執筆者:水口貴博

人生を変える「海外旅行」のすすめ

14

批判は抜きにして「そういうものだ」と受け入れる。

批判は抜きにして「そういうものだ」と受け入れる。 | 人生を変える「海外旅行」のすすめ

海外旅行をしていると自然としてしまうのは「母国との比較」です。

あらゆることを比べてしまいます。

現地に着いて、母国より気温が暑い・寒いと感じる。

現地の人の態度を見て、母国の人より、優しい・厳しいと感じる。

現地の文化を感じて、いい・悪いと感じる。

生まれ育った母国と、いろいろ見比べることができることでしょう。

しかし、そのとき比べるのはいいですが、批判は抜きにすることです。

母国と比べて良いことや悪いことなど、言いたい意見もあるとは思いますが、今は考えない。

それは後の話です。

海外旅行をしているときは、とにかくあらゆることを吸収しましょう。

吸収しなければ、本当にいいのか悪いのか、評価のしようがないからです。

最初からぶつぶつ文句を言わず、ありのままを受け入れてみます。

インドに行って手で食事を食べる風習も「手が汚れる」と文句を言わず、真似てみる。

チップの習慣がある国なら「面倒だ」とぶつぶつ文句を言わず、テーブルに置いてみる。

現地の人の態度が悪くても「礼儀知らず」と思うのではなく、そういうものだと思ってみる。

それが文化。

それが風習。

それが海外です。

ただ、ありのままを受け入れる。

そもそも勉強は、抵抗があって自然です。

海外に行ったときの、抵抗感・違和感・嫌悪感は、いい勉強ができている証拠です。

それが海外旅行の楽しさなのです。

人生を変える「海外旅行」のすすめ(14)
  • 異文化の批判をせず、ありのまま素直に受け入れる。
本当に素晴らしい観光地は、1回ではとても見切れない。

人生を変える「海外旅行」のすすめ

  1. さあ、世界に目を向けよう。
    海外旅行をすると、見識が一気に広がる。
  2. 昔に比べ、現代ほど海外旅行がしやすい時代はない。
  3. 学生時代こそ、海外旅行をするベストタイミング。
  4. 難しく考えない。
    「行きたい」と思ったときに行くのが一番。
  5. 海外旅行の第一関門は、親の説得。
  6. 学生なら、遊びも勉強として受け止めてもらいやすい。
  7. 海外旅行で敷居が低くなる方法。
  8. 外国人に見慣れること。
    これが見識を広める第一歩。
  9. 本場は、おいしくない?
  10. 自分が感じる「おいしい」という基準は、必ずしも世界共通とは限らない。
  11. 期待をしつつも、期待しすぎないほうがいい。
  12. 「余裕ができてから」と思えるのは、すでに余裕がある証拠。
  13. 海外の体験は、海外でしかできない。
  14. 批判は抜きにして「そういうものだ」と受け入れる。
  15. 本当に素晴らしい観光地は、1回ではとても見切れない。
  16. 観光地は「誰と行くか」でまったく変わる。
  17. 時間もお金もなくていい。
    先に航空券を購入する。
    すると、時間とお金は作られていく。
  18. 海外旅行へ行くと、母国を客観視でき、素晴らしさを再認識できるようになる。
  19. 未知の経験が、素晴らしい教養。
    教えられたわけでもなく「なるほど」とわかることがある。
  20. 余裕がないときこそ、海外旅行をする意味は大きい。
  21. パスポートの出入国のスタンプは、勇気の証明。
  22. 現地の人と「挨拶」だけでなく「会話」もする。
  23. 自分の限界を超えるのは、難しいようで簡単。
  24. 若いころに受けた刺激は、その人の土台を作り上げる。
  25. なぜ海外に行くと、恋に落ちやすくなるのか。
  26. すべてを知ったつもりになっているのは、新しい情報が入ってこないから。
  27. 夢中になって写真を撮るより、自分の目で見て、感動すること。
  28. 本当に感動させられるのは「鮮明な写真」より「色あせた記憶」である。
  29. 海外旅行によって「世界の人はすべて、同じ人間」という認識を深めることができる。
  30. 興味があるから行くのではなく、行くから興味が出てくる。

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