執筆者:水口貴博

テーブルマナーの達人が心がける30の心得

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食とマナーを大切にする人は、肉の一口目に、レモンや調味料をあえて振りかけない。

食とマナーを大切にする人は、肉の一口目に、レモンや調味料をあえて振りかけない。 | テーブルマナーの達人が心がける30の心得

肉を使った料理には、肉の味を引き締めるためのレモンが一緒に登場します。

また、給仕にお願いをすれば、塩やコショウなど調味料ももらえます。

食べる前に、レモンや調味料を振りかける人も多いのではないでしょうか。

もちろんそれでいいのですが、食とマナーを大切にする人は、少し違う行動を取ります。

肉の一口目は、そのままで食べます。

あえてレモンや調味料を振りかけません。

これこそ、一生懸命にシェフが作った料理に対するマナーです。

肉本来の味わいを楽しむためには、そのままでいただくのが一番。

一切の調味料を加えないほうが、よりはっきり感じられます。

コーヒー本来の味や香りを楽しむため、一口目はブラックで飲むのがマナーという考え方と同じです。

それが作ってくれた人への礼儀であり、感謝の表現です。

最初の一口は、あえてそのままでいただく。

レモンや調味料を使うなら、一口目が終わってからです。

そのままの肉を味わうからこそ、レモンや調味料の必要量が調整できるのです。

テーブルマナーの達人が心がける心得(24)
  • レモンや調味料を使いたくても、最初の一口はそのままで食べる。
残すことがわかっているなら、量を少なくオーダーするのがエレガント。

テーブルマナーの達人が心がける30の心得

  1. テーブルマナーの上級者への道のりは、短い。
  2. レストランの予約は、面倒とはいえ、しないほうがもっと面倒なことになる。
  3. 大きめの荷物やコートは、クロークに預けるのがマナー。
  4. 案内されたテーブル席に座るときは、左側から。
  5. テーブルマナーにたけた人の皿には、1滴のスープも残らない。
    どうやっているのか。
  6. 食事がいっそうおいしくなるよう、できるだけ明るい話題を心がける。
  7. 上級者は「すみません」「落とす」という言葉は、あえて使わない。
  8. 食事中のげっぷ・くしゃみ・おならを少しでも防ぐ方法。
  9. 熱い飲み物を飲むとき、一口目は軽く口をつけて、熱さを確認。
  10. レストランで露骨なお金の表現は、できるだけ避ける。
  11. ステーキとライスを楽に食べる方法。
  12. 知らない人が多い、ナイフレストが登場したときのマナー。
  13. テーブルマナーの上級者は手を挙げずに、給仕を呼べる。
    その方法とは。
  14. 苦手な食べ物があるときの上手な対処法。
  15. 給仕との会話は、料理の味をより引き立てるためにある。
  16. 朝食や昼食を10分以内で食べ終えてしまう人が注意したい食べ方。
  17. 噛んでいる途中で、次の一口を口にしない。
  18. 食事は量ではない。
    噛む回数と時間だ。
  19. ささいなマナー違反は、見て見ぬふりをするのがエレガント。
  20. 「何だかこの人と一緒にいると話しやすい」そんな人が心がけている、見えない気遣い。
  21. サラダがフォークに刺さらないときの解決法。
  22. おなかがすいていない状況で料理を食べるとき、心がけたいこと。
  23. マナー違反もマナーになる場合がある?
  24. 食とマナーを大切にする人は、肉の一口目に、レモンや調味料をあえて振りかけない。
  25. 残すことがわかっているなら、量を少なくオーダーするのがエレガント。
  26. 口元の汚れを拭いたと思われない、上手な工夫。
  27. 女性から一目置かれる、かっこいい会計の済ませ方。
  28. テーブルマナーの上級者は、現金による支払いを嫌がる。
  29. お会計は、手のひらに文字を書くポーズで伝えることができる。
  30. フォーマルなレストランで別々の会計は、マナー違反。

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