執筆者:水口貴博

スキンケアに必要な30の美容知識

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本当のセラミドを使った化粧品の見分け方。

本当のセラミドを使った化粧品の見分け方。 | スキンケアに必要な30の美容知識

肌の水分を守る保湿成分で最も重要なのが、セラミドです。

セラミドは、強力な保湿作用があります。

水の分子をサンドイッチのように挟むため、一度水分をつかむと、なかなか逃がさないのです。

たとえ湿度が0パーセントになっても、蒸発しません。

コラーゲンやヒアルロン酸より、はるかに強力な保湿効果があります。

夢のような保湿成分が、セラミドなのです。

保湿力の高い化粧品を探すなら「セラミド」と表記されたものを目安にするといいでしょう。

ただし、ここで1つ、気をつけておきたいことがあります。

「セラミド化粧品」とうたう化粧品でも、本当のセラミドが使われていないものがあります。

つまり、類似成分です。

セラミド類似成分を使った化粧品であり、本当のセラミドは使っていません。

「セラミドのような効果をもたらす化粧品」という意味で「セラミド化粧品」と書かれている場合があるのです。

巧みな言葉の言い回しですね。

販売側は、集客力や売り上げを上げるため、わざと「セラミド」という旬なキーワードを使うことがあるのです。

セラミドを使った化粧品は高額になりやすいため「セラミド類似成分」を使って、低価格を実現している場合があるのです。

もちろんセラミド類似成分にも、強力な保湿効果はあるのでしょうが、やはり本物には劣ります。

では、本当のセラミドを使った化粧品をどう見分ければいいのでしょうか。

ポイントは、数字です。

本物のセラミドには、必ず数字が使われている特徴があります。

よく見かけるのは「セラミド2」「セラミド3」「セラミド10」です。

セラミドの後ろに数字が付いているものが、正真正銘のセラミドです。

セラミド効果をうたう化粧品でも、数字の付いたセラミドが見当たらなければ、本当のセラミド化粧品ではありません。

セラミド化粧品を探すときの知識として、お役立てください。

スキンケアに必要な美容知識(9)
  • 本当のセラミドを使った化粧品を探すときは、数字を目安にする。
肌質は、生活習慣によって、変えることができる。

スキンケアに必要な30の美容知識

  1. まず身につけるべきは、化粧品より、美容知識。
  2. クレンジングで心がけたい、美の3ステップ。
  3. 化粧水をつけて、すぐ乳液を塗らない。
  4. 乳液のべたつきが苦手な人は、オリーブオイルやホホバオイルがおすすめ。
  5. いい香りがするアロマオイルは、化粧品に含ませてもいいのか。
  6. 乾燥対策とは、水分を与えることではない。
    保湿成分を与えること。
  7. コラーゲンを塗っても、肌のコラーゲンにはならない。
  8. 化粧品に含まれるコラーゲンやヒアルロン酸のよくある誤解。
  9. 本当のセラミドを使った化粧品の見分け方。
  10. 肌質は、生活習慣によって、変えることができる。
  11. しわができる本当の原因は、乾燥ではなく、コラーゲンの損傷。
  12. しわ対策は「コラーゲン配合」より「レチノール配合」のほうが、効果的。
  13. 「表皮のしわ」と「真皮のしわ」の違いと対策。
  14. 濡れた髪を自然乾燥させるのは、髪を傷めるもの。
  15. 濡れた髪をくしでとかすから、髪がぱさぱさになる。
  16. 喉の渇きは、体から発する悲鳴である。
  17. 鼻の黒ずみを取るパックにまつわる、私の失敗談。
  18. 寝る時間を削ってまで、半身浴をする必要はない。
  19. 睡眠不足は、犯罪です。
  20. キュウリを使ったパックは、タイミングに気をつける。
  21. 昔から愛用している化粧品でも、ある日、牙をむくことがある。
  22. 原因は必ずしも、1つとは限らない。
  23. ビタミンの効果は、毎年リニューアルされるものではない。
  24. 無駄毛の上手な除毛手順。
  25. 荒れた唇には、蜂蜜とラップを使ったパックが効く。
  26. ノーメイクや薄化粧の人でも、最低限の紫外線対策は必要。
  27. 眠くて目をこすると、茶色のくまができる。
  28. 顔面マッサージのしすぎは、かえって顔のたるみを進行させる。
  29. 就寝がずれるとしても、できるだけ1時間以内に抑える。
  30. どうしても自分で解決できない悩みは、美容皮膚科に頼る選択肢もある。

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