執筆者:水口貴博

あがり症を克服する30の方法

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鏡の前で練習をする。鏡に映った自分の目も、人目の1つ。

鏡の前で練習をする。鏡に映った自分の目も、人目の1つ。 | あがり症を克服する30の方法

緊張対策の基本は、やはり練習です。

練習、練習、また練習。

1回や2回で満足せず、何十回も繰り返し練習しましょう。

夢に出てくるくらい練習を重ねるにつれて、発表への自信が育っていきます。

「任せておけ」と思うくらい十分な練習ができれば、緊張にも強くなっているでしょう。

さてここで、練習をスムーズにさせるよい工夫があります。

鏡の前で練習することです。

鏡の前に立って、発表の練習をしてください。

できれば全身が映るくらい大きな鏡が理想的です。

鏡がなければ、鏡のように反射する、ガラスの前でもかまいません。

大きな鏡の前で練習すると、自分の様子を見ながら発表の練習を確認できます。

表情・姿勢・動き・身ぶり手ぶりなど、発表中の自分の様子が具体的にわかります。

発表中、自分の様子を想像しながら練習しても、結局は想像にすぎません。

鏡の前で練習することで、自分の様子を正しく確認しながら練習できます。

想像していた様子と実際の様子に違いがあり、驚くこともあるでしょう。

ショックを受けるかもしれませんが、想像と実際の様子とのギャップを埋めることができます。

ギャップが埋まれば、自分がイメージする発表を実現しやすくなります。

鏡の前で自分を見ながら発表するのは恥ずかしいかもしれませんが、逃げてはいけません。

恥ずかしさに耐えることも、緊張対策の一環です。

鏡に映った自分の目を見ながら練習しましょう。

鏡に映った自分の目も、人目の1つ。

最初は自分の目を見つめることさえ恥ずかしく感じますが、何度も繰り返し練習するにつれて慣れていきます。

「自分の目」という人目にも慣れていきます。

あがり症の人であっても、自分に見られるなら耐えやすいはずです。

自分の様子を見ながらする練習に慣れたころには、人目に対する抵抗力も上がっているはずです。

あがり症を克服する方法(17)
  • 鏡の前で練習する。
授業・集会・会議は、人目に慣れる機会になる。

あがり症を克服する30の方法

  1. あがり症の克服は、誰でも可能。
  2. あがり症の克服には「必ず克服する」という決意が欠かせない。
  3. 精神論だけで、あがり症は克服できない。
  4. あがり症の克服に大切なのは2つ。
    「場数」と「成功体験」。
  5. 成功体験は、素直に喜ぶことが大切。
  6. ほかの人と比べると、余計な緊張を招く。
  7. 立派に見せようとしない。
    普通で十分と考える。
  8. あがり症を克服できた人の共通点は、小さな成功体験を積み上げていること。
  9. あがり症の克服に、焦りは禁物。
  10. 「緊張してはいけない」と考えてはいけない。
  11. 緊張している自分を責めない。
  12. 「緊張するかもしれない」「あがってしまうかもしれない」と考えてはいけない。
  13. あがるから話せなくなるのは誤解。
    話さないからあがってしまうのだ。
  14. あがり症の人は、体を鍛えよう。
  15. 有酸素運動で、発汗と心拍数の上昇に慣れておく。
  16. あがってしまうのは、まだ本当に集中できていない証拠。
  17. 鏡の前で練習をする。
    鏡に映った自分の目も、人目の1つ。
  18. 授業・集会・会議は、人目に慣れる機会になる。
  19. わざと派手な服装で外出して、人目に慣れておく。
  20. ボイスレコーダーも、使い方を工夫すれば、緊張対策の武器になる。
  21. 普段から笑わない人が、本番だけ笑うのは難しい。
  22. マイクとはいえ、あがり症の人にとっては重要な練習対象。
  23. あがり症の人は、1番手を狙え。
  24. 原稿に頼りすぎると、かえって緊張を促す。
  25. 1回ミスをしよう。
    そうすれば、気持ちが楽になる。
  26. 一瞬で緊張がほぐれる、3つの開き直りの言葉。
  27. 「話し方講座」「スピーチ教室」を頼ってみる。
  28. 「最初で最後」と思えば、なけなしの気力が奮い立つ。
  29. 見られることが快感に変われば、あがり症は、ほぼ克服できたのも同然。
  30. あがり症で過呼吸になったときの対処。

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