執筆者:水口貴博

学校では教えてくれない30のお金の考え方

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「けち」と思われる贈り物は逆効果。高いほうを選んでおけば間違いない。

「けち」と思われる贈り物は逆効果。高いほうを選んでおけば間違いない。 | 学校では教えてくれない30のお金の考え方

お歳暮やプレゼントなど、年間の行事には贈り物をする機会が何度かあります。

お歳暮に限ったことではなく、父の日、母の日、誕生日、暑中見舞いなど、数を数えれば結構あります。

こうしたときの贈り物を選ぶ際には、毎回迷ってしまい、最後には「どちらにしようかな」と一番時間を費やしてしまうのです。

ある程度までは贈り物の見当をつけることはできるのですが、最後の最後で2つまで絞られ、どちらにしようかと迷うものです。

そんなときには「値段の高いほう」にすることがポイントです。

あるいは「価値の高いほう」にしておいたほうがいいのです。

値段はたった数百円、数千円の違いですが、この「ちょっと出しすぎたかな」という精神的な余裕は相手にはきちんと伝わります。

金額的には小さな違いでも、受け取るほうには差が大きく感じられるのです。

たとえば私はお歳暮や暑中見舞いなどの贈り物を贈るときには、ちょっと大きめの物を贈るようにしています。

そうすると相手の人にとって「これほど!」というちょっとした心理的好感を与えることができます。

また多すぎればお隣さんにおすそ分けができ、コミュニケーションの機会を作り出すこともできます。

相手にとってちょうどいい量も悪くはありませんが、相手にとってちょっと多いなと思う量もいい影響を与えるのです。

むしろあまりに値段の安い物を贈ってしまい、相手からけちられたと思われるほうが損失は大きいのです。

ちょっと値段をけちったばかりに印象がよくなるどころか、悪くなってしまうことがあるのです。

「けち」と思われたらせっかくの贈り物も台無しです。

贈り物で迷ったら「高いほう」を選んでおけば、まず間違いはないのです。

学校では教えてくれないお金の考え方(17)
  • 贈り物で迷ったら「高いほう」を選ぶ。
お金は働いて得られるもの。
決してもらうものではない。

学校では教えてくれない30のお金の考え方

  1. 世の中の不思議。
    学校では、お金については教えてくれない。
  2. お金は、物々交換から誕生した。
  3. お金とは、世界共通の交換手段。
  4. お金を上手に使える人は、人生を上手に生きられる人。
  5. 清貧を心がけよう。
  6. 使う目的がないと、お金は意味がない。
  7. お金は、薬以上に強力な精神安定剤。
  8. お金を持っているから、みんなから好かれるわけではない。
    お金を使うときの態度が重要。
  9. 節約をして、性格が悪くなっては元も子もない。
  10. お金がまとまって入ってきたときほど、時間を置いて頭を冷やす。
  11. 見栄のためにお金を使うと、失敗する。
  12. 自分のお金で勉強すると、よく身につく。
  13. お金は、英語以上の世界共通語。
    世界の掛け橋になっている。
  14. お金の痛みが、その人の強さに変わる。
  15. お金は、心の余裕。
  16. お金という道具そのものに、人生をかけてしまっている人がいる。
  17. 「けち」と思われる贈り物は逆効果。
    高いほうを選んでおけば間違いない。
  18. お金は働いて得られるもの。
    決してもらうものではない。
  19. 1万円多く稼ぐことより、1万円節約するほうが簡単に感じられる。
  20. 本には、見えない原価がある。
  21. 健康運は、金運とつながっている。
  22. お金は銀行に蓄えるのではなく、知識や知恵に変えて頭の中に蓄える。
  23. 「儲かる」といううまい話には絶対に乗らない。
    お金に絶対はない。
  24. この世は、お金中心で回っている世界。
    お金で解決できることのほうが多い世の中だ。
  25. お金に苦労しない人ほど「給料」より「成長」を欲しがっている。
  26. ギャンブルは、負けるようにできている。
  27. ギャンブルは「儲けたい金額」より「損をしていい金額」を決めてから始めること。
  28. 貯金のときには、目的と金額を決めておくこと。
  29. お金の失敗は早いうちにさせておくこと。
    大人になってからのお金の失敗は痛い。
  30. お金を気持ちに変えよう。
    プレゼントをして感謝をすれば、もっと幸せになれる。

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