執筆者:水口貴博

傷つけない振り方・別れ方の30のポイント

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別れた理由は、むやみに言いふらさない。

別れた理由は、むやみに言いふらさない。 | 傷つけない振り方・別れ方の30のポイント

恋人と別れた後、周りの人から聞かれるのが、別れた理由です。

「仲良くしていたのに、何があったの? なぜ別れたの?」

別れの理由を聞かれるのは、ごく自然な流れでしょう。

「人の不幸は蜜の味」と言います。

相手も別れ話には興味を引かれ、がつがつ聞いてくるでしょう。

「もう別れたのだから、別に言ってもいいかな」と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。

別れたことを話すのはいいのですが、別れた理由は、むやみに言いふらさないほうが賢明です。

別れた理由が何であれ、こうした話は周りに伝わるのが早い。

別れた理由を人に話すのは、相手のプライバシーをばらしているのと同じです。

元恋人のところまで話が伝われば「よくも言ったな」「プライバシーの侵害だ」と恨まれる可能性があります。

せっかくいい別れ方ができても、別れた後にめやすいのです。

気にしない人もいるかもしれませんが、気にする人も大勢います。

ましてや別れた理由は、デリケートな内容です。

喜んで公にしたい人は少数でしょう。

もし別れた理由を聞かれたら、曖昧にぼかすのが得策です。

「まあまあ、いろいろあってね」

「付き合っていると、それなりにあるでしょう」

ぼかして話したくない様子を見せれば、相手もそれ以上は追求してこないでしょう。

どうしても理由を話す場合は「性格の不一致」「価値観の違い」など、抽象的な言い方でぼかすのが賢明です。

具体的に理由を話すのは、プライバシーの問題があるため、避けるようにしましょう。

傷つけない振り方・別れ方のポイント(29)
  • 別れた理由を聞かれても、曖昧にぼかす。
付き合ってすぐ別れることも、あっていい。

傷つけない振り方・別れ方の30のポイント

  1. 独身を貫くと決めているなら、早めに伝えておくのが賢明。
  2. 別れ話の前は、いくら迷ってもいい。
    ただし別れ話を切り出す場面になれば、もう迷ってはいけない。
  3. すべてを一度に進めようとしない。
    できることから少しずつ始めよう。
  4. 参考にしたいのは、相手の過去の別れ。
  5. 別れた後の未来は、本当に明るいのか。
  6. 交際の評価は、最後までわからない。
  7. 面接の練習はするのに、なぜ別れ話の練習はしないのだろう。
  8. 別れ話で別れる方法と自然消滅で別れる方法。
    別れるなら、どちらがよいのか。
  9. 別れ話を切り出すときに注意したい姿勢。
  10. 恋人と別れるためには、喧嘩が必要なのか。
  11. 相手を傷つけたくなければ「自分が悪い」という理由にしておくのが無難。
  12. 「好きかわからなくなった」という言い方は要注意。
  13. 相手がしつこい性格なら「ほかに好きな人ができた」という理由には注意する。
  14. 別れ話は、涙を流しながら話し合ったほうがいいのか。
  15. 不器用だから努力をしないのは違う。
    不器用であっても、努力は必要。
  16. けなしながら別れようとすると、こじれる。
    褒めながら別れようとすると、うまくいく。
  17. 傷つけまいとして別れ話を切り出さない人が、一番嫌われる。
  18. 体験談やマニュアルから得られるのは、正解ではなく、ヒント。
  19. 別れ話がこじれやすい3つの言葉。
    「いつも」「必ず」「絶対」。
  20. かっこいい失恋をしたければ「自分は悪者でもかまわない」と思うのがコツ。
  21. すべて言いたくても、すべて言ってはいけない。
  22. 別れ話を切り出したとき、取り乱す相手を見下さない。
  23. ひどい別れ方をして苦しむのは、相手だけではない。
    自分も苦しむ。
  24. 最も無難な別れの理由。
  25. 「別れた後、誰かと付き合うのか」と聞かれたときのベストアンサー。
  26. いらいらした瞬間こそ、別れ方を決める大切な場面。
  27. 別れの締めくくりは「さようなら」より「またね」。
  28. 別れ話を切り出させるように仕向けるのは、ありか。
  29. 別れた理由は、むやみに言いふらさない。
  30. 付き合ってすぐ別れることも、あっていい。

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