他人が思うあなた。
    あなたが思うあなた。
    どれも本当のあなたではない。
  10. 私たちの本当の仕事とは、1つになること。
  11. 心は外側に表れる。
  12. 壮大なスケールで物事を考えるときには、マインドマップを活用する。
  13. とにかく自分の意思で決断する。
  14. 心の整理がつかない人は、余計なことを考えすぎ。
  15. 心の成長が健全なら、友人が切り替わる時期が必ずやってくる。
  16. 問題解決は、早ければ早いほど、片付けやすい。
  17. 敷かれたレールの上を、意味もなく進んでいませんか。
  18. 輝く自分になるためには、心の業を取り払えばいい。
  19. 自分を変えるのではない。
    自分のよさを引き出すのだ。
  20. すべての現実は、愛の表現である。
  21. 現実のありがたさに気づけば、肉体的痛みさえ、感じられなくなる。
  22. 鏡は、体の外見を映す。
    人間関係は、心の内面を映す。
  23. 命があるだけで、十二分に幸せ。
  24. 余命を自覚したとき、人は懸命に生きることができる。
  25. 隠したいと思うことほど、誰かの役に立つ。
  26. 心の警報機の音を、無視しない。
  27. 電話は、切った後、本音が出る。
  28. あなたの楽しむ行動の裏に、気持ちをごまかすという本音はありませんか。
  29. 短所を埋める生き方より、長所を伸ばす生き方をする。
  30. 「ありがとう」と言われる行動が、愛を表現する行動である。

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