執筆者:水口貴博

心が元気になる30の言葉

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疲れる本当の原因は、失敗ではなく、妄想。

疲れる本当の原因は、失敗ではなく、妄想。 | 心が元気になる30の言葉

疲れる原因は何でしょうか。

私たちが疲れる原因の1つが「失敗」です。

失敗すると、経済的ダメージや精神的ショックを受け、ストレスを感じます。

もちろん失敗しても疲れますが、実際のところ程度は知れています。

経済的にダメージを受けますが、また働いてお金を稼げばいいことです。

精神的にショックを受けても、時間が経てばば、回復するでしょう。

誰かに迷惑をかけるかもしれませんが、謝罪や補償をすれば済むでしょう。

失敗しても、出来事はいったん完了します。

嵐の中にいるときは大変ですが、嵐が過ぎ去れば、晴天が広がります。

次にするアクションがわかるので、比較的早く次の行動に移せます。

失敗によって疲れるとはいえ、限定的なのです。

では、失敗に疲れないなら、何に疲れるのか。

妄想なのです。

私たちが疲れる本当の原因は、妄想にあります。

行動する前から、あれこれいろいろな悪い妄想を膨らませてしまいます。

「負けたらどうしよう……」

「恥をかいたどうしよう……」

「失敗したらどうしよう……」

まだ現実では何も起こっていないのに、あれこれ勝手に妄想します。

まだ上司に叱られていないのに、勝手に妄想を膨らませて、叱られた気分になります。

まだクレームを受けていないのに、勝手に妄想を膨らませて、クレームを受けた気分になります。

悪い妄想を膨らませてはため息をつき、ストレスを感じ、精神的に消耗して疲れます。

現実ではまだ何も起こっていないにも、起こった気になる。

しかも妄想が暴走すると、制御が不能になり、ほとんど可能性のないことまで考えてしまいます。

あれこれ悪い妄想をしていると、行動する前から、ぐったり疲弊してしまいます。

あまり妄想が激しいと、疲れるだけでなく気分まで落ち込んでしまい、精神疾患に陥る可能性もあります。

まだ何もしていないのに、勝手に妄想をして疲れることほど、不毛なことはありません。

疲れやすい体質は、妄想が原因ではないか

もし疲れやすい体質に心当たりがあるなら、妄想が原因ではないか、一度疑ってみてください。

疲れを感じると、体質に問題があるように思えますが、実際のところ、妄想が原因になっていることが少なくありません。

無意識のうちに妄想を膨らませ、そのたびにエネルギーが削られます。

普段から妄想が癖になっている人は、妄想をやめるだけで、疲れやすさが改善する可能性があります。

妄想の時間をなくそう

妄想の時間をなくしましょう。

イメージトレーニングはOKですが、妄想はNGです。

物事の成り行きをイメージすることは大切ですが、余計な妄想は不要です。

失敗を減らすために予想するのはいいですが、やみくみに妄想するのはよくありません。

妄想ばかりしている暇があるなら、今すぐ行動したほうが建設的です。

私たちのエネルギーは有限です。

限りあるエネルギーを、妄想で消耗するのはもったいない。

せっかく消耗するなら、建設的な行動で消耗しましょう。

「自分は今、妄想しすぎている」と思ったら、今すぐ妄想を中断して、具体的なアクションに取りかかりましょう。

頭脳労働でも肉体労働でもいいので、何かを生産しましょう。

疲れるなら、妄想ではなく、行動です。

行動で疲れたほうが、明るい未来が待っています。

心が元気になる言葉(7)
  • 妄想ばかりするのはやめる。
  • 妄想をする暇があるなら、さっさと行動する。
失敗しても、自分らしい挑戦だったなら、喜んでいい。

心が元気になる30の言葉

  1. 元気は、自然と出るものではなく、積極的に出していくもの。
  2. しかめ面は、人も運も逃げていく。
    笑顔は、人も運も引き寄せる。
  3. 流れと勢いを作る人が、チャンスをつかむ。
  4. 意図しないインプットには、要注意。
  5. 心のテーマソングを持とう。
    その1曲が、窮地を救ってくれる。
  6. 本当に気が利く人は「何かお手伝いすることはありませんか」と聞かない。
  7. 疲れる本当の原因は、失敗ではなく、妄想。
  8. 失敗しても、自分らしい挑戦だったなら、喜んでいい。
  9. その仕事はまだ完了してない。
    完了に見える未完了。
  10. 体が弱くても、心が強ければ大丈夫。
    体が小さくても、心が大きければ大丈夫。
    体に限界はあっても、心には限界がない。
  11. 心が小さくてもいい。
    心が小さいなら、強くすればいい。
  12. 自分の伸びしろに気づくと、元気が出る。
  13. 怠け者でも、やればできる。
  14. 迷うのは、やりたい証拠。
  15. 気になるのは、興味関心がある証拠。
  16. 瞑想は、心の掃除。
  17. あなたが守っているものは、本当に価値があることなのか。
  18. 「ばかにされるだろうか」と思っていると、ばかにされる。
    「ばかにされてもいい」と思っていると、ばかにされない。
  19. 乱暴な言葉遣いは、どれだけ言っても伝わらない。
    丁寧な言葉遣いは、短い一言でもしっかり伝わる。
  20. 「かわいそうな自分が好き」と思ったら、すぐやめたほうがいい。
  21. 泣いても落ち込んでも、前を向こう。
    どんなことがあっても、必ず明日が来るから。
  22. 不幸でも絶望でもない。
    悲観的な言葉で、かっこつけているだけ。
  23. 意味のない仕事ではない。
    まだ意味を理解していないだけ。
  24. 知ったかぶりをすると、人生が陳腐になる。
    知ったかぶりをやめると、人生が面白くなる。
  25. 意欲が出てから仕事をするのではない。
    仕事をするから意欲が出る。
  26. 勘違いなら、笑いながら「勘違いでした」と言えばいいだけ。
    ダメなら、笑いながら「ダメでした」と言えばいいだけ。
  27. 手紙は、どれだけきれいな字を書くかではない。
    どれだけよい内容を書くか。
  28. 群れることを恐れるな。
    群れてもいいので、とにかく行動することが大切。
  29. 「一気に片付けよう」と思うと、なかなか行動できない。
    「まず1つ片付けよう」と思えば、簡単に行動できる。
  30. いらいらしても1日。
    わくわくしても1日。

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