執筆者:水口貴博

自分と向き合う30の方法

18

輝く自分になるためには、心の業を取り払えばいい。

輝く自分になるためには、心の業を取り払えばいい。 | 自分と向き合う30の方法

心を変えたい人がいます。

「もっと優しい自分になりたい」

「もっと愛にあふれる自分になりたい」

「きれいな心にしたい」

そう願い、心を変えようとします。

しかし、そもそも変える必要などありません。

悲しい映画を見れば、自然と涙を流す自分がいます。

自分の大切な人が亡くなれば、悲しくて涙が止まりません。

それは、すでに愛の心が存在している証拠です。

おかしいと思いませんか。

愛の心がなければ、涙を流すはずがありません。

喜怒哀楽があるということは、すでに愛の心があるというなによりの証拠です。

心を変えなくても、素晴らしい宝が、すでにあります。

私たちには、生まれつき、完全なる愛の心という素晴らしい宝があります。

大切なことは、その心を引き出すことです。

すでにあるのですから、引き出すだけでいい。

たくさん本を読むインプットは、まったく不要です。

学ぶことではありません。

気づいて、引き出すことです。

では、なぜ、今、引き出せないのかというと「業(ごう)」が邪魔しているからです。

業というのは、心のごみのことです。

妬み、恨み、後悔、トラウマ、コンプレックスなどが邪魔をして、心の光を遮っています。

また、見栄や体裁を気にしていることで、自分らしい本来の行動を抑止しています。

光り輝いている自分を、わざわざ自分で遮ってしまっています。

まず、これらの業を取り払うことです。

心にインプットをするのではなく、邪魔なものを取り払います。

心を変える必要はまったくありません。

心の光を遮っている障害物を取り除くだけでいい。

輝くためには、心のごみ掃除をすればいい。

自然ともともとある愛の光が引き出され、輝く自分になれるのです。

自分と向き合う方法(18)
  • 心のごみである業を、取り払う。
自分を変えるのではない。
自分のよさを引き出すのだ。

自分と向き合う30の方法

  1. あなたが今、それをしている目的は、何ですか。
  2. 自分の内面と向き合うことは、つらい作業である。
  3. かっこいい職ではなく、やりたい職を選ぼう。
  4. 私たちは、自分を生かしきるために生きている。
  5. テレビ・音楽・明かりを消せば、瞑想の出来上がり。
  6. 本当によい思い出とは、つらい過去のことをいう。
  7. 今だけに集中すれば、落ち込むことはなくなる。
  8. 本を買う前に、目的を考えよう。
  9. 他人が思うあなた。
    あなたが思うあなた。
    どれも本当のあなたではない。
  10. 私たちの本当の仕事とは、1つになること。
  11. 心は外側に表れる。
  12. 壮大なスケールで物事を考えるときには、マインドマップを活用する。
  13. とにかく自分の意思で決断する。
  14. 心の整理がつかない人は、余計なことを考えすぎ。
  15. 心の成長が健全なら、友人が切り替わる時期が必ずやってくる。
  16. 問題解決は、早ければ早いほど、片付けやすい。
  17. 敷かれたレールの上を、意味もなく進んでいませんか。
  18. 輝く自分になるためには、心の業を取り払えばいい。
  19. 自分を変えるのではない。
    自分のよさを引き出すのだ。
  20. すべての現実は、愛の表現である。
  21. 現実のありがたさに気づけば、肉体的痛みさえ、感じられなくなる。
  22. 鏡は、体の外見を映す。
    人間関係は、心の内面を映す。
  23. 命があるだけで、十二分に幸せ。
  24. 余命を自覚したとき、人は懸命に生きることができる。
  25. 隠したいと思うことほど、誰かの役に立つ。
  26. 心の警報機の音を、無視しない。
  27. 電話は、切った後、本音が出る。
  28. あなたの楽しむ行動の裏に、気持ちをごまかすという本音はありませんか。
  29. 短所を埋める生き方より、長所を伸ばす生き方をする。
  30. 「ありがとう」と言われる行動が、愛を表現する行動である。

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