執筆者:水口貴博

同棲生活の30のマナー

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相手の親の悪口は禁句。

相手の親の悪口は禁句。 | 同棲生活の30のマナー

同棲中は、相手の親の悪口を言わないよう注意してください。

一緒に暮らしていると、相手の親のマナー違反が気になることがあるでしょう。

もちろん明らかな迷惑なら、きちんと苦情として伝えたほうがいいでしょう。

たとえば、留守中、親が無断で部屋に入って掃除をするなら、困ったお節介として遠慮を伝える必要があります。

防犯上も危険です。

言い方に注意しながら伝えれば、親も自分のマナー違反に気づいて、行動を見直してくれるでしょう。

しかし、単純な愚痴や悪口はよくありません。

「食べ方が汚いね」

「いつも服装がださいよね」

「加齢臭が少しひどいね」

「いつも長話で話を聞くのが大変」

「最近、髪の毛が薄くなってきたよね」

本人は何気なく言ったつもりでも、相手はショックを受けるでしょう。

自分の親をけなされたり否定されたりすると、気分がよくありません。

軽い気持ちで言ったとしても、相手の心を深く傷つけます。

たとえそれが事実だとしても、自分の親を悪く言われて嬉しい人はいません。

自分の親を否定されると、間接的に自分まで否定されているように感じます。

ささいな一言がきっかけで、2人の関係が悪化して、同棲に悪影響を及ぼす可能性も考えられます。

小さな声でささやいた悪口であっても、相手を通して相手の親に伝わることもあるでしょう。

相手の親との人間関係が悪くなると、あなたの印象が悪くなり、結婚への障壁になります。

相手との親とは、同棲に限らず、結婚して夫婦になってからも続く人間関係です。

たった1回の悪口でも、人間関係を悪化させる可能性があるため、悪口には十分注意しましょう。

この心がけは、同棲中に限ったことではなく、結婚して夫婦になってからも同じです。

相手の親の悪口は禁句です。

心で思うことはあっても、言葉に出すのは我慢しておきましょう。

同棲生活のマナー(26)
  • 相手の親の悪口を言わないようにする。
同棲でも、相手に言えない秘密はあってもいい。

同棲生活の30のマナー

  1. あなたの礼儀作法が表れるポイント。
    それは、玄関で脱いだ靴。
  2. 元の状態に戻すルールを守ろう。
  3. 同棲中に注意したい3つの禁句。
  4. 彼女を家政婦扱いしない。
  5. 力仕事は、積極的に男性が名乗り出る。
  6. 彼女が生理で苦しんでいるときこそ、男の出番。
    大切なのは「いたわり」と「思いやり」。
  7. 生理用品は、見えないように工夫をしておく。
  8. 美を磨く行為は、彼に隠れてこっそりするのが基本。
  9. 2人で決めたルールは、社会的なマナー違反になっていないか。
  10. 行動を監視するような連絡を強要すると、かえって愛を遠ざける。
  11. 室内で長電話をするときは、同棲相手に配慮すること。
  12. 作ってもらった食事を食べ終えたら、感謝の言葉を伝えよう。
    「ごちそうさま。
    おいしかった」。
  13. 同棲中は、おならやげっぷはどうするか。
  14. 便座の上げ下げで揉めたときの、3つの説得方法。
  15. ジャージやスエットスーツを部屋着にすると、生活感が出すぎてしまう。
  16. 同棲では、謙虚な気持ちを持ち続ける。
  17. きれい好きな人は、完璧な清潔感を諦めることも大切。
  18. 帰宅時間は、きちんと連絡しよう。
  19. 夕食を食べて帰るにもかかわらず、連絡をしないのはマナー違反。
  20. 同棲相手を「未熟な子ども」として扱わない。
  21. 助け合いとはいえ、相手のお金や持ち物を盗む行為は窃盗罪。
  22. 携帯電話を盗み見したところで、いいことは1つもない。
  23. 試験や授業がうまくいかなくても、相手のせいにしないのがマナー。
  24. 同棲中の朝帰りをするときのマナー。
  25. 朝帰りを許すかの判断基準。
  26. 相手の親の悪口は禁句。
  27. 同棲でも、相手に言えない秘密はあってもいい。
  28. 同棲中にSNSやブログを楽しむなら、文言に注意する。
  29. 後ろめたい事情があったとしても、同棲相手に隠れて借金をしない。
  30. 長年同棲しているカップルが、あるとき結婚に踏み切る理由とは。

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