執筆者:水口貴博

決断力を高める30の方法

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心の関係は、気持ちを第一に考える。

心の関係は、気持ちを第一に考える。 | 決断力を高める30の方法

私は母に、どう父に出会って、なぜ父と結婚しようと決めたのか、聞いてみたことがあります。

これは私だけに限らず、どこの家庭でも一度は親に聞いてみたことがあるのではないでしょうか。

私の父と母が出会ったきっかけは「お見合い」です。

私の父も母も、お見合いを始めた当時、すでに仕事を持っていて、だんだん落ち着いていたころでした。

それで、そろそろ結婚のことも考えなくてはという理由から、お見合いを始めたそうです。

母は、はじめ父とは別に、もう1人の男性ともお見合いをしていました。

その男性のほうが、実家からも家が近く、連絡を取りやすいですから、立地条件からその男性のほうを優先的に考えていたそうです。

しかし、最後に選んだのは、私の父のほうでした。

母に選んだ理由を聞いてみると「好感が持てたから」という答えが返ってきました。

お見合いは、自分の人生のパートナーを選ぶ、大きな一大決心の1つです。

私の母はとても単純に「好感が持てたから」という理由で選んだわけです。

相手の地位や肩書や立地条件などに振り回された決断は、あとあと大きな後悔を生みやすいものです。

しかし、好感が持てたという理由で選べば、なにより自分の気持ちで選んだことなので納得がいきます。

心の通い合う関係を決めるときには、相手の地位や肩書に振り回されるより、自分の気持ちに正直になったほうがうまくいきます。

私の母は、大切な心の通い合う関係だからこそ、自分の気持ちを大切にして、父と結婚しようと決めたのです。

そういえば、つい先日、私の両親は結婚30周年を迎えました。

母は、父を選んで本当によかったと言っていました。

決断力を高める方法(16)
  • 心の関係は、気持ちを第一にして考える。
他人に決められると、決断できても、行動できなくなる。

決断力を高める30の方法

  1. 人生は、決断の連続だ。
  2. とにかく、自分のことは自分で決める。
  3. 正しい選択ができるように、見栄やプライドは捨てよう。
  4. 夢がある人には、決断力がある。
  5. 「告白」は、忘れられない決断となる。
  6. 決断ができる人は、どんなチャンスも生かすことができる。
  7. 自分が決めたことなら、悔やむことはない。
  8. せっかくの人からのアドバイスを「でも」と言い返さないこと。
  9. 決断しても、後から微調整すればいい。
  10. どうしても決められなければ、消去法を使えばいい。
  11. 飽きてしまうことを、人間的成長と考える。
  12. 遠慮をしないようにすれば、決断ができるようになる。
  13. 「わからない」ときは「わからない」という決断もあり。
  14. 自分がした決断は、自分が責任を取る。
  15. 考えすぎると、決められなくなる。
  16. 心の関係は、気持ちを第一に考える。
  17. 他人に決められると、決断できても、行動できなくなる。
  18. 短所ばかりを気にしていると、いつまで経っても決断できない。
  19. わからなければ、試しにやってみる。
  20. 間違えにいくと考えれば、決断ができる。
  21. メリットとデメリットを紙に書くと、決断がスムーズにできる。
  22. 一番いけないのが、何もしない人。
  23. 決めたことを、後からくよくよしない。
  24. より良い決断ができるために、たくさん勉強しよう。
  25. 自分の好き嫌いを基準にして、決める。
  26. うまい話には、裏がある。
  27. 逃げることも、大切な決断となる。
  28. 多数決の意見が、必ずしも正しいとは限らない。
  29. 「数字」で決めるのではなく「印象」で決める。
  30. 小さく嫌われる人が、大きく好かれる人になる。

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