執筆者:水口貴博

海外旅行のトラブルを未然に防ぐ30の方法

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現地の人のふりは、不便になり、むしろトラブルを引き起こしやすくなる。

現地の人のふりは、不便になり、むしろトラブルを引き起こしやすくなる。 | 海外旅行のトラブルを未然に防ぐ30の方法

ガイドブックの種類によっては、海外の泥棒の被害に遭わないために、ありがちなアドバイスを目にします。

「海外旅行者とわからないような身なりや行動を心がける」というたぐいのアドバイスです。

海外旅行者とわからなければ、現地の泥棒の被害にも遭いにくくなります。

たしかにこれはいい方法です。

1つの対策です。

実際はどうでしょうか。

「なるほど」と思った私は、初めての海外旅行で、現地の人のふりをしようと努力したことがあります。

しかし、実際は難しいと感じました。

現地の人のふりをしようとすると、数多くの不便とリスクが出てくるためです。

慣れない海外で現地の人らしく振る舞うためには、街なかでガイドブックを開くことができなくなります。

知らない道があっても、人に聞くことができなくなります。

渡航先によっては、現地の人と肌の色や髪の色など変わりますから、肌の色を変えたり髪の色を変えたりするのも難しいでしょう。

そのほか、慣れない動き、派手すぎる服装などもあります。

何だかんだで、現地の人から見れば、やはり海外旅行者は一目でわかります。

無理をして現地の人の振りをして、ガイドブックを見ないようにすると、違う意味で、危険が増えます。

ガイドブックも見られず、わからないことがあっても人に聞けないなら、不便で仕方ありません。

別のトラブルに巻き込まれる可能性も出てきます。

現地の人のふりをするくらいなら、むしろ堂々と海外旅行者らしく振る舞うほうが、まだ安全です。

堂々とガイドブックで調べ、わからないところは店員や人に聞いたりするほうがいい。

何度か経験のある海外で、気持ちに余裕があればいいですが、どうしても必要な対策ではありません。

海外旅行のトラブルを未然に防ぐ方法(22)
  • 無理に現地の人らしい行動をするのは、やめる。
不慣れな土地で、道を聞くときに頼りたい、3人とは。

海外旅行のトラブルを未然に防ぐ30の方法

  1. 旅の失敗は、忘れないうちに記録する。
    自分のためだけでなく、ほかの人の役にも立つ。
  2. 高級ブランドを身につけた格好は、昼間でも危ない。
  3. 暑さと寒さの両方に対応できる、重ね着作戦。
  4. 言葉が理解できないことに、恥を感じる必要はない。
    堂々と「わからない」と言えばいい。
  5. 母国から持参した薬は、体調を整えるだけでなく、精神状態も整える。
  6. 夜中は、女性1人で歩かない。
  7. ハンドバッグの口を開いたままにしていると、泥棒から被害に遭いやすくなる。
  8. 現地のホテルスタッフに、危険な地域を教えてもらう。
  9. 最新のガイドブックを購入するだけで、ある程度の安全は確保できる。
  10. トイレは、行けるときに行っておけ。
  11. 有名どころのカウントダウンは、おむつが必須?
  12. 現金は、3カ所に分けることで、万が一に備える。
  13. スーツケースに鍵がかかっているからとはいえ、安心とは限らない理由。
  14. ホテルの目覚まし時計やモーニングコールは、頼れるようで頼りにくい。
  15. ホテルのフロントに貴重品を預けるからとはいえ、必ずしも安全とは限らない。
  16. パンフレットは、重要な情報ほど小さな字で書かれている。
  17. 規模の大きな海外旅行の場合は、面倒でもリコンファームをしよう。
  18. タクシーは、乗る前に所要時間と料金の確認をしておく。
  19. 笑顔で話しかけてくるからとはいえ、いい人とは限らない。
  20. 3週間前からチェックリストを準備し、1週間前からパッキングを始める。
  21. 海外旅行では、水はお金を出して買うのが基本。
  22. 現地の人のふりは、不便になり、むしろトラブルを引き起こしやすくなる。
  23. 不慣れな土地で、道を聞くときに頼りたい、3人とは。
  24. バッグを肌身離さず持ち歩くだけで、泥棒被害は激減する。
  25. やむなくバッグを手放すときは、両足に挟む。
  26. 物をなくすのは、必ずしも泥棒による被害とは限らない。
    自分の不注意は、もう1つの紛失の原因。
  27. 生理的我慢から解放されるトイレほど、不注意が起こりやすい場所はない。
  28. 見落としやすい、営業時間と営業日。
  29. 旅行で直行便をおすすめする、2つの理由。
  30. 海外旅行で「衝動買い」と「買いすぎ」を防ぐ、うまい工夫。

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