執筆者:水口貴博

社会人としての30の訪問・来客マナー

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大きな声の挨拶が、逆にタブーとなる場合がある。

大きな声の挨拶が、逆にタブーとなる場合がある。 | 社会人としての30の訪問・来客マナー

社会人といえば、大きな声で挨拶が基本です。

朝の挨拶、電話対応、客先へ訪問した際など、大きな声で挨拶ができると、よい印象につながります。

しかし、大きな声で挨拶することがタブーとなる場合があるのです。

たとえば、病院へお見舞いです。

自社の社員が、大きな病気やけがなどのため入院することになり、お見舞いに行きます。

お得意先のお客さまが入院をして、お見舞いに行くこともあるでしょう。

病院の中には、ほかに入院している方々がいます。

昼間とはいえ、眠っている患者さんもいるでしょう。

そんな中、大きな声で挨拶をすると、ほかに入院している患者の迷惑になります。

いくら気持ちのよい大きな声で挨拶とはいえ、場所が場所です。

もちろん病院に限らず、葬式など、大きな声を出してはいけないシチュエーションがあります。

周りの状況を見ながら、大きな声を出してはいけない時と場所をきちんと確認しましょう。

小さな声で挨拶したほうがよい場合があるのです。

社会人としての訪問・来客マナー(16)
  • 病院、打ち合わせ、葬式では、大きな声を出さないようにする。
お客さまに対しては、階段を使って案内をしてはいけない。

社会人としての30の訪問・来客マナー

  1. 名刺交換のタブーに要注意。
  2. 文字を相手に向けて、両手で渡そう。
  3. 客先への訪問は、事前にアポイント(予約)をするのがマナー。
  4. 「お茶でいいです」の「で」は余分。
  5. 言い争いになりやすい話題(宗教・政治・野球)は、初対面では避けたほうがいい。
  6. 訪問先で出された飲み物は、飲みきってもいい。
  7. プライベートの感情を、仕事に持ち込まない。
  8. どんなときにも、ペンとノートは持参する。
  9. 約束の時間に早すぎるのも問題。
  10. 訪問の際は、手土産を必ず持参すること。
  11. 手土産選びにも注意しよう。
  12. お茶出しのタイミングは、特に気をつけておきたい。
  13. お茶は、まずお客さまから出すこと。
  14. 初めてのお客さまの地位を、あなたならどう確認しますか。
  15. 座布団を踏むのは、お客さまを踏む行為と同じだ。
  16. 大きな声の挨拶が、逆にタブーとなる場合がある。
  17. お客さまに対しては、階段を使って案内をしてはいけない。
  18. 謝罪の言葉を、削りたくても、削らない。
  19. 来客には、まず自分の上司から紹介をする。
  20. エレベーターでは、案内する人が先に乗り、後から降りる。
  21. ドアの開け閉めには、2種類のマナーがある。
  22. 上座と下座、違いをしっかり把握する。
  23. 車の上座と下座は、同じ席になる。
  24. お客さまとの商談中は、携帯はオフにする。
  25. 用件が済んだ後の長居には気をつける。
  26. 「すみません」という言葉を使って、お礼を言っていませんか。
  27. 「遅刻」と「忘れ物」は、絶対にしてはいけない。
  28. へりくだっても、度が過ぎると逆効果になる。
  29. テーブルの上に、バッグを置かない。
  30. 「清潔感」は、会社のイメージにつながる。

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