執筆者:水口貴博

犬との愛情を育む30の育て方

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ペットと触れていると、純粋な気持ちになれる。

ペットと触れていると、純粋な気持ちになれる。 | 犬との愛情を育む30の育て方

クッピーと触れ合っていると、ときどき無邪気さが羨ましくなります。

どんなに落ち込んでいても、クッピーとじゃれ合っていると、自然と元気が出てきます。

ペットは、人間とは違い深く思い悩むことはありません。

いつも明るい。

いつも元気。

いつも無邪気です。

「ご飯の時間だよ」と言ってご飯を差し出すと、舌とよだれをたらしながら、嬉しそうな顔をして飛びついてきます。

単純。

そういう単純なところが、また癒されます。

けがや病気をしている特別な場合を除いて、いつも元気いっぱいです。

「いつも元気でいいなあ。なぜこんなに元気なのだろう」

そう思ったとき、ふと気づきました。

ペットは今だけに集中しているから、いつも元気です。

どういうことかというと「過去も未来も考えない」ということです。

たった今この瞬間だけに集中している。

過去や未来を考えられるだけの発達した脳を持ち合わせていないというのが一番の理由です。

今に集中するだけでこれほど元気になれます。

過去を振り返ってため息をついたり、将来の不安でため息が出たりすることもありません。

そもそも考えなければ、ないも同然。

落ち込むことがありません。

この点を私たちは見習う必要があります。

無邪気なペットに触れて、無邪気さを思い出します。

今だけに、生きる。

過去も未来も、考えすぎない。

きっとあなたもペットのようにいつも元気でいられるはずです。

過去を振り返りすぎたり、未来の不安を考えすぎたりしていないでしょうか。

もちろん気になる気持ちはわかりますが、気にしすぎていても仕方ありません。

過去はすでに終わったことですから、今さらどうしようもありません。

一方、未来はまだやってきていませんから、心配しても仕方ありません。

過去を振り払い、本当に素晴らしい未来を迎えたければ、ペットのように「今この瞬間」を精いっぱい生きることです。

今を精いっぱい生きた結果、明るい未来も自然とやってくるのです。

犬との愛情を育む育て方(19)
  • 今だけに集中しているペットを、見習う。
飼い主とペットの関係は、もはや親子関係と同じと言っていい。

犬との愛情を育む30の育て方

  1. 人と犬とは、すでに長い付き合いがある。
  2. 愛着がつくから、名前をつけるのではない。
    名前をつけるから、愛着が湧く。
  3. 犬と触れ合っていると、運動能力は自然と伸びる。
  4. 言葉はなくても、犬とは会話ができる。
  5. 犬は、人の喜怒哀楽なら、理解できる。
  6. ペットを飼っている人は、なぜ感情豊かな人が多いのか。
  7. ペットを飼うなら、家族が増えるという覚悟が必要。
  8. ペットとの生活によって、本来の人間らしい生活リズムが整う。
  9. 動物は、言葉の意味は理解できないが、印象なら理解できる。
  10. ペットは飼い主に似るというのは本当の話。
  11. しっぽの振り方だけで、嬉しさの度合いが伝わってくる。
  12. ペットにかける金額の量で、ペットに対する愛情もわかる。
  13. 犬の臭覚は、人間の100万倍。
  14. 餌は、動物と人とを結びつける仲介になる。
  15. 犬は、顎の下をさすられるのが、一番リラックスする。
  16. 頭をなでられるのを嫌がる犬の気持ち。
  17. 触りたくても、触ってはいけない部分がある。
  18. 疲れたときこそ、ペットとじゃれ合おう。
  19. ペットと触れていると、純粋な気持ちになれる。
  20. 飼い主とペットの関係は、もはや親子関係と同じと言っていい。
  21. 犬を飼っていると、おしゃれに気を使うようになる。
  22. 犬を飼っているかぎり、足腰は弱らない。
  23. 本来、食事は大喜びするもの。
  24. 犬は、人間よりはるかに虫歯になりにくい。
  25. 犬と一緒に歩けば、当たり前の道に発見があふれかえる。
  26. 犬は悪くない。
    しつけが悪い。
  27. ペットに話しかけているうちに、心のつかえは取れてくる。
  28. 言葉が通じないからこそ、言葉以外のコミュニケーション能力が鍛えられる。
  29. 本当に困ったとき、犬はきちんと助けてくれる。
  30. 犬は死ぬ直前、意外な行動に出る。

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