執筆者:水口貴博

安眠・快眠の30のシンプルな方法

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部屋が暗いと、自然な眠気がやってくる。

部屋が暗いと、自然な眠気がやってくる。 | 安眠・快眠の30のシンプルな方法

睡眠促進ホルモンであるメラトニンは、夜になると、自然と分泌されるようになります。

そのメラトニンが分泌されるためのきっかけは、2つあり「時間」と「環境」です。

時間については、前項でお話ししたとおりです。

続いて「環境」について説明します。

「環境」というのは、具体的に言えば「周りが暗い」という状態のことです。

人間の脳は本能的に「夜は暗い」ということを知っています。

地球が誕生した46億年前から「夜は暗く、昼は明るい」というサイクルが続いています。

人だけでなく、地球上すべての生物にとっての共通サイクルです。

脳は、周囲が暗くなった状態に気づくと、夜がやってきたと知り、メラトニンの分泌を促します。

昼間、明るいと寝られません。

しかし、昼間でも部屋を真っ暗にすれば、だんだん眠くなります。

それは「部屋が暗い」という環境があるからです。

逆も言えます。

夜なのに、部屋が明るいと寝られません。

部屋の電気を明るくして寝ようとすると、寝にくいですよね。

それは明るいという環境が、メラトニンの分泌を抑えているからです。

さて、この事実に気づけば、夜に眠りやすくなるためのポイントが見えてきます。

単純なことです。

「寝る30分前から部屋を暗くする」ということです。

寝る直前に部屋を暗くするのではなく、できるだけ早い段階から部屋を暗くするのがキーポイントです。

個人差はありますが、30分前から部屋を暗くすれば問題ないでしょう。

もちろんいきなり真っ暗にする必要はなく、薄暗い程度まで明るさを下げればOKです。

だんだん脳は睡眠モードに移行していくので、自然な睡眠に入りやすくなります。

もちろん状況に応じて、20分前や40分前でもかまいません。

私はいつも30分くらい前から、部屋の電気を暗くしています。

暗い中でアロマをたいてリラックスしていると、自然な眠気がやってくるのです。

安眠・快眠のシンプルな方法(3)
  • 寝る30分前から部屋を暗くする。
就寝1時間前からは、テレビを見ない。

安眠・快眠の30のシンプルな方法

  1. 睡眠を促進させる鍵は、メラトニンが握っている。
  2. ライフサイクルを狂わせているのは、実は便利な「24時間営業の店」。
  3. 部屋が暗いと、自然な眠気がやってくる。
  4. 就寝1時間前からは、テレビを見ない。
  5. 寝室にテレビを置かない。
    本を置く。
  6. 無理に寝ようと考えすぎない。
  7. 眠くなるような難しい本を、睡眠薬として利用する。
  8. ぬるめの風呂に入る。
  9. 就寝前に、軽くマッサージをする。
  10. 軽いストレッチをすれば、リラックスできて気持ちいい。
  11. 寝る直前の大食いは、安眠の大敵。
  12. 寝る前に、コーヒー・紅茶・お茶は飲まない。
  13. 寝室は、いつもきれいにしておく。
  14. お酒に酔って寝ることほど、危険なことはない。
  15. 就寝前のアロマセラピーで、リラックスする。
  16. 冷え性の人は、手袋や靴下を履いて、手先足先を温める。
  17. ツボを押して、安眠と健康を手に入れよう。
  18. 枕カバーに、お気に入りのコロンをつける。
  19. 安眠の妨げになる、秒針の音。
  20. 夜の電話は、出なくていい。
  21. 足湯に入れば、全身の血行がよくなる。
  22. 遮光カーテンで、余分な光を遮る。
  23. 耳栓を使えば、外の騒音は怖くない。
  24. 時計を見えないところに置く。
  25. 睡眠中に失われる水分は、睡眠前に補給する。
  26. 寝る前に、しっかり汗をかく。
  27. 体を動かす機会は、自分で作る。
  28. 枕こそ、1日全体に影響を及ぼすアイテム。
  29. 夕食やデザートに、バナナを食べる。
  30. 「安眠の儀式」があると、眠りやすくなる。

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