執筆者:水口貴博

仕事が速く完璧にできる人になる30の方法

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返事の速いメールほど、熱意を感じる瞬間はない。

返事の速いメールほど、熱意を感じる瞬間はない。 | 仕事が速く完璧にできる人になる30の方法

メールは、手書きの手紙とは違い温かみに欠けています。

簡単にすぐ送信できますから、その手軽さのために、手書きの手紙ほどの感動はありません。

手書きの手紙は、内容がどうであろうと、大きな感動があります。

手紙を送るというのは、実際とても面倒なことばかりです。

封筒や切手を買い、文章を書き、封を閉じてポストまでわざわざ入れに行く、という面倒なことばかりをしなければなりません。

面倒を嫌がる人には、苦手と感じる作業です。

それだけに、受け取った側はどんな手紙の内容であろうと、手書きの手紙には感動してしまうのです。

では、デジタルのメールには感動はないのでしょうか。

いいえ、デジタルの電子メールにもきちんと感動があるのです。

ただアナログである手書きの手紙とは、ちょっと変わった特徴を持っています。

それが「返事の速さ」です。

デジタルのメールを通して熱意や本気さを伝えようとするなら「返事の速さ」でアピールすることです。

返事の速さは、熱意や本気さに比例します。

好きな人へのメールの返事はすぐしようと思いますが、どうでもいい人は、後回しにしてしまうことと同じです。

勧誘やスパムメールには、返事をしようとさえ思いません。

返事の速さは、感動を伝える効果があるのです。

仕事でも、また同じことがいえます。

送ったメールの返事がすぐ返ってくると「おっ! この人はやる気があるな」と感じます。

「相手も今、メールをチェックしているのだな。すぐ返事を書いてくれたことが嬉しい」

そう思ってしまうのです。

相手に熱意や本気さを伝えたければ、メールの内容より、返事の速さにポイントを置いてください。

デジタルのメールには、返事の速さこそが、気持ちの表現になるのです。

仕事が速く完璧にできる人になる方法(11)
  • メールの返事は、速くする。
「人間改善」より「システム改善」がポイント。

仕事が速く完璧にできる人になる30の方法

  1. 上司に言われた衝撃の一言。
    「速く完璧にしなさい」
  2. 経験量が、仕事の質を上げる。
  3. メモを取ることが、スピードと質を上げるポイント。
  4. ノウハウを、惜しみなくプレゼントしよう。
  5. 腰が低い人ほど、仕事ができるようになる。
  6. 議事録は、すべてを書こうと努力する。
  7. 仕事をたくさん抱えているときは、メモを作って、デスクに張る。
  8. 感謝をする人が、感謝をされる。
  9. 大きな仕事は、午前中に行うほうがいい。
  10. 部下に教える時間は、将来への投資時間。
  11. 返事の速いメールほど、熱意を感じる瞬間はない。
  12. 「人間改善」より「システム改善」がポイント。
  13. 気が利く人は、目立たないけど、重要な存在となる。
  14. 言葉遣い1つによって、仕事の質が大きく変わる。
  15. スピードが速く、質の高い仕事のためには、できるかぎり少人数のほうがいい。
  16. 仕事を真面目にしない。
  17. メールだけに頼らない。
    直接会って、話をしよう。
  18. 臨機応変の正体は、暗記だった。
  19. 「君、お前、あんた」は禁句。
    きちんと名前を使って呼ぶこと。
  20. 「即断、即決」は、仕事のスピードと質を高める。
  21. 本番で仕事が決まるのではない。
    準備段階ですでに勝負がついている。
  22. 理解をさせる側ではなく、理解をする側に回ること。
  23. 「この人といると成長できる」という人に、しがみついていこう。
  24. 他人を変えるのではなく、まず先に自分が変わる。
  25. 初めて経験する仕事に対しては、必ず不安が発生するもの。
  26. 「自分には関係ない」は、禁句。
  27. 長時間の仕事のために、補強ツールを用意する。
  28. 喜びの声を共有すると、モチベーションアップにつながる。
  29. 「できない、無理、不可能」は、禁句にしよう。
  30. 助けると、助けられるようになる。

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