執筆者:水口貴博

人生を真剣に生きる30の言葉

17

嘘は、後になればなるほど訂正しにくい。うっかり嘘をついてしまったら、直後に訂正するのが賢明。

嘘は、後になればなるほど訂正しにくい。うっかり嘘をついてしまったら、直後に訂正するのが賢明。 | 人生を真剣に生きる30の言葉

円満な人間関係を築くためには、できるだけ嘘を避けることが大切です。

嘘がよくないのは子どもでもわかることであり、言うまでもありませんね。

嘘はトラブルのもとです。

もちろん時には優しい嘘や建前の嘘も必要ですが、保身のためにつく嘘はよくありません。

嘘をついたところで、後からばれるものと決まっています。

嘘が多いといずれ相手から信用されなくなり、絆も友情も深めることができません。

日頃から嘘をつかないように心がけているでしょう。

しかし、頭ではわかっていても、日常ではうっかりすることがあります。

嘘に注意して正直を心がけていても、つい魔が差して嘘をついてしまうことがあるでしょう。

見栄を張ることもあれば、かっこつけたくなることもあります。

もちろん悪気はありません。

ちょっと魔が差しただけのこと。

そんなとき「いけない! つい嘘をついてしまった」と焦ってしまいます。

ここでどうするかです。

嘘の訂正は、後になればなるほど正直に言いづらい

よくあるのが「後から嘘を訂正しよう」というパターンです。

いったんその場はやり過ごします。

後からタイミングのいいときを見計らって正直に話し、嘘を訂正しようとします。

これがそう単純ではありません。

「正直に話そう」「嘘を謝ろう」と思っていても、なかなか言い出せません。

たった一言の訂正が難しく感じます。

場を改めると、嘘の訂正もしやすくなるに違いないと思いますが、実際は逆です。

嘘の訂正は、後になればなるほど心理的な抵抗が増して、正直に言いづらくなるのです。

そうこうしているうちに嘘がばれ、相手から失望されるのがオチです。

「どうして嘘をついたの?」と問い詰められ「正直に言おうと思っていたところだった」と言い合うことになるのです。

ではどうするか。

心がけることはただひとつです。

発言直後にさっと訂正するのです。

嘘をついた直後なら、訂正しやすい

うっかり嘘をついてしまったら、すぐ訂正しましょう。

「ごめんなさい。今のは嘘です。つい見栄を張ってしまいました」

これだけでいいのです。

間髪を入れないことがポイントです。

嘘をついた直後であれば、ほとんど抵抗なく言えるでしょう。

嘘の訂正は、直後であれば簡単です。

すぐ訂正すれば、相手もすんなり受け止めてくれるでしょう。

話の流れから「うっかりしちゃったのかな」と好意的に受け止めてくれるはずです。

ちょっとあきれたリアクションをされることもありますが、ご愛嬌あいきょうです。

うっかり嘘をついてしまうことは誰にでもあるもの。

その場の雰囲気があって、つい見栄や格好を気にして、嘘をついてしまうことはあります。

後から言いづらくて苦労するくらいなら、早めに訂正しておくのが賢明です。

一瞬の対応ですが、人間関係に影響する大事なことです。

嘘の訂正は一瞬の勝負です。

日頃から意識しておき、うっかりしたとき、さっと動けるようになってください。

人生を真剣に生きる言葉(17)
  • うっかり嘘をついてしまったら、後から訂正するのではなく、すぐ訂正する。
恥ずかしいから、体当たりする。

人生を真剣に生きる30の言葉

  1. 人生とは1日の積み重ね。
    1日を一生懸命生きる人は、素晴らしい人生を実現できる。
  2. 過去の事実は変えられない。
    過去の解釈を変えることならできる。
  3. 出会いは、一つ一つが、運のいい出来事。
  4. 勇気と行動力を高める魔法の言葉。
    「失敗してもいいからやってみよう!」
  5. 今ほど若い瞬間はない。
  6. 学生時代は、社会から恩恵を受ける時期。
    卒業後は、社会に恩恵を還元していく。
  7. 苦手意識は、徹底的な練習で克服する。
  8. 狙いを絞るから、結果が出せる。
  9. いつでもできる仕事だからこそ、今すぐ取りかかる。
  10. どうせ忘れるからといって最初から覚えないのはよくない。
    忘れてもいいから積極的に覚えていく。
  11. 知ったかぶりばかりしていると、癖になる。
    質問できない人になったら、脳の老化が加速する。
  12. 人から役立つ話を聞いたら、すぐ実行に移す。
  13. 今日一番頑張る瞬間を、毎日心がける。
  14. 嫌いな人はいてもいい。
    嫌いな人の悪口を言うのがいけない。
  15. 大変なときは上り坂。
    楽なときは下り坂。
  16. 無断欠勤は社会人として避けるべき行為。
    正当な理由がないかぎり、徹底回避を心がける。
  17. 嘘は、後になればなるほど訂正しにくい。
    うっかり嘘をついてしまったら、直後に訂正するのが賢明。
  18. 恥ずかしいから、体当たりする。
  19. 運動不足の解消は「歩くこと」から始まる。
    少しでも歩数を増やし、歩く距離を伸ばそう。
  20. 努力の方向性を間違えていると、いくら努力しても結果が出ない。
  21. 「逃げ癖」という言葉に逃げない。
  22. 小さな仕事・簡単な仕事だからといって「手抜きをしてもいい」という思考になっていないか。
  23. その日の疲れは、その日のうちに取る。
    ポイントは「入浴」と「睡眠」。
  24. 大人になってから勉強のやり直しができる人は心が若い証拠。
    新しい青春の風が吹き始める。
  25. 目的とは関係のない友人が、夢への掛け橋となる。
  26. 年始に立てた目標が放置されていないか。
  27. 3分の遅刻は叱っていい。
    3時間の遅刻は叱っていけない。
  28. 「しっかり動く」と「しっかり寝る」を交互に繰り返せば、人生はうまくいく。
  29. 人生に「さようなら」は必要ない。
    「また会いましょう」と言い換える。
  30. 人生を無限と思ってはいけない。
    人生は有限であることを自覚すると、人生観が変わり、生き方が変わる。

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