執筆者:水口貴博

人間関係で気をつける30の言葉遣い

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「くだらない」と言わないほうがいい。くだらない人間と思われるから。

「くだらない」と言わないほうがいい。くだらない人間と思われるから。 | 人間関係で気をつける30の言葉遣い

「くだらない」

この口癖に心当たりがある人は、要注意です。

もしかすると「くだらない」と言った瞬間、人間関係にひびを入れているかもしれません。

「くだらない」とは「価値がない」「無益」「ばかばかしい」という意味です。

しかし、価値がないかどうかは人それぞれです。

自分にとって価値がなくても、ほかの人には価値があるかもしれません。

「漫画はくだらない」と思っても、自分だけがそうであって「漫画は素晴らしい」という人はいます。

「古物はくだらない」と思っても、自分だけがそうであって「古物は素晴らしい」という人はいます。

自分に見識や教養がないから価値を理解できないだけです。

「くだらない」という口癖の人は、周りの人からばかにされます。

自分の未熟さをさらけ出してしまうからです。

「それが理解できないほど自分はおろかです。理解しようとする努力すらありません」と公言しているようなものです。

「くだらない」と言えば言うほど「くだらない人間」と思われるのです。

何かを軽蔑するつもりで言った一言は、自分が軽蔑される一言になるため、人間関係にひびが入ります。

だから「くだらない」とは言わないほうがいい。

自分が損をします。

「自分はまだ勉強不足」「自分とは好みが異なる世界」などと謙遜しておくほうが、無難です。

人間関係で気をつける言葉遣い(5)
  • 「くだらない」と思っても「くだらない」と言わないようにする。
大きな主語は、トラブルを招きやすい。

人間関係で気をつける30の言葉遣い

  1. どんなに外見がよくても、言葉遣いが悪ければ、台無し。
  2. 無意識に同意の強要をしていませんか。
  3. 「面白くない」と言わない。
    「わからない」と言えばいい。
  4. 「嫌い」が口癖の人は、嫌われる。
  5. 「くだらない」と言わないほうがいい。
    くだらない人間と思われるから。
  6. 大きな主語は、トラブルを招きやすい。
  7. 正論が、人を落ち込ませることもある。
  8. 「疲れたよ」と言われたとき、どう返事をするか。
  9. 選択に迷う友人の背中を押す一言。
  10. 「くだらない質問なのですが」という聞き方をやめる。
  11. 「うまくいくといいですね」という一言は、難しい。
  12. 「前のほうがよかった」は禁句。
  13. 挨拶をしても返事がないとき、どうするか。
  14. 誰にでも、触れてほしくないことが、1つはあるもの。
  15. 遅刻してきた人に「来るのが遅い!」と怒るのではない。
    「大丈夫でしたか」と優しく接する。
  16. 「特徴の比較の後は批判」という流れに注意。
  17. 「手伝いましょうか」という一言は難しい。
  18. 迷惑な行為であっても「迷惑」とは言わないほうがいい。
  19. 「前にも言ったよね」は禁句。
  20. ざっくりした答え方は「それ以上聞かないで」と誤解され、会話が続きにくくなる。
  21. 目上の人を褒めてはいけない。
  22. 「ニックネームで呼んでいい」と言われたら、すぐ呼び始めるのがマナー。
  23. 相手が謝ってきたとき、どう返事をするか。
  24. 「人生はそんなに甘くない」と言う人は、陰で笑われる。
  25. 「それくらい知っている」と言う人には、いずれ情報が回ってこなくなる。
  26. 「興味がない」を「教えてほしい」に言い換える。
  27. 怒りを愛の表現に変える、3つの工夫。
  28. 冗談でも言ってはいけない言葉は、冗談でも言ってはいけない。
  29. ひどいことを言ってしまいそうなら、黙っておくほうがいい。
  30. 「あなたが嫌いです」と言われたとき、どう言い返すか。

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