執筆者:水口貴博

プラス思考になる30の方法

4

非日常的なことが起こると、テンションが上がる。

非日常的なことが起こると、テンションが上がる。 | プラス思考になる30の方法

つい先日、車が接触事故を起こし、運転手と警官が言い争いをしている現場に居合わせることができました。

私が銭湯へ行く途中、歩いて道路を渡ろうとすると、人だかりができていて、のぞいてみると車の接触事故だったのです。

運転手はどうやら少し酔っているようです。

酔っている側からほかの車に接触しに行ったようで、どちらが悪いのかは見て明らかでした。

それでいて、自分は悪くないと酔っ払いの運転手は言っています。

「まあ、いいからとりあえず署に来てもらおうか」

警官がおなじみの言葉を言います。

しかし、何度言っても、事故を起こした側は一歩も譲りません。

「俺が何をしたというのだ」

どうやら自分が事故を起こしたことにも、悪いことをしたことにも気づいていないようです。

そのときには、すでに大勢の人たちが集まっていました。

接触事故を起こし、運転手と警官が言い争っているというので、様子を見ようと集まってきたのです。

「何があったんだ? 事故か?」

単なる車同士の接触事故だというのに、人がどんどんと集まってきました。

道路で言い争っているだけに、後ろには大渋滞ができていて、長い列ができている後ろの車にもかなり迷惑がかかっているようです。

人と人同士が言い争っているのは、いつもはお目にかかれない非日常的なことであるだけに妙に面白く感じられます。

私もそんな1人でした。

夜の8時ごろ、銭湯へ行く途中の道だったのですが、道端に人だかりができていましたから、ちょっとのぞきに行ってみたわけです。

こうした非日常的なことには妙に人が集まってきます。

運転手と警官は「俺は悪くない」と「とりあえず署に来てもらおうか」というやりとりを1時間も言い合っていました。

同じことの繰り返しで、見ている側はこうしたおかしなやりとりを面白おかしく感じていたようです。

誰もが見ても、どちらが悪いのかは明らかなのに、それを聞き入れない運転手に聞き分けの悪さを感じていました。

「自分もこのようにならないようにしよう」

反面教師さながらそう思いましたが、これはきっと周りに集まっている人たちも同じようなことを考えていたことでしょう。

中にはクスクスと笑いながら見ている人もいました。

不思議とこうした非日常的な光景を見ていると、こちらのテンションも上がっていくことに気づきます。

いつもと違った刺激を受けることができ、そのおかげで気分が少しずつ上がってくるのです。

人間にはマンネリが続くと元気がなくなってしまうという特性があります。

しかし、適度にいつもと違った刺激である非日常的なことがあると、よい刺激になりわくわくして元気になるのです。

プラス思考になる方法(4)
  • 非日常的なことで、マンネリの殻を破る。
「ToDoリスト」でテンションを上げよう。
精神的に身軽になると、元気になる。

プラス思考になる30の方法

  1. 楽しいことをしなくても、楽しいことを考えているだけで、次第に明るい気分になる。
  2. いつも元気な人と一緒にいよう。
  3. 人の集まっているところには、元気も集まっている。
  4. 非日常的なことが起こると、テンションが上がる。
  5. 「ToDoリスト」でテンションを上げよう。
    精神的に身軽になると、元気になる。
  6. 簡単なことから始めると、調子がよくなる。
  7. 人間は「人(ひと)」の「間(あいだ)」にいないと、元気になれない。
  8. 人生はすべて、本番ばかりで成り立っている。
  9. 短い言葉のほうが、心によく突き刺さる。
  10. 「多すぎる」や「長すぎる」には要注意。
  11. インプットをしすぎていませんか。
  12. 「スピード」を意識すると、気分が上がる。
  13. 隠し事は、できるだけ少なくする。
  14. 元気がなくても、体を動かしていると元気になってくる。
  15. どきどきすることに飛び込めば、テンションが上がる。
  16. ときどき苦しい経験しておくほうが、人生は健全。
  17. 1人で行動すると、テンションが上がる。
  18. 得意なことより、好きなこと。
  19. 我慢しない道を選ぼう。
  20. お金がかかると考えると元気が減る。
    投資と考えると、元気が出る。
  21. 「元気になる」とは「元」の「気」に戻すこと。
  22. 我慢をしていると、さらに嫌いになってしまう。
  23. 「面倒」と思い始めることが、心の老化の始まり。
  24. 不安定が、一番安定している状態。
  25. 明るい服を着ると、気分も明るくなる。
  26. 恥をかく経験がその人を強くさせ、人生を変えてしまう転機になる。
  27. 自分の表情によって、周りの状況が変わっていく。
  28. 損得より、楽しいかどうか。
  29. 「やらなくてもいいこと」がはっきりすると、元気が出てくる。
  30. 自分の元気+友人の元気=お互いの幸せ。

同じカテゴリーの作品

プラス思考」の人気記事

1
プラス思考
ポジティブになれない原因は、行動しないから。
ポジティブ思考になる30の方法
2
プラス思考
ネガティブな人は、複雑に考える。
ポジティブな人は、シンプルに考える。
ポジティブ思考になる30の方法
3
プラス思考
気持ちはなくていいから、とにかく癖にしてしまう。
ポジティブ思考になる30の方法
4
プラス思考
「どうせできない」はネガティブになるおまじない。
「何とかなる」はポジティブになるおまじない。
ポジティブ思考になる30の方法
5
プラス思考
嫌なことがあったときは、意味のあることと考える。
明るい性格になる30の方法
6
プラス思考
足りないのは、自分を褒める習慣。
暗い気持ちがぱっと明るくなる30の方法
7
プラス思考
相手を変えようとすると、うまくいかない。
自分を変えようとすると、うまくいく。
ポジティブ思考になる30の方法
8
プラス思考
「積極的な人間関係」でポジティブになる。
ポジティブ思考になる30の方法
9
プラス思考
「明るい人」になりたければ「行動する人」になればいい。
明るい性格になる30の方法
10
プラス思考
すべてうまくいかないときは、神様からの「休憩しろ」というメッセージ。
暗い気持ちがぱっと明るくなる30の方法

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION