執筆者:水口貴博

愛犬を長生きさせる30の方法

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屋外より室内のほうが、愛犬がぼけにくくなる。

屋外より室内のほうが、愛犬がぼけにくくなる。 | 愛犬を長生きさせる30の方法

「屋外より室内で飼うほうが、犬はぼけにくい」という研究データがあります。

室内で飼うと、飼い主がいつもそばにいることになります。

自然とスキンシップの量も増えやすくなります。

常に飼い主がそばにいるので、孤独に弱い犬にとっても安心して暮らすことができるはずです。

もし、家族で住んでいる家庭なら、なおさらいい環境です。

父や母、そのほか子どもや祖父や祖母など、数多くの人が遊び相手になってくれます。

そういう多くの人に囲まれている環境のほうが、自然とスキンシップにも恵まれやすくなります。

それに比べて屋外はどうでしょうか。

一見、屋外のほうが自然のように思えますが、一概に言えません。

外にいますから、通りを歩く人や車を見かけたり、空を飛んでいる鳥や虫などを目にしたりできることでしょう。

しかし、リードでつながれているため、目にすることはできても、触れられるわけではありません。

見ることはできても触れられないのは、犬にとっても不満がたまりやすくなります。

なにより屋外の場合、飼い主と触れ合える機会が限られています。

散歩のときと、飼い主が家から出入りするときくらいしか接する機会がないので、スキンシップが少なくなりがちになります。

孤独が苦手な犬には、なかなかつらい環境のようです。

しかし、屋外だからとはいえ、突破口はないわけではありません。

飼い主とのスキンシップを室内と屋外とで単純に比べたとき、屋外のほうが少なくなりがちというだけです。

大切なことは「量」より「質」です。

意図的に飼い主が外にいる犬に会いに行けば、短い時間でも、スキンシップを増やすことができるはずです。

「1人じゃないよ」「寂しくないよ」ということをわからせ、屋外でも濃いスキンシップをすればいい。

屋外でもぼけにくい犬へと育てることができます。

時間の長さより、どれだけ質の高いスキンシップができるかにかかっているのです。

愛犬を長生きさせる方法(5)
  • 屋外で飼うなら、短い時間でスキンシップの濃い時間を心がける。
知育おもちゃで、頭を鍛える。

愛犬を長生きさせる30の方法

  1. 犬の高齢は、早く訪れる。
  2. 犬のぼけは、脳細胞の死滅によって生じる。
  3. 犬のぼけ対策は、生まれたときから始まる。
  4. いつもと違った散歩コースを歩けば、愛犬の脳は活性化される。
  5. 屋外より室内のほうが、愛犬がぼけにくくなる。
  6. 知育おもちゃで、頭を鍛える。
  7. 犬にとって旅行は、頭にいい刺激がいっぱい。
  8. 小さな日帰り旅行をしてみよう。
  9. 犬も褒められたいと思えば、もっと行動的になる。
  10. 何気ない愛犬の存在を、常に感謝することが大切。
  11. 子犬を出産して家族が増えても、飼い主の手間は変わらない。
  12. 犬は、1匹だけより2匹飼うほうが、安定する。
  13. 犬の2種類の筋肉を鍛えることで、老化を防止する。
  14. 犬のぼけを予防するなら、DHAとEPAが効く。
  15. 食事も運動も問題ないはずの犬が、なぜか太ってしまう理由。
  16. 犬は虫歯になりにくい一方、歯のトラブルを抱えやすい。
  17. かわいいからと言って、太ったペットをほうっておかない。
  18. 犬の食事は、適量で与えてはいけない。
  19. 噛むことは、犬の歯の健康だけでなく、脳の健康にもつながる。
  20. 犬も白内障になる。
    散歩をするなら、早朝と夕方がおすすめ。
  21. 「犬が生きていける世話」ではなく「犬を満足させる世話」をする。
  22. 語りかけるすべてのタイミングは、スキンシップの時間にもなる。
  23. 犬の不安定になった心は、お漏らしとして表れやすい。
  24. テレビほど、犬にさまざまな刺激を与えられる便利な道具はない。
  25. 犬用ビデオは、飼い主がいない間の退屈しのぎになる。
  26. 飼い主に期待された犬ほど、強く育つ。
  27. 人が必要とする栄養と犬が必要とする栄養は、大きく異なる。
  28. 犬は、2人で散歩するより、大勢で散歩するほうが喜ぶ。
  29. 予防接種で、未然に病気を防ぐ。
  30. 犬がぼける本当の原因は、私たち人間にあった。

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