執筆者:水口貴博

日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ30の対策

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日焼けには2種類ある。「サンタン」と「サンバーン」の違いとは。

日焼けには2種類ある。「サンタン」と「サンバーン」の違いとは。 | 日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ30の対策

日焼けは、どれも同じというわけではありません。

日焼けには、2種類あります。

「サンタン」と「サンバーン」です。

どちらも日焼けであることには変わりありませんが、少し意味が異なります。

日焼けの度合いによって対処も違いますから、ここで覚えておきましょう。

サンタン

炎症を起こさない程度の軽い日焼けのことです。

外出して日に当たって肌が少し焼けてしまった、というパターンがよく見られます。

主にUV-Bの紫外線による影響によって起こります。

軽度の日焼けであるため炎症や痛みが伴うことはありませんが、肌が黒くなることで、しみになる場合があります。

サンタンを起こした後は、美白化粧品でしっかりメラニン色素の沈着を促し、元の肌色を取り戻しましょう。

サンバーン

肌に炎症を起こすような、強い日焼けのことです。

バカンスで海に出かけた際、ビーチでうっかり寝てしまったときによく見られます。

UV-AとUV-Bの両方の強い紫外線を短時間で浴びることで、メラニン色素の放出が間に合わず、肌が炎症を起こした状態です。

つまり、やけどと同じ状態です。

炎症がひどい場合は、水ぶくれができることもあります。

皮膚がただれるだけでなく、肌のDNAにも強い損傷が出るため、しみができやすい状況です。

サンバーンを起こした後は、急いで冷たい水で冷やして、炎症を鎮めましょう。

やけどと同じ状態ですから、しばらくの間は無理な運動は控え、十分な休養を取ることが大切です。

ただし、水ぶくれの状態が広範囲にわたる場合は、自己判断せず、すぐ病院で診てもらいましょう。

日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ対策(6)
  • サンタンとサンバーンの違いを、理解する。
日焼け止めは、SPFが20もあれば、十分に効果があると考えていい。

日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ30の対策

  1. しみは、年を取れば勝手にできるものではない。
  2. 肌に問題がないなら、今こそ対策を始める、ベストタイミング。
  3. なぜ、日に当たり続けると、肌は黒くなるのか。
  4. 紫外線「UV-A」「UV-B」「UV-C」のそれぞれの特徴と違い。
  5. UV-AとUV-B。
    肌に、より悪い影響を及ぼすのはどちら?
  6. 日焼けには2種類ある。
    「サンタン」と「サンバーン」の違いとは。
  7. 日焼け止めは、SPFが20もあれば、十分に効果があると考えていい。
  8. 日焼け止めで見かける、SPFの数字の意味とは。
  9. 高いSPFの日焼け止めを塗っていても、塗り直しは必要。
  10. 日焼け止めを重ね塗りすれば、SPFの効果は足し算で計算できるの?
  11. どうしても塗る手間を減らしたければ、耐水性の日焼け止めを選ぶ。
  12. 状況に応じて使い分けたい、日焼け止めのSPFとPAの目安。
  13. SPFの数字は細かく表示されているのに、PAはなぜ3段階しか表示がないの?
  14. 塗っているのが日焼け止めだけでも、クレンジングは必要。
  15. 日差しが入るなら、部屋の中でも日焼け止めが必要。
  16. 日焼け止めに、時期が早すぎることはない。
  17. うっかり日焼けをしてしまいやすい5つのパターン。
  18. 日焼け防止をするなら、色に注意する。
    白い服より黒い服のほうが、紫外線を防ぎやすい。
  19. 日焼け止めを使っているほとんどの人が、実は塗り足りない状態である。
  20. なぜ、日焼け止めには「チタン」や「亜鉛」という金属が含まれているのか。
  21. 「ノンケミカル」の日焼け止めは、普通の日焼け止めとどう違うの?
  22. 日焼け止めを塗るのは面倒。
    こんなとき、しておけばいい対策は?
  23. 日焼け止めは、年中、必要。
  24. 朝や夕方にも紫外線対策が必要である、本当の理由。
  25. 赤ちゃんにも、日焼け止めは必要。
  26. 体の部分に応じた、上手な日焼け止めの落とし方。
  27. 生理中や妊娠中は、しみができやすい。
  28. 雨の日の傘は、黒を選べ!
  29. 男が日焼け止めをしても、まったく変ではない。
  30. 日焼け止めのコストパフォーマンスの悪さに悩んだときの工夫。

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